推しグループのラジオのはがき職人になりたい

「推しグループのラジオのはがき職人になりたい」と思って、一年が経ちました。

それまでもよく聞いている番組などに、送れそうなときにはメールを送るようにしていたのですが、ちょうど5人中3人が舞台の稽古期間に入り、その間、ほとんどのレギュラー番組を推しが担当することになった時期と、毎週楽しみにしていた番組が終わるタイミングが重なり、これはできる限り送ってみようと、「毎回投稿する」という目標を掲げて一年間やってきました。

アーティストを応援するのに、ライブ、イベント、特典会など、現場に行けるのがやっぱり一番だと思っています。だけど、自分の生活からして、なかなか自由に動けない。

その中でも何かできることがないかと思って始めた部分もあります。

ラジオならどこにいても、今はradikoのエリアフリーもタイムフリーも使えるし、ほぼ全通(?)できます。そしてメールは24時間送ることができる。

最初は面白いメールを送りたいな、読まれたら嬉しいなと思っていたのですが、続けていくうちに、だんだんと自分の送った内容などはどうでもよくなってきました。

リスナーさんが聞きたいのは推しのトークであって、一般人の私が何したどうしたなんて興味ないでしょう。
公共放送である以上、個人情報の取扱いにはセンシティブな面もあるかと思います。
なので、私の送る内容なんてどこの誰かのどうでもいい話題であって、ひとつも面白くなくても、送ったメールをきっかけに、推しの面白い話や新しい一面、今まで知らなかったことが聞けてたらいいなと思うようになりました。
ネタメールでもなく、一般的な内容ならまぁ、毎回送ることはできます。でもこれが不思議なもので、なんてことないメールでも、パーソナリティが取り上げたい話題とバチッとはまると面白くなったりするんですね。それも枚数来ないと選べないですもんね。

もちろん採用されなくても、お便りがたくさん届けばそれだけ「リスナーからの反響がある」という実績になります。

推しグループのレギュラー番組は生放送、収録番組も含めてもちろんのこと、新曲のプロモーションが始まると、地方のラジオ局などに生ゲスト出演する番組にもメールを送るようになりました。
初めて行く場所、初めてのスタッフさんなのに、なぜかいつものはがき職人からのメールが届いていたら、ちょっと緊張もほぐれるかなと思って。(実際どうかは知りません)
プロモーション出演される番組は、タイムフリーで前週のゲスト出演回などを聴いて、届いているお便りの感じや、リスナー層を想定して、なるべく普段のリスナーさんのおじゃまにならないようにトーンをそろえるように気をつけています。

番組によって読む場合と読まないところといろいろありますし、とりあえず送っておけば、こちらもリスナーからの反響として届いていると信じています。

むかしむかし、私が小中学生だった頃、ラジオが大好きでした。小学校の卒業文集にはラジオDJになりたいって書いてたくらい。

勉強のお供に、夜中まで地元局の音楽番組などをよく聞いていたのですが、本当に聴きたかったトークバラエティ番組は放送エリアではなかった上に、お便り投稿もその当時ははがきかFAX投稿。
自宅にFAXもなく、それ以前に聞きたくても聞けない、送りたくても送れないことは相当悲しい思い出でした。

収録テープを送ってくれる文通ヲタ友などもいるわけもなく・・・

それが今ではいつでもどこでも聞けて、番組によってはポッドキャストでアーカイブに残るという充実ぶり。
いい時代です。

推しグループに出会ってから、ちょうどコロなんとかの影響と産後の育休期間が重なり、子供とふたりぼっちで家にいるようになりました。
そんな中でradikoでラジオを聴くようになって、そういえば、昔からラジオ好きだったなぁ、と思い出しました。
産後のしんどい時期も、仕事復帰してからは昼休みに一人リフレッシュする時間として、本当に助けてもらったなぁ、という気持ち。

推しのおかげで「はがき職人になりたい」(実際になれているかはわからないけど)というぼんやりとした思いを叶えることができました。
ありがとう。

というわけで、おすすめのBMKの「怪物六面放送局」ポッドキャストURL貼っておきます。

派手さはないけど、なんだろう、「実家のおでん」みたいな番組です。

BMKってどんなグループ?と思ったら公式様のまとめ動画がとても分かりやすいので、ぜひ見て行ってください。



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