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学級通信 抽象と具体
noteを見ていただきありがとうございます。小学校教員生活13年間で2400枚の学級通信を発行してきた経験を元に、主に学級通信に関することを発信しています。
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最初に宣伝させてください!僕が所属しているオンラインサークル「まほろば」が学級通信に関するマガジンをスタートさせました!6人が輪番で学級通信に関する記事を書いていきます。
様々な観点、価値観から「学級通信」について発信するので、ご自身の学級通信に関する「観」をアップデートしたり、やってみたい実践が発見できたり…読者の皆様にとって少しでもプラスになることを願っています。
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さあ、今回は「抽象」と「具体」について書いていこうと思います。
突然ですが
「優しい人」ってどんな人でしょう?
「より良い学級」ってどんな学級でしょう?
とっても抽象的ですよね。抽象的だからこそ、今までの生活経験から感じたこと思ったことがその答えとなって出てくるはずです。大人でもこれだ!という一つの答えを言える人は少ないのではないでしょうか?
以前担任した6年生の児童から
「先生はいけないことを厳しく叱ってくれるから優しい人だと思っています。」
という言葉をもらったことがあります。逆側にあるような「厳しい」を「優しさ」と捉えている人もいるということです。
この抽象的なものに対し、学級の実態、児童の言動などの「具体」を共有し、様々な「見方」や「捉え方」ができるようになったり、新たな気づきを促したりできるのが学級通信の一つの魅力だと考えています。
「学級通信」は事実しか書けません。そこに嘘偽りを掲載することはできません。学級における児童の姿でしか語れないのです。
「優しくしよう」「よりよくなろう」「仲良くしよう」「力を合わせよう」「真剣に取り組もう」などなど、教育の現場では当たり前のように「抽象的」な言葉で児童の姿を捉えたり、児童の望ましい姿として掲げられることがあります。
「じゃあ何をすればいいの?」
「自分にはできているか?」
「これも優しさなんだろうな」
など、児童が考えたり、内省したり、気付いたり…児童が言われた言葉通りではなく、「自ら言葉を受け取って考えていく」余白を作っていくことが大事だと考えています。
学校は「小さな社会」と言われます。
自分と同じ年代のコミュニティで過ごすからこそ、様々な「具体」に触れることは大いに成長するチャンスだと思います。
では、それを授業、朝の会、帰りの会だけで問いかけたり考えたりできるのか…想像にも容易いですが、なかなか難しいですよね。
だからこそ、僕は「学級通信」を通して伝えた「学級の実態」「個人の言動」から新しい価値への気づき、新しい見方を共有できたらと思っています。
これは、僕自身の価値観が正しいということでもないし、担任の言うことが全てだという内容ではありません。
少しだけ先に生まれた人だからこそ、その経験を通して、伝えられることがあると思っていますし、1年間共に走る大人として一緒に考えていくべきだとも思っています。
そんな僕が、児童の具体的な行動に対してどのような言葉を投げかけているか、実際に2年前の6年生への通信を載せます。
一人一人の「ちょっとした」言動にスポットを当てたものです。
ちなみにこの通信を発行する前からこの内容を発行しようと決めていました。
「絶対に発行する」というアウトプット前提で過ごしたわけです。
これは「学級通信」を書く上でとっても大事なマインドだと思っています(またここら辺詳しく書きたいと思います😊)
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いかがでしたでしょうか?
児童のちょっとした「行動」「言葉」…こちらが意識してアンテナを高くするだけでも、当たり前のように毎日を過ごす教室には、心動かされるような、伝えたくなるような「具体」を発信できると思いませんか?
学級通信というよりは、「教師」という仕事において、児童に新たな気づきや様々な見方や捉え方について伝えることは大事なのかなあと思う今日この頃。
冬休み明けの2週目に配付したものなので、ホットな記事かと思います。先週の「あの子」を思い浮かべて学級通信を書いてみてはいかがでしょうか?
どなたかの参考になれば幸いです🙇
最後までお読みいただきありがとうございました。
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そして、学級通信を書いている方、書こうと思っている方、以前書いていた方…共に学ばせてください。
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最後に!!僕とXのスペース機能で学級通信談義をしてくださる方大募集です☺️ご興味ある方はXのDMから連絡いただきますようお願いします!
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