白饅頭さん、結局どっちなんですか

今日の記事とそこに白饅頭さんが寄せたコメントを見て思うところがあったので、書くことにしました。

氏曰く、男女平等によって男性も女性的な思考を持つようになった事で責任を背負うとしなくなる、その過程で結婚もしなくなる、という話である。

だが正直に言うと、筆者はこの意見にん?と違和感を持ってしまった。それは少し前まで氏が言っていた事と主張が矛盾しているように見えたからだ。

つい数ヶ月前まで、氏はこの様な主張をしていた。


「おひとり様でも大丈夫」といった風潮が20年近く続き、その生き方が実はあまりいい結果をもたらさなかった事が最近明らかになってきた。その事から「結婚して子供を産んだ奴が偉い、一人前」という風潮の復権がはじまっており、近い将来振り戻しが来る、と。


…いや、結局どっちなんですかと。今日の記事の話と照らし合わせると結婚しない風潮が強くなるのか、おひとり様主義からの振り戻しが強くなるのか、どちらの社会になっていくのかが正直分からなかったのだ。

例えばこれが、
「産んだス文明とおひとり様文明両方の流れが出来てて、今日の記事はおひとり様の視点である」
とか、
「産んだス文明は流れができるまで10年単位で時間がかかり、それまでは結婚を志向しない人が増える」
といった注釈があるならまだ理解出来る。だが、今日の話を聞く限りそうではなく、社会全体で結婚はオワコン!という趣旨の発言であったために、日本社会全体がどのような方向に向かうと氏が思っているのか、よく分からなくなってしまったのである。

また、産んだス文明の話が数年前なら考えが変わったのだろうとも言えるが、この話をし始めたのはまだ数ヶ月前だ。数ヶ月でほぼ真逆の主張をし始めているのはどうなんだと。

筆者は白饅頭氏のマガジンをそれなりに長く購読しているし、自分の生き方は世の中への発信で大いに参考にさせて貰っている。だが、このように矛盾が生じる主張を今後も続けていくのであれば、捉え方を改める必要が出てくるかもしれない。

批判的な内容となってしまったが、どうしても違和感が拭えなかった。もし、氏の方に明確な考えがあるのなら、改めて聞いてみたい。


※追記

白饅頭氏より直接返信を頂けました。

エリート男性には都会に住むリベラル人も多いと思われるので、事実婚のような制度には肯定的かもしれない。それで実際に子供が増えるのであれば、そういう道を整備するのはありだとは思う。

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