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夢乃リリス、収益化RTA ~緻密なガバガバチャートとは【アップグレード版】

本記事は2021年2月13日(土)に投稿して、諸般の事情を考え一時期公開を差し控えていたモノを追記、アップグレードして再投稿したものになります。

公開を差し控えた理由は、記事内でメインで扱ったバーチャルYouTuber夢乃リリスが契約解除となり不要なリスクを回避するためでした。

ただ、今回再投稿に至った背景は当時の記事後にまた記載はします。

それでも、昨今のVtuberプロダクション『のりプロ』が目指すモノと、夢乃リリスがデビューした際の個性を重視して収益性を犠牲にしていた様子が今見直すと、当時とはまた違った側面が見えてくる気がします。

特に昨年末にかけて、『のりプロ』から大勢卒業に至った点も含めると、夢乃リリスについて書いた記事を見直すことは意義があると思っております。

まずは当時投稿した記事を読んでいただいた後に、そこを語っていきます。


●夢乃リリス、収益化RTA ~緻密なガバガバチャートとは

先日、佃煮のりお氏運営『のりプロ』からVTuber、夢乃リリスがデビューした。
そんな彼女はデビュー前から不穏というのか、下ネタを隠さない姿に視聴者、関係者を含めて心配をされていた。

その予感は初配信にて明らかになったが、予想以上の驚愕すべき内容の数々でもあった。こちらも視聴者だけでなく、関係者も唖然とさせた。
それだけに「クビRTA」といった発言も出てくるほどであった。

ただ、そんな自由すぎる彼女であっても、割と早くにYouTubeでの収益化が通っていた。確かにチャンネル登録者数1000人以上、年間再生数4000時間以上といった最低条件は大手に属していれば、それほど難しい話でもない。
どちらかといえば、その他の精査で引っかかりそうではあったが…

しかし、彼女の下ネタを含めた自由なスタイルは何も無法ではない。それらに関しては自身だけでなく、関係者も語られており、それらをまとめると収益性、マネタイズにも大きく関わってくる。

収益性、マネタイズに関しては私が常々、語っている内容でもあるため、夢乃リリスの魅力に触れながら、そこを見ていきたい。

■自由と反する収益化 ~YouTubeのみに頼らない収益性

RTA、リアルタイムアタックとはゲームのクリア時間を競うモノである。最近ではこの言葉の普及によって、ゲーム以外の場面であっても使われるケースも多くなっている。「クビRTA」といった発言もそういった使い方である。
(余談となるが、タイムアタックは和製英語ではあるため日本でのみ通じる言葉であった。しかし、その浸透は海外にも広がって、RTAという言葉が本当に広く使われている)

そんなRTAにおいて、禁じ手ともいえるのが本番での大胆なチャート変更である。ゲームである以上、最速とは決められた道順を進むことである。確かに人力でプレイする以上、誤差もある。だが、そこを許容範囲内に収めるのが、RTAとしての腕の見せ所でもある。

夢乃リリスもそんな大胆なチャート変更を初配信で行った。それが『くるみ☆ぽんちお』である。最も冒頭からトップギアではあったが。

思春期真っ盛りなYouTubeにとって、性的な画像、ワード、音声などはBANの対象である。同じ『のりプロ』所属の愛宮みるくも肌面積の多さからか初配信であっても、BANされたほど。
また、ママである伊東ライフとて肌露出の多い、Ver.1のガワではそういったリスクを恐れいた。実際、サムネイル上の肌面積だけでも収益化が外されたケースもあった。

そんな経験は活かしているのか、夢乃リリスの肌色面積は控えめ。とはいっても、比較的重要なところで肌の露出をしており、淫紋すら直に見せている。
初配信でのリスクは言動だけでなく、ビジュアル含め全方向でのオワタ式でもあった。もはや、収益化とはほど遠い、ガバガバチャートである。

しかし、その後に語られる幾つかのエピソードでは、これはオリジナルチャート発動ではなく、練られたモノと披露された。
そこで語られたのが、始めは収益化を意識して『くるみ☆ぽんちお』を唄わない安定志向であった。しかし、それでは持ち味を殺すとの関係者の声から、その判断には待ったがかかった。

最終的には、YouTubeでの収益化が付かなくとも、別の収益性を確保するからスキにやってこいという社長からの後押しした結果が、あの初配信である。それでも予想外は多かっただっただろうが。

夢乃リリスの持ち味を活かすことは、結果として収益化RTAを達成するよりも多くのフォロワーを集める魅せるRTAとして成功した。
それでも収益化自体も早々に達成しているので、RTA芸人のような最速と魅せるを両立した展開である。

ただ、収益化を達成したとはいえ、彼女のスタイルではYouTubeから収益化が剥がされるリスクは大きいだろう。実際、サムネ時点で収益化に黄色信号が出たと語るほどであった。
そうでなくとも、過去にはVTuber自体が繰り返しの動画として、AIから判定されるケースも多々あった。

そんな中では、YouTubeのみに頼らない収益性は大事となってくる。それは初配信の決断の中でも出てきた話である。

犬山たまきとも仲の良いVTuber、神楽めあなども収益化解除だけでなく、Twitterの凍結も何度もされている。それもあってか、神楽めあの収益性は様々に用意されている。

自分も詳しくは分かっていないが、Streamlabsなどのドネーションツールによって、YouTube配信内であっても支援を受け取ることが出来る。
これはYouTubeとは別サービスなので、YouTubeの収益化とは関係なく収益性を持つことが出来るのである。ただし、YouTubeで使えるドネーションの確認などは必要となってくる。また、支援してくれる側にも、その使い方を理解する必要がある。

YouTubeの収益化には実は制約が多く、配信スタイルの自由と反する部分もある。それでも、収益性とは視聴者から支援をして貰うことになる。YouTubeの広告収入にしても、広告を飛ばされては意味が無い。また、配信スタイルでは広告収入の額に期待は出来ない。だからこそ、スーパーチャットなどの支援が重要となる。

そうなると、多くのフォロワーを集める方が収益性と結びつくのかも知れない。だからこそ、『くるみ☆ぽんちお』というガバガバチャートに見えても、安定志向だったと言える。

■良好な親子関係 ~伊東ライフの娘として

そもそも、夢乃リリスの初配信は犬山たまきと伊東ライフという、VTuberとしての両親らによるリレー配信形式で始まっている。

リレー配信形式とは選挙でも必要とされる三バン、「ジバン(地盤)、カンバン(看板)、カバン(鞄)」を既に多くのフォロワー持つ配信者によって代用して感じとなる。そもそも、テレビでも番組宣伝も同じことだが。

これはYouTubeの収益化の最低条件である、チャンネル登録者数1000人以上、年間再生数4000時間以上を達成するには、有効な手である。
多くフォロワーを持つ者、インフルエンサーの宣伝は下手なCMよりも効果を発揮する。

しかし、この絵師としての母親、魂としての娘または息子というのは、ここまで良好とは限らない。本来はビジネスライクでしかないからだ。
また、VTuber親子コラボなどは目立ってはいるが、実際はレアケースである。初配信での親からの大規模の応援もレアであり、効果まで考えるとSSレアである。

それだけ絵師に対して、綺麗な絵が描けて、面白いことを言えるだけでなく、発信力も無いといけない。今の時代、絵師にこれだけのマルチな才能を求められている側面はあっても、これらを持つ人物は限られ、実行など容易な話ではない。

良好な親子関係とは武器もあるし、「伊東ライフの娘」という肩書きは更に意味を増す。
その反面、伊東ライフの娘である以上、夢乃リリスは異父、事務所が違うとはいえ愛園愛美とは姉妹になり、重荷となってしまうかもしれない。
知名度を得ている反面、明確な比較対象が生まれてしまうからだ。「兄より優れた弟など存在しない」と言うわけではないが、兄弟姉妹というのは、やはり比較対象になってしまうのは世の常である。

特に愛園愛美のセンシティブさと夢乃リリスのセンシティブさは性質は違えど、同じセンシティブである事には変わりない。
ここはエロゲーに携わり、エロ同人作家である伊東ライフもびっくりな経験豊富さであろうが。

また、今でこそ愛園愛美のセンシティブさが武器でもあるが、デビュー前では「伊東ライフの娘」ということが逆に足かせとなるのではないかと、伊東ライフ自身、危惧していたという。
ここに関しては、余所の事務所とはいえ、長女の育児経験から次女の夢乃リリスは「伊東ライフの娘」という肩書きに危惧していなかっただろう。

だが、それを超えてくるほどの人物であった事が配信によって驚かすことになろうとは思っても見なかっただろうが。次男、次女は奔放に育ちがちとはいえ。

後、伊東ライフといえば、苦労して手に入れた、「雀魂」の肉球マークをいとも簡単に娘の愛園愛美に賭けられ、無残に捨てられた過去がある。伊東ライフ自身が如何にブランディングに気を付けていても、娘達が自由奔放であっては、そのブランド力に傷が付いてしまう。

それは夢乃リリスの配信後すぐに親としてYouTubeに対して、収益化の阻害にならない様に平謝りする配信を行っている。
(他者の嘆願がYouTubeに対してそう届くわけではないから、この配信自体は当然ネタであろう。それでも夢乃リリスに対する、ある種の悪評とならないようにと視聴者に対してフォローの意図の方が大きかったのだろう)

また逆に娘の活躍は自身の成果として返ってくるので、母として娘を押していくことは無駄にはならないだろうが。

これは父親側に属して、事務所の関係者でもある佃煮のりお、犬山たまきも同様である。犬山たまきの配信でも、そのような裏背景などの説明を含めて、夢乃リリスに対するフォローを行っている。
ただ、下ネタもオッケーな夢乃リリスに対して、根が真面目を披露することは逆説的な「汚名返上」となって、持ち味を少しだけ損なうことにもなってしまうのだが…

ただ、「伊東ライフの娘」でなくともVTuberにとって、絵師ブーストは存在する。個人勢であっても、絵師の知名度によっては、ある一定の認知が得られる。
しかし、それはある程度の地盤、看板を受け付いただけで、本人の実力がなければ先へとは進まない。夢乃リリスとて、他よりは盤石な三バンを持っているが、これから先は本人の実力によるモノになってくる。

■推し続ける理由 ~貧乏だけで推したいわけではない

収益化によって、夢乃リリスにもスパチャが飛び交うほどの太いファンが付いていることが、目に見える結果となった。

そもそも、一日でも早く収益化したことは単に金儲けのためではない。夢乃リリスの貧乏エピソードに起因する。
収益化に至らなければ、払える給料もない。そんなひもじい思いを夢乃リリスにさせないためにも、社長としても安定志向での収益化は必須でもあったと語っていた。

そんな貧乏エピソードが配信内でも話されていることで、視聴者にとってもスパチャで支援する理由となっているのだろうか。夢乃リリスが夢乃リリスとして続けるための活動資金もとい、生活資金になると分かっているからだ。

スパチャとは一見すれば、見返りのない様に思うかもしれないが、そうではない。
1億以上のスパチャを稼いでいる桐生ココにしても、その用途は明言されており、配信者専用の家、ホロライブハウスを作ることである。1億以上稼いでいても手数料等を考えると、まだ道半ばだろう。
今後それが達成されて、ホロライブハウスが出来れば、その投資した結果は視聴者にも大きく見えてくることになるだろう。

VTuberと視聴者とは、搾取される関係ではなく、WIN-WINな関係でなければならない。それはネットメディアが双方向であるから、VTuberを含めた配信者と視聴者は密接に繋がっている。一方的な関係にはなれない。
そして、スパチャなどの支援によって、その親密さを近づけることが出来る。

スパチャとは推し続ける理由であり、先行投資でもある。

アプリゲームの課金でも「3000円払えば無料で10連まわせる」といった意味不明な名言がある。これは搾取される関係ではなく、運営とユーザーがWIN-WINな関係となっているから出てくる言葉ではないだろうか。
端から見れば、搾取されているように見えていても。

ちなみに同じ『のりプロ』所属の白雪みしろも貧乏エピソードから始まった共通点がある。そんな彼女も(佃煮のりおの友人であるにせよ)何の背景がなくとも、今ではチャンネル登録者数が10万人突破している。
見続ける者達にとっても推し続ける理由がなければ、ここまでは到達は出来ない。

そして、白雪みしろ自身も推し続ける気持ちだけでは、当然続けることは無理である。それまでの貧乏生活から脱却できる収益性があるからこそ、今も続けられているのだろう。

しかし、YouTubeでの活動とは入る金と同様に、出ていくお金もある。これはどんな商売にも言えること。だからこそ、YouTubeであっても、案外楽な仕事ではない。

逆に、既に生活が出来ており、YouTubeが楽な仕事でないと認識しているからこそ熊谷タクマはYouTube活動に消極的だったのかも知れない。

■クリエイター側にとっての『のりプロ』

今回は夢乃リリスを軸に語っているため、「伊東ライフの娘」という点も強く出して語ってきた。
しかし、他の『のりプロ』二期生はそれぞれ担当イラストレーターが違っている。イラストレーターの実績だけでなく、「伊東ライフの娘」以上に既に有名なVTuberを担当されいる方々である。

そんな担当イラストレーターの名前は、『のりプロ』の公式サイトではタレントの紹介と合わせて、きっちりと記載されており、Twitterへも飛ぶことも出来る(もっと言えば、敬称もしっかりと付いている)。

これは漫画家佃煮のりおがプロデュースするだけあって、タレントだけでなく、クリエイター側も同様と扱ってのことだろうか。
とかく、クリエイターは裏方になりがちではある。それは社長自ら嫌というほど経験していることだけに、参加するクリエイターにとってもありがたい話ではないだろうか。

またクリエイター側の話として夢乃リリスのデザイン、衣装関係はコンセプトを含めて、詳しく話されている。
それに三面図公開にしても、ほぼ設定画にすぎないモノ。これを公開されて喜ぶのは、ここから何か別の形を作ろうとしている人達ではないだろうか。

(現在は現Xの夢乃リリスのアカウントは消滅しております)

『のりプロ』はグッズ販売は禁止されているが、イラスト、漫画、コスプレ、動画など二次創作は歓迎されている。そして、同人誌の頒布等も問題ないとされている。
つまり、この三面図公開とはそういった作り手に向けて発信しているのではないだろうか。

確かに鬼灯わらべの三面図には下着姿もあったから、これなら多くの人に楽しめる要素は多いとはいえるが…

こういった側面はクリエイター側にとっても、『のりプロ』に関わりたい、参加したいと思わせるのは、他にはない魅力ではないだろうか。

■緻密なガバガバチャートは続く ~完走後の展開

よく人生をクソゲーと例えることがある。個々で異論があるかもしれないが、クソゲーらしいゲームバランスの悪さには否定できないだろう。
そんなクソゲーにおいて、安定志向でチャートを構築して、実際走ってみても上手くいかないことがほとんどだ。だからこそ、その対応を誤りがちとなり、ガバガバチャートになってしまう。

ただ、ガバガバになっても、綿密なチャートを構築していれば、トータルで見るとタイムや成果は収束する。計画を練っているからこそ、何も考えもなしに進んでいるからではないからだ。チャートには修正案も、ちゃーんと含まれている。

今後、YouTubeの収益化がどのように変化するかは分からない。まず言えるのは今よりもアップすることはない。それは広告収入の減少であったり、ユーザーの増加による動画視聴の分散などの要因がある。

そんな中で初期から多くの収益性をチャート構築していることは、今後においても有効で他にはないRTAを魅せることができる。

ただ、夢乃リリスはあくまで収益化RTAを完走したに過ぎない。5万人も突破したにせよ。
YouTubeで活動した者であれば分かるだろうが、ここまで来ること自体、大きな壁ではある。
だからこそ、他にはない大きな箱、三バンを持っているから、この壁、収益化RTAであっても好タイムを出すことが出来た。

それでも大きな箱だからこそ、逆にここまでがチュートリアルという側面もある。実際、先輩である犬山たまきは現在55.5万人と5万人と比べては、10分の1以下である。白雪みしろの10万人とて半分。
当然、これは活動期間の差である。だからこそ、夢乃リリスは本当にまだ始まったばかりなのである。完走した感想など、まだ言えるような場面でもない。

安定を求めようとも、常にガバガバへと陥りやすいクソゲーの中で、夢乃リリスはどのようなRTAを魅せてくれるのか。今後が楽しみであるということで話を締めたいと思う。
そして、これからデビューを控えている他の『のりプロ』二期生とともに、どのような活躍を見せてくれるのか。1ファンとして、同じクソゲーを生きる身としても楽しみなところである。

●ガバガバチャートはまだまだ続くよ 【アップグレードパート】

■クリエイター間のリファラル採用だったのでは

私の記憶となるのだが、『のりプロ』二期生であった、鬼灯わらべ、夢乃リリスは元々人づてで面白い子がいると紹介されて、出会ったと語っていた。今もその証言はどこかに残っているかもしれないが、そうでなくとも『のりプロ』のタレント自身がクリエイターであることも多い。それだけに交友からデビューしているケースもある。

さて、人づての紹介となると、「夢乃リリス」契約解除に含まれる“虚偽の申請”というのは当時から疑問に思っていた点ではある。

また、鬼灯わらべはクリエイターであるだけに、人づてというよりは同業者からの紹介、リファラル採用といったところになるだろう。熊谷タクマにしても佃煮のりおと以前より仕事上で交友のあったと語られている。

リファラル採用のメリットは求める側、紹介する側の双方で必要とする能力を分かっているため、ミスマッチが起こりにくい。ただ、その反面、すでに実力があり、似た業種である以上内情を知っている可能性は高く、温度差やギャップが出やすいのもある。

おそらく、鬼灯わらべの卒業にしてもクリエイター、演者の二つを求められた以上、リファラル採用のデメリットが働いたのではないかと感じられる部分があった。

また、こういったVTuberでの“虚偽の申請”は、他での活動、別の事務所での所属などといったケースが多いと聞く。ただし、リファラル採用であれば“虚偽の申請”は起こりにくいはずだ。

ここは今回、再投稿に至った理由ではないが、契約解除された当時から疑問視していた点である。
しかし、この後にも関わってくると思い、まず書いた次第であります。

■契約解除と卒業と方針転換、そして、「クビRTA」

当時、夢乃リリスに関して記事にした理由は、冒頭にも触れました“個性を重視して収益性を犠牲”にした点であります。これは当時の大手VTuber界隈でも異質だったと思います。

それだけに私はまず、この面白い人材を紹介したいと記事にまとめた訳である。

ただ、初期からのメンバーが卒業して個人勢しとて出て行った今の『のりプロ』に、“個性を重視して収益性を犠牲”にする方針はとれるのか疑問ではある。

卒業に関して社長である佃煮のりお氏も語れないことがあると言っている以上、社長としての権限に制約が掛かっている状態を示している。
また、現在の活動内容からも、発言以外にも制限が掛かっていることは容易に想像できる。

それだけに、“個性を重視して収益性を犠牲”にする方針は難しいだろう。
当然、今とてタレントの個性は重視はされていてるだろう。それでも、それは収益性とのバランスを見ての話となっているだろう。

夢乃リリスのように常にBAN覚悟の配信など、常人で出来る話ではない。経営者であれば、なおさらだ。

そういった中で、夢乃リリスがデビュー時に佃煮のりおが語っていた、「クビRTA」というのは今となっては何か重く突き刺さっているような気がする。

■『のりプロ』キャッチコピーの変更

『のりプロ』の現状に関して、いろいろと出ている情報から分析するのは難しい話ではない。だが、それは推測を交え語ることであり、個人、対企業間でもリスクがある行為である。
また、事実であっても語り方では問題ともなる。

私としても、夢乃リリスが契約解除になってから、元々の記事を公開するリスクがあって非公開としている。

しかし、今、夢乃リリスの足跡を残す意味はあると思っている。
それは『のりプロ』の現状に関してカウンターを示すわけでもないが、このときの楽しかった記憶を呼び戻したいだけである。

現在、『のりプロ』公式サイトのトップには、このようなキャッチコピーが掲げられている。

新しいジブンになれる場を。
新しいキブンをつくる輪を。

ただ、これは夢乃リリスがいた当時のキャッチコピーから変わっていると感じている。頼れるのが私の記憶だけなので、ご存じの方がいればコメントなどで残してほしいと思います。

いつ変わったのか、元々が何だったのかも、今となっては明確に思い出せない。頼れるのが私の記憶だけなので、ご存じの方がいればコメントで残してほしいと思います。

それでも、公式サイトのNEWSにある看板画像からこれだったと記憶しているモノをあげてみます。

大切な仲間と一緒に、
みんなの夢を叶える場所。

私が語りたいことは当時のキャッチコピーからもにじみ出ている気がしてなんとも言えない気分となってしまう。

それだけに、今、夢乃リリスの足跡を残す意味とは“個性を重視して収益性を犠牲”してでも、“夢を叶える場所”は確かにあったみと。その再確認こそが、記事の再投稿の意義だと思っています。そして、現状を追加することでアップグレードの意味であると考えます。

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