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表現力は表現する中身があってこそ

ここ数年手帳は石井ゆかりさんの星ダイアリーを愛用しているので、もう来年の手帳はいらないのに。

いらないのに、吉本ばななさんの「BABABA DIARY」というのがあるのを知り、なんだそりゃ??と思ってるうちに、サイン入りの予約というものが予定数に達してしまったし、まあ、いいか・・・いらないか・・ダイアリーあるしな・・・と、あきらめかけてた頃、ばななさんがAmazonのリンクを貼って紹介してた。

あ!まだAmazonで買えるんや!もちろんサインはないけど、ダイアリーとして使わなくても見てるだけで楽しいとか、ツイッターのレビューを読んでるうちに気になって欲しくなってたので、そっこーポチりました。年明ける前に手元に届いたわ。ギリギリ。

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B6サイズなのは、星ダイアリーと同じ。3分の1が月間ページと美しいコラージュのページで、残りが自由に書ける横罫のノートなんですよ。

なんですけど、そのノートの部分に!実に自由な形でばななさんの言葉が印刷されてるんです。

文字の大きさも場所も、罫線関係なく大胆に、自由に。ほんの4行とか5行の短い文章だけど、まさしく力をくれるし、心に沁みわたる。


ああ、ばななさんは、作家でプロだから、こんな短い文章で的確に人に勇気や前向きな力を与えたり伝えることが出来るんだなあ。


例えば。堂本剛さんは歌声で、メロディで、そして歌詞で伝えてくれる。


例えば、近藤康平さんの絵で、伝わるものがある。


そういった、文章や、歌声や、絵といった芸術的なもので伝える才能、表現力があるのはうらやましいなあ。そんな才能があったら良かったのになあ・・と思ってたんですが。


いや、待てよ?


その人自身の中に伝えるべき物語がある人は、作家や音楽家や画家でなくても、その立ち居振る舞いや、笑顔だけで、伝わるものがあるんじゃないかな。


伝えるべきことが自分の中にある人から、おのずと伝える手段が生まれてくるんだろう。


問題は、手段ではなくて中身のちっぽけさだったのだわ!!年末によい気づきを得ました。中身をアップグレードさせなければ。てへ。



※今日の内容と関係ないタイトル画像は、ある日の夕暮れ


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