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四国を旅して思ったこと

また旅に出ました。この月末からちょっとした施設に通う事になったので、ニート終了となり、若干行動を制限されることに。ガチニート期間が終わってしまう直前に、四国を回ろうという魂胆です。

回るきっかけはもちろん水曜どうでしょうです。本当はお遍路回りたかったんですが、本隊よりもハードなスケジュール(4日間)なので・・・さすがに諦めました。110ccのカブ買ってお遍路とか行きたかったんですけどね・・・

というわけで、聖地巡礼(いつもの)と、おにぎりあたためますかグルメマップを頼りに四国を回ります。
山田家さんと、いろりやさんはマストで行きたいっすね。マジで四国の端と端ですが…

さて問題はどう回るかです。四国は車必須の国。レンタカーと行きたいところですが…緊急事態明けだったり、優良企業では4連休となる週末であった事もあり、空きがありませんでした。
となると電車・バスベースにタイムズカーシェアが最善ですね。電車で良いプランありました。

しかしこれ、12月10日から!!なんと…若者なのに……と思っているともっと便利なきっぷありました。

スマホのアプリから購入すると、9000円ぽっきりで3日間JR四国の特急自由席など色んな電車に乗りたい放題。しかも都度きっぷを購入せずに、スマホの画面提示で入出場可能という、なんか結構進んだサービスでした。いちいちMARS叩いてもらわなくていいから、とりあえずスマホ持って電車飛び乗ればなんとかなるというスーパーきっぷです。

これホント便利でした。前回の北海道は車移動だったので、自由度は高かったものの、移動しては次の目的地を考え、移動しては次の目的地を考え…だったので、とりあえずざっくり行きたい方向の電車に飛び乗って、車中で目的地を考えられるのは結構負担なくてよかったです。
いやまあ計画的に旅しろよって話なんですが。

で今計算したんですけど、3日間で24,130円分も乗ってました(笑) 一日分でほぼ元を取っています…なんて恐ろしくお得で便利なきっぷ……

さてそんなこんなで旅が始まります。

0日目 大阪→愛媛

今回は深夜バスでまず四国入です。鉄路陸路海路色々考えましたが、恐らく手軽で最安の手が深夜バスでした。

まあしかしバスは4列シート、しかも激混み。空席なかったレベルで混んでました。そこに8時間というなかなか初手からツラい状況。しかも夜中4~5回止まって車内灯つくんすよ?!若干眠剤入れたけど寝れねえって、いつ寝るのよホント。

1日目 愛媛

そんなこんなで朝5時半松山着。クソ寒いし、なにやら一番町というよくわからんところに降ろされます。キレそう。いや、恐らくなにかあるところなんですが、愛媛初上陸男にはナニココ…?!なとこでした。とりあえず記念パピコです。

執筆中に気づきましたが、五木ひろしさんの「夜明けのブルース」で歌われている『ここは松山二番町』の「一番町」でした。どっちにしてもジェネレーション的に馴染みはないですが…(笑)

まあでも演歌って、ちょっと仕事でアレしたことあるんですが、よくよく聴いてみるとなんかいいな…ってなるんですよね……鳥羽一郎の兄弟船とかね、実は一時期聴き込んだ時期がありましてね…ええ、ちょっと前職のPTSD引き起こしそうなので、ここまでにしますが…

https://youtu.be/spzV5WxNiRU?t=73
SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/15(手持ち)

え?なに?写真が暗い?気にしないでください。カメラが気になる方は以下の記事をご参照ください。

SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/15(手持ち)

ここが「大街道」という恐らく松山で一番デカい繁華街です。なんか広島もこんなとこありましたよね?
ただ時間はまだ5時半。マクドとすき家しか開いていません。安心安全の全国チェーンですが、初手それはちと悲しい。
深夜バスって意外と時間節約とか、お金節約とかそういうイメージあるけど、結局朝早く着きすぎて何もすることない状況に陥りがちですよね。

地図を見ていると、道後温泉本館が朝6時からの営業とのこと!おお!いいですね朝風呂。しかし路面電車の始発は6時過ぎ。大街道から歩いても30分なので、寒い夜明け前の松山ウォーキング開始です。

結構都会というとだいぶ失礼なんですが、こう京都とかのイメージでいるとだいぶ違う感じはしますよね。エジプトのピラミッドの裏がめちゃくちゃ都会みたいなそんな感じ。別府とかも駅前は結構マンション立ち並ぶ街らしいですしね。

そんなこんなで夜も開けきらぬうちに道後温泉到着。

SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/15(手持ち)
SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/15(手持ち)

30分歩いた疲れからか、ちょっと手ブレする。dp1quattroは鉄が綺麗に映るという前情報を得ているため、線路なんかもざっくり撮りましたが、やっぱもっと寄らないとダメみたいですね…

SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/15(手持ち)

ちょっと開けてきましたね。てかさっきからExifに変化なくて笑う

SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/15(手持ちですよね)

段々見覚えのある風景が見えてきます。道後温泉の最新記憶はアレですね。相席食堂でタージンさんがロケしてたのを見たのが最新記憶です。
この右手に坊っちゃん時計、このアーケードをくぐって突き当りを右に行けば道後温泉本館です。まあ何もまだ見えないんですけど。つかめっちゃローソンのドミナント戦略がいかちぃ商店街っすね。

SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/15

これがうわ…さ…の…アレ?なにこれ…
どうやら大規模改修工事中のようでした。しかもコロナ対策で入場制限を設けて、整理券を受け取って指定の時間にのみ入れるんだそう。これはこれは…。


SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/15

まあとりあえず気を取り直して聖地巡礼と参りましょう。たぶんこのコリラックマがある辺りに、サイコロ1の時の写ルンです自販機があった辺りでしょうね。大泉さんコケたんでしたっけ?しかもあれもう25年前とかなんですよね。さすがに様変わりしてますね。

あとだいたいこんな画角で奥に道後温泉本館を見ながら行き先抽選でしたかね。
サイコロ1って僕そもそもアンルイスがなんなのかわかってないジェネレーションなので、そこが一番の謎でした。最近やっと何者なのか知りましたが。

温泉にも入れず、当時の面影もそこまで知ることもできず。失墜のなかまだ薄暗い街をさまよっていると、人だかりを見つけました。

たぶん有馬温泉でいう銀の湯みたいな(?)そんな温泉が6時半からオープンしていました!しかも入場制限なし!400円!クレカ決済オッケー!最高!! 入りましょう。

道後温泉初めて入ったんですが、正直生きてきた中で一番いい温泉でした。温度がマジでちょうどいいのかな。10分も入ったらのぼせるくらい結構のぼせやすいタイプなんですけど、ここの温泉は熱からず温からずで30分は全然苦もなく使ってられました。
まあでもめちゃくちゃシンプルな温泉でしたね。でか湯船が真ん中に一個、サウナっぽいのが一個。洗い場も石鹸すらなく、ほぼ蛇口のみ。そう思うと400円が高く思えますが、温泉はマジで気持ちいいのでモーマンタイです。

ただ怖かったのが、体の体表面がアーティスティックな方が結構多かったことと、温泉の注ぎ口にずっとケツ当ててるおっさんが居て、ちょっとゆとりには堪えましたね… あとミストサウナもあったっぽいんですが、あんな状況でミストなんて何も見えない空間に行っちゃうと、映画のミスト並に怖いなと思って入れず仕舞いでした。
あとネット見てたらこんなウェブサイトもあったので置いときます。

https://ja.tattoo-go.in/spot/%E6%B0%B4%E5%8F%A3%E6%B8%A9%E6%B3%89%E3%81%A4%E3%81%B0%E3%81%8D%E3%81%AE%E6%B9%AF
SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/100
SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/100

外に出ると7時過ぎ。外も明るくなり、SSもやっと1/100台に。俺たちの戦いはコレからだ!

(明るくなってきたので、よっぽど突飛なものにならない限りExifの記載は省略します)

この「椿の湯」って壁に赤字であるやつなんですけど、あとこれ当初オシャ目指しドロップシャドウかと思ったら、たぶん前の黒字を消しきらずに上書きしてる感じですよね。アレ、違う?

となりには謎ストック画像大拡大地面敷き詰め空間がありました。こんなもん全身入れ墨おっさん温泉の横に作んなよ…

明るくなってきたので、もっかい本館見に行きます。立派な建てもんですな。やっぱでもdp1すごいのが、奥のほぼ黒つぶれしてる鉄骨のとことか拡大してもめちゃくちゃちゃんと写ってるんですよね。今まで使ってたSonyとかなら、ぐじゅぐじゅに潰れてたと思う。

SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS1/60(もちろん手持ち)

こういうのお好きでしょ?人がいればもっとよかったですけどね。てかdp持ちやすいので、1/10くらいまでなら手持ち耐えれますね。

ここに来て逆にブレました。これ過去の使用車が展示されているのかと思ったら、現役…使用されているんですよね…?すごいっすね、ちょっと乗ってみたかったかも。

これが松山市内を走る路面電車。3~4世代の新旧の車両が使用されているようでした。
あとこれ恐らく正式には「伊予鉄道市内電車」って言うらしくて、これに対する「伊予鉄道郊外電車」っていう3両編成の電車もあるんですよね。初見ではナニソレでしたが、3両編成の真オレンジの電車も見ました。

どっからどこまで乗っても170円だそう。(12月から値上げして180円らしい。ラッキー。10円の値上げ幅はホント阪堺電車も見習ってほしい)
でも都度小銭だすのもめんどくさいので、乗車時に運転手さんから1日乗車券を700円で買いました。

なんとなく市内をウロウロします。

ここが伊予鉄のターミナル、松山市駅です。JRは松山駅。JR↔私鉄あるあるのネーミング。

松山市駅から乗ったのが恐らく一番古そうな車両。

この板張りなのがいいですよね。あと独特の匂い。

グルっと回って大街道まで戻ってきました。腹減りました朝飯食いましょう。

結局チェーンで済ませる初手飯。でろんでろんのチーズが旨ですね。

せっかくなので城登りましょう。松山城です。ロープウェイか、リフトで行けるようなんですが、その差はなんなんでしょうか…?

チケットはsetowaで購入しました。

松山城の天守閣と、往復ロープウェイ、あとなんか美術館も入れるみたい。
受付でスマホの購入画面を見せ、紙のチケットと交換してもらいました。大髭書体が使われてて笑いました。

エスカレーターで上がると、ロープウェイとリフトの両方の乗口があり、どっちが好きな方選べるみたい。ロープウェイが10分おきとかで、リフトが常に回ってるようですね。急ぎならリフト的な感じ。あんま乗ったことないのでリフトに乗ってみました。

いや超怖え~~~シートベルトとかもないのかよ 怖えよ これ落ちたら足折れるよこえ~
なんか人間が等間隔でゆっくり一人ひとり運ばれていくの最強の無力感ありました。あれ、ある意味おしっこしてる時に後ろから刺される次くらいにヤバいタイミングかもしれないですね。

なにわともあれ着きました。到着直後に40代くらいの男女カップルがめっちゃくちゃチュ~しててげんなりしました。土曜の午前から何してるん…

つか、これ、着いてからも結構登りますね…

いやデカ~!こんなデカい石垣初めて見たかも。攻めて来た人ほんと絶望でしょうね…

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/2.8 SS1/1000

一応逆光前ボケ的なのも撮ってみましたが、そもそもピンぼけしましたね(笑)逆光でモニタ見えてなかったのかも。マニュアルフォーカスの時、ピーキングみたいなのうっすらあるんですけど、最終ヤマカンなんですよね。MF時拡大みたいなのしても、なんかこう、拡大しすぎ感あって、ちょっとやりづらい感じありました。

青い空が映えますねえ…しかし…天守閣は何処…?

城門がやっと見えました。息はあがりまくり、朝の冷え込みが嘘のような晴天で汗はダラダラ……そんな中、振り返ると絶景…これが死国、いやいや四国ですな。

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/8 SS1/400

さすがぱっきり写りますね。この解像感をここまでお手軽に得られるのは他に代えがたいものでしょう。



なんか広場に出ました。大阪城の梅園みたいな雰囲気

でもちょっと外に目をやると、とんでもない崖上です。どうやらここまでは徒歩で金取られることなく来れるみたいで、地元の方らしき人々が犬の散歩ついでや、ハイキングがてら登って来てました。
せっかくチケットもあるので、天守閣行ってみましょう。もう目の前っぽい。

にしてもなんかこう、ホント攻める気持ちを無くすような難しい造りですね…あっ!天守閣見えたと思っても真っ直ぐ行けないし、近づけば近づくほど真上からビシバシ来そうだし…

ハア、やっと、着いたかな…
休憩がてら正面の松に寄ってみました。

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/2.8 SS1/640

開放で半逆光くらいの感じで撮ってみました。意味はわかりませんが・・・意外といいかも?

いよいよ城内に入ります。城内土禁らしく、入り口にいきなりデカ下駄箱がありました。温泉かな?

SIGMA dp1 quattro; ISO320 f/2.8 SS1/50

まあ皆さん見てくださいよこのExifデータ。室内に入った途端こうです。これでも暗いですよね。毎度マニュアルで撮ってるので常に手元が忙しい。

城内は急な階段の連続でした。江戸時代当時のままらしい(?)。
鉄があったので撮ってみましたよ。

刀を鉄と呼ぶなと言う話ですが、うーんちょっとイメージと違いますかね?もっとこうdpで撮ると重く光るというか、目で見る以上の存在感がベシっとでるイメージ。もっと画面一杯を占める具合じゃないとそうならないんですかね。

さすがにこんだけ登ったので、見晴らしは最高です。やっぱdp1でよかったっすね。dp3かどっちか迷いましたが、dp1じゃないと撮れない画ですわね。

あとこんなのもあって、

城の床の角に隙間が開いてるんですよ。

こっから石垣下の奴らにゴリゴリ攻撃していったらしいです。コロナ禍だからこそこう、通気孔としてデカい役割果たしますけど、これ恐らく当時シンプル寒ないですか?戦闘時以外は何らか閉じてたんです…よね…?

あとね、VRの展示があったんですよ。松山城を攻めてみよう!みたいな雰囲気の。如何にこの城を落とすのが大変か敵側の視点でみようみたいなね。そのコンテンツのナレーターさんがなんとあの水樹奈々という……
映像コンテンツ自体もナレーター分に予算さかれきってない感じで割としっかり作られていて、PS3初期か箱○くらいのクオリティでした。
ハードも6台くらいあったし、コロナ配慮でゴーグルで見れない人用の、VR内容紹介用モニターも2箇所くらいであったし、よっぽどデカ予算だったんですかね…
いやにしても、城の学芸員さんをよく説得できましたよね。いくら愛媛出身だとはいえ、興味ない人からしたらホントにアレなレベルですからね。元々県庁とかと水樹奈々さんがコネあったんでしょうか。

そんなこんなで2時間弱いましたかね。下山です。
この後は車を借りて移動開始です。目指すは四国カルスト。その前に宇和島で腹ごしらえです。

さらにその前にもう一個有名な観光地に寄ります。下灘駅です。海が見える駅ってんで有名な駅ですね。

松山から車で小一時間くらいでしょうか。なんとか到着。無料の駐車場も近くに整備されていたので、ありがたく利用させていただきました。

あと到着した直後は観光列車が停車していました。乗車してる人ほぼ全員首からカメラぶら下げてましたね(笑) 皆さん観光列車の女性アテンドさんと電車の前で記念撮影されてました。

やっぱその、土曜なんで人多いんですよね。観光地だしね。ソロプレーヤーいねーし。
待てど暮せど人は増える一方なので、早々に諦め撤退。

ただやっぱどれだけ有名な駅でも、あくまで駅なので周りにはいくらか住居がありました。右とかボッロボロの3階建てアパートっぽいんですけど、恐らくまだ人住んでるんですよね…洗濯物とか思いっきり干してあって、あへえってなりました。やっぱどんな土地であろうと地元となる人はいるんですよね…

つづいては宇和島で鯛めしを食います。宇和島鯛めしってのがありまして、簡単に言うと最上級の卵かけご飯です。タイのお刺身を載せた白ごはんの上に出汁と溶いた卵をでろ~んとかけて食うものですね。
お店はおにぎりあたためますかで紹介されていた「ほづみ亭」さんを目指します。

13時半にほづみ亭さんに到着、しました、が、、、?

なんと13時ラストオーダー…!!鯛めし叶わず……あまりにも悔しい結果です…
『まあほぼ道中だから行ってみるか』と思って特に行きたいわけでもなかった下灘駅に寄り道したせいで間に合わず…

悔しさのあまり、その場で「宇和島 鯛めし ランキング」でググるデブ。もちろん一位はほづみ亭さんで、二位が道向にありました。


こちらはバリバリ営業中。おづおづと向かうと、店内に待ちが数名。待ち客から「ほづみ亭さんに間に合わなかったから~」みたいな会話も聞こえるくらい、完全にほづみ亭ラストオーダー漏れ勢救済商法を繰り広げている店でした(?)

注文したのはコチラ。伊達御膳

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/2.8 SS1/8

これがねえ、なんか、うん、まあその失敗でしたね。一位を食べ損ねたデブの悔しさが滲んで、色々食べれる御膳にしたんですけど、恐らくこの店で一番人気はシンプルな鯛めし定食でしたね。そっちはご飯お代わりし放題っぽいんですよね。これはいっぱい種類ある代わりにお代わりNGみたいな…
で、肝心のタイもそんな美味しいもんでもない…っていう(笑)いやめちゃくちゃ残念でした。期待値上げすぎたのもありますが、ちょっと悲しかったっすね。

でも唯一のアドとしては、このフクメンっていうタイのそぼろを使った料理も食べたかったので、これがちょっとでも食べれたのでヨシとしました。味ですか?そぼろって食べたことあります?それです。

元も子もないことを言いますが、宇和島鯛めしはね、鯛の刺身が大量に手に入れば溶き卵に出汁混ぜて、白ごはんにぶっ掛ければジェネリック宇和島鯛めしが家でも召喚できるのでね…

続いて向かうのはこの旅で一番行きたかった場所「四国カルスト」です。

地理で習ったあのカルスト地形が広がる愛媛と高知の県境の山にあるところです。水曜どうでしょう的にいうと、秋吉台の方がアレだし、国内で見ても秋吉台のほうが知名度は高いと思うんですが、こちらもこちらでイカチイ大地が広がっています。

ここに高校生の時知り合った人が流星群見に行ってて『四国にそんなとこあるの?!』って、その当時から思ってたので結構前から行きたいなあと思ってた場所でした。まあ何があるってわけでもないんですけどね。
なもんで、夕焼けと、あとちょっと星も見られればと思って向かいます。

宇和島から四国カルストは車で1時間半。延々と信号もない山道をノンストップで駆け上がり最終標高1400m程度まで登ります。宇和島駅周辺の海抜が2.9mくらいらしいので、結構な高さを登っていきます。
スーパー林道とかもあるんですが、Googleマップはそんなことつゆ知らず。最短距離を案内され、途中牛舎の間みたいな道も通され、働いてる人から白い目で見られました。
スーパー林道とかほぼ通らなかったですけど、道自体はそこまでヤバいわけではなかったですね。やはり和歌山・徳島で鍛えられた峠スキルが光ります。

四国カルストのおおよそ東側から進入し、まずは「天狗高原」という場所に到着。

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/8 SS1/125

すすきがすごい。カルスト地形っていうよりすすき地形。

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/4 SS1/1600

こういう、逆光の中にふわふわしたモノいれて、白飛び気味でボワッ!としたもの撮りたいな~って見る度に思うけど、8割方失敗してる気がする。モノの置き方とか、レンズももっと望遠に近いもののほうが良いんですかねえ…

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/4 SS1/1600

でちょっと太陽とレンズの角度がズレれば、ごっつい緑が乗る現象にここで気づく。dpの背面モニターで見ても気づくレベルだった。ご覧の通りExifは同じなので、ホントにレンズと光源の角度だと思う。

石灰岩まで結構近づける。

あっ今気づいたけど、高知なんすねここ笑 いつの間にか県境を超えてました。

割と人がいるんですが、そんな中めちゃくちゃ3インチくらいのFPVドローン飛ばしてる男女が居て、すげー不快でした笑
まあ飛ばす環境としては最高だし撃ち落とすこともないし、なんか逆共感性羞恥みたいな、そんな感じだとは思いますがね…イチJUTM会員としてちょっとね…

さすがに高え。けど車で来れるこのお手軽感。

なんかこうホントに大雪山旭岳といい四国カルストといい低カロリーで来れるとこしか行ってないですよね笑 水曜どうでしょうリスペクトということでご勘弁いただきたいですね。

そういえば先日水曜どうでしょう2018年新作の21年目のヨーロッパ21カ国完全制覇の旅がネットフリックスで配信されだしましたね。
実は初めて見たんですが、結構面白かったですよね。マジで何をするわけでもなく、ずっとギネス飲んでましたけど… やっぱ4人の旅っていうのが良かったんだと思うんですよね。
ムゼーとか癖キャラも良いんですが、たぶん藤村さんが4人以外がいると威張っちゃって、より面白くない中年になっちゃんうだと思うんですよね。

時差ボケのなか嬉野先生がバックアップ取るのに使ってたのがコレですね。
なんか…こう…らくらくフォンみたいな…笑 
いやでもアレですよね。HTBってやっぱ結構新しい機材ゴンゴン入れていくからいいですよね。GoPro出たらハナタレに速攻導入したり、札幌行った時みたイチオシの玄関前中継でもARRIの照明入れてたの見ましたし。

https://www.newx.co.jp/site/pdf/ncb-20.pdf

そんなこんなで天狗高原を出て、ちょっと移動。この道の幅の狭さ、この高地感…まるでスイスのよう…
このあたりまで移動してきました。

夕焼けというにはまだだいぶ早い、すなわちただの逆光です。やっぱちょっとつらいっすね… ダイナミックレンジよ広くあれというわけではないですが、1枚で撮って出しするならどっちかを犠牲にするしかない…ですよね。

またまたちょっと移動。このあたり。

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/5.6 SS1/250

南を向いて風車をメインに入れました。これ、すごない?僕が撮ったんですよ・・・ なんか一周回って海外のフリー素材みたいですが、まあアレも際どい環境に行ってヴァチコリハマった感じなのがいいわけで…
いやほんとめちゃくちゃいいですよね… 印刷して飾ろうかな…
コレまでずっと、dpの画面表示を何もない状態か、水平器を出した状態で撮ってたんですけど、この時は3分割の線出して見てました。おかげで左の稜線基準で下3分の1くらいに抑えて、あとは風車のタイミングを見計らってシャッターを切るという。いやあ、いいっすね~。

段々夕日らしくなってきましたね。カルスト感は薄れてきましたが、高地の高原というだけで結構いい感じ。

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/4.5 SS1/160

ギリギリアウトくらいまで開けてみました。これぐらい地面見えててもいいですよね。というか見慣れてるというか。

さらに移動して、この辺りまで来ました。ここで日が暮れるのを待ちたいと思います。

このあたりキャンプしてる人とかめっちゃいました。しかしもうすでにかなり寒いです。この中で寝るのかこの人達…

さっきの風車撮ったのが、写真の真ん中辺りの道沿いですね。背中側はかなりなブツブツ具合でした。

こっからも景色見てみます。

いいですねえ。和歌山もこんな景色ありましたけど、お手軽感はダンチです。

車突っ込んで来れるのいいですよね。

穂にピント合わせたかったんですけど…ちょっっ…とずれてますよね……
fpみたいに画面拡大する虫眼鏡持ってきたらよかったですね。

こう、うーん・・・笑 ちょっとなんか寂しいですよね。正面で撮ったけど、あんま山見えねえなと思ってこう叩いたんですけどね。

遠くの山の青さと、夕焼けの色がいいですね。Foveonの威力が垣間見える1枚かと個人的には思います。

さてそんなこんなで日暮れです。星見と参りましょう。

SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS 20秒

ファッ!?なんも映らんやん??こんなに開けたのに??と思ったらフロントキャップ着いたままでした!笑

SIGMA dp1 quattro; ISO250 f/2.8 SS 20秒

星は結構見えてました。まあ下手くそですが、参考程度に御覧ください。久々に星なんて見たもんだから、『今もう冬のが真ん中にきてるんかなあ』なんて思ってたら全然ペガススの大四辺形とか目の前にあって笑いましたね。冬の始まりではあるものの、まだ5時6時ですからね。そらそうよってなもんですね。

ただでもこの数日前、日暮れ前後に皆既月食があり…

SIGMA dp1 quattro; ISO200 f/2.8 SS 30秒

すぐほぼ満月な月がのぼって何も見えなくなりました笑 月めっちゃ明るい。久々の感覚でした。しかも車のボンネットに適当にタオルひいて置いて撮ったので、傾きどころかボンネットも写り込んでます。
寒いし眠くなりそうで怖いし、そろそろ帰りましょう。あの山道を夜間に行くのもだいぶ怖いですからね。18時頃、四国カルストを後にしました。

松山市に着いたのは20時頃。途中休憩もチラホラしつつノンビリ帰ってきました。ただのんびりしすぎて、行きたかった店のラストオーダー時間が迫ります。疲れてはいますが、急ぎましょう。

居酒屋候補は・・・

たぶん上記全部うまい。デブがそう言ってんだから間違いない。

HTBが人生の基準なので、とりあえず網元に向かいます。が、着いたはものの、入り口がわからず…おおよそ一人で入れる雰囲気ではなかったので諦めました!w 陰キャなのでご容赦。

ロケ地訪問は諦め「おときち家」さんに参ります。おときち家さん周辺はエッチなお店街みたいで、めちゃくちゃオバちゃんに声をかけられますが「女より飯」の精神で突き進みます。

これがしかし大正解でした。マジで。ここまで何食っても美味い店ってホントすごい。みなさん松山行ったら「おときち家」です。
ざっくり言うと海鮮系のお店で格安店ではないですが、平均~ちょっと上くらいの感じ。
一人なもんでそんなに大金払いたくないなあと思いつつ、メニューを眺めること数分。とりあえず一発目は「アジの南蛮」を頼みました。一匹丸々とのことですが、いかがなものでしょうか…

え?

いや、え?ほんまに一匹丸々やん…デッカ…

またこの南蛮がね、絶妙な酸っぱさで激旨なんですよね…家ではなんでか再現できない系のね。でそのタレが衣にシミシミなんすよね… アジのね、お腹から食べたんですけど、めっちゃくちゃ脂ノッてるんすよ…ウマ… 身もふっくらだし、なにより大っきいから食べごたえ最高っす。これ付け合せの玉ねぎも美味いんすよ。大好き。大きな骨以外、頭も尻尾も全部食べました。

一人カウンターでしたが、思わず「旨ッ…!」って言っちゃったら目の前の店主さんに「あざます(ニッコリ」って言われました(恥)

調子乗って2品目行きます! お通しとコレだけで済ませようとしましたが無理でした!

こんだけ旨いなら刺し身食わんでどうするね!みんな大好き刺し盛りです!!ビールも持ってこい!!!
何乗ってたかな。サンマとかイカとか、マグロ、カンパチとか炙りも一種類あった気がする。全部で6種類くらい?それぞれ一切れずつだったかな。一人前なので十分です。

中でもこのサンマがね…時代はサンマなのよ奥さん… このdpの照りからも見て取れるように脂ノッリノリなんすよ。この桶はRavePartyの回転ベットです。

これでお、わ…りません!日本酒!アテ!!召喚!!!

あまりの旨さに店員さんにだる絡みし、辛口の日本酒をお願いした上に店員さんオススメの一品をお願いしました。
「アナゴの天ぷら」です。こちらも一匹丸々できました。この店フードロスゼロ徹底しすぎでしょ!環境大臣SDGs大賞あげたげて!
お味はもちろん言うものがな。衣さっくり身ふっくら、の最上位です。タンパクな味かと思いきや、結構濃ぃというか旨味の塊みたいな感じでした。
骨せんべいも旨いんだこれ。世の中全部コレでいい。

あまりにデブが夢中で食ってるところを見かねた店主さんが
「アナゴの頭は食べないほうが良いっすよw」
と優しく教えてくれました(大恥)

・・・食べすぎましたね。明らかに。会計5,000円は吹っ飛んでたと思います。俺は部長クラスか?いいえ無職ニートです。

気分上々、スキップで帰りたい気分ですが今日はホテル泊ではなく、ネカフェ泊です。ただまあココまで満足なら、大して悲しくもありません。


2日目 愛媛→香川

さて、今日からJR四国に大ベットした移動が始まります。JR四国さん対戦よろしくおねがいします。

たぶんこれは今治で撮りました。

まず乗り込んだのは松山発岡山行きの特急「しおかぜ」です。
乗り込んだのも出発30秒前とかでしたが、これが今回のミソである「四国DCきっぷ」のおかげ。切符を都度買う必要なく、スマホ画面を駅員さんに提示するだけでOKという、お気楽切符の本領を初っ端から発揮させます。

いや~Youtubeキッズ(スーツ、西園寺)なもんで、特急とかすごく乗りたい気分になるものの『金かかるんよなあ…』と思って乗れずでしたから、こんなに気軽に乗れるなんて夢のようです。
実際、在来線特急とかどれぶりの、いつぶりですかね?前職で数回あるかな?ってくらいかな?

前職の勤務地で育った人が在来線特急を新幹線だと小さい頃思っていたと聞いて、会社をさらに辞めたくなったのはここだけの話です。

今日の予定は…
・しまなみ海道を見る
・うどんを食う(2~3件)
・温泉に入る
・夕焼けを見る
・ビールを飲む
・骨付鳥を食う
です。やっぱり香川といえば誰がなんと言おうと「うどん」です。僕は本広克行監督作の「UDON」を幼少期に劇場で見るほどのうどん好きですので、うどん屋は確実に巡りたいですね。

当時は幼少期のあまり未だ意識はしてなかったんですが、この映画ナックスリーダー森崎さんと、大泉さんも出ているという…ここまで来ると運命なのかもしれません。
ざっくり言うと流行り廃りはあれど、そこに宿る信念は変わらないというお話です。

https://www.youtube.com/watch?v=ORp4hH-rAtQ

ということでまずは愛媛を出ません。今治で途中下車です。

ここからタイムズカーシェアで車を借り、しまなみ海道の橋を一つだけ渡って、瀬戸内海を見渡せる展望台へ向かいます。
自転車なんてそんなものは借りません。車です。暖房を24度に設定した車でね。

目指したのはこちら。

しまなみ海道の四国側スタート地点である今治から、1つ目の橋「来島(くるしま)海峡大橋」渡った大島にある「亀老山(きろうさん)展望公園」を目指します。次の特急の時間もあるので、2時間弱の観光です。

どうでしょう班もサイコロ6でしたっけ?で本州からしまなみ海道渡って、途中でタコ食って、寺の名前読み間違えてましたよね。
おにぎりでは愛媛編のときに、ちょうど来島海峡大橋渡ってすぐの道の駅行ってました。

今治駅から亀老山展望公園までは30分弱。めちゃ近です。

さて到着。キャンピングカーなんかも停まってました。

展望台自体はコンクリむき出しでなんだか不自然なまでに現代的な印象でした。イメージ腐りかけた木っぽい樹脂製のデッキがどかんとある感じでしたので、ちょっと拍子抜け。
このアプローチを抜けて左手にいくと…

いや、すごない?

うひゃ~!これは絶景…。途中下車の価値大アリっすわ…

なんかこの展望台、船の甲板みたいな雰囲気で、洋上から360度景色を眺められるみたいなオシャデザ展望台でした。結構良かったですよ。おすすめです。

そしてコレが来島大橋ですね。モヤがかかっていますが、かなり雄大な景色です。これぞしまなみ海道ってな雰囲気ですね。

ちょっと場所を移動して更にパシャリ。

T&Oモードで撮ってみました。手前の木々が強調されてコレまたいい感じですね。ちゃんとカラーモードに合わせて露光設定とか変わってくれるからお手軽にこんなのが撮れちゃいました。この写真ちょっとお気に入りです。

この写真撮ったとこ、展望台までの道の間にある場所なんですが…

これ大丈夫…?と割と不安になる造り。100kgのデブが飛んでも跳ねても踊っても大丈夫だったので、恐らく問題ないです。

山を降りて、大橋麓の道の駅に行きます。おにぎりで訪れてた場所ですね。
しかし昨日から山を登ったり降りたりしてばかりですね…まあ絶景はそれだけコストがかかるということでしょうか…

まあ予想できたことではありますが、こんな感じになりますよね。人道もこの橋にはあるので、そこまで行けばもうちょっと変わったかもしれませんが、時間もないので見に行くのは断念しました。

ここの道の駅では海産物を店内で販売していて、それを好きなだけ選んでBBQできるんだそうです。貝類や魚類をはじめ色んなものが並んでました。一人じゃなかったらやってたでしょうね…(笑)

さて大島を出ます。再び特急に乗り込み、目指すは香川県高松です。うどん食うぞ~~!!

JR四国の電車って大阪じゃあまり見かけないカラーリングの車両が多いので見てて楽しいです。

と、うどん屋めぐりをするつもりでしたが、香川を訪れた日曜日は行きたかったうどん屋がだいたい定休日…!予定変更で温泉を目指すことに。

スナップ的に露光も何も考えずシャッター押した写真

香川は免許取りたての時にうどん食いに来たことがあり、来訪は2度めになります。がもうとか山越さん行って金比羅山登ってゲロ吐いて帰った記憶があります。

今回は琴電の企画きっぷ「ことでんおんせん乗車入浴券」で仏生山温泉を目指します。指定区間の乗り降りし放題、温泉入浴料、タオルもセットという大お得きっぷ。またこの乗車券はなんと団扇。風呂上がりに団扇で仰いでねという心意気でしょうか。またこのスタンプかわいいんだ・・・琴電のマスコットキャラクターらしいのですが、こういう2等身くらいの目と口が点と線のキャラクターに未だに弱いデブです。こげパンとかね。

琴電も初乗車です。二両編成のかわいい電車。

しかしこれ、あの、めちゃくちゃ揺れますね…ジェットコースターの次くらいに揺れる…速さが怖い。

暴走列車琴電にビビりつつ、瓦町駅で途中下車。日曜日でも開いてた竹清さんといううどん屋さんへ参ります。

いま気づきましたが、エキスポシティとか鉄砲町のフードコートにも入ってますよね?!この前ケンタッキー買いに行った時『アレ??見覚えあるなあ』と思ったら、まるっきり支店でした。

瓦町駅は県庁の最寄りらしく停車車両の大きさの割にはめちゃくちゃデカい駅でした。あと街宣車が元気にうるさかったです。

瓦町駅から竹清さんまでは1kmくらいの距離。歩いて向かいます。

アーケードの鉄枠の解像感エグないっすか?さすがに地元の子供に「おかーさんあのひとなにとってるん?」って言われてましたが、この光の加減と鉄成分がdpにあってそうで撮っちゃいました。

お店に到着するも、ちょうどお昼時で行列が。生粋の大阪人ゆえに並ぶなんてもってのほかですが、せっかくここまで来たので爆音で頭悪いタイプのEDMを聞きながら耐えます。30分ほど並び、やっとの思いで入店です。

働いてる皆さんがえらくご年配の方ばかりで少し申し訳ない気持ちになりますね…

入店時、予め注文を聞かれました。うどん2玉と、たまご天・ちくわ天の2つをいただきます。天ぷらは揚げたてを提供してくれるそう。ちょうど500円のほどよいランチです。

うどんはすでに茹でたものをグラムで量って提供しているみたい。つまりは冷の状態なので、アツがいい場合は自分で茹で直せとのことでした。
僕は生粋の大泉ファンなので、ひやあつでいただきます。

お出汁とか、温め直しのお湯とか、ネギとか天かすのコーナーがある。
わかめも置いてあって、もはや天ぷらなくてもお腹いっぱいになりそうな勢い。

うどんはもらったまま、温かいお出汁をかけて、色々盛って着丼です。

これはウマです。ただこう個人的勝手な讃岐うどんのイメージであるシコシコブリンブリン(多少センシティブな表現)感はなく、先茹での影響なのかモチモチ柔らかな感じでした。喉越しより食感を楽しむタイプなんでしょうか。

慌てて撮ったので、左手にレンズキャップを持ったままという

半分ほど食べた所で天ぷらも到着です。店側もこの2種をオススメしている(というよりかそれ以外のメニューがないかのような案内?)ので、お客さんのほとんどがこの組み合わせを注文していました。
たまご天は半熟のやつ。ちくわ天はマジでちくわ・天でした。磯辺揚げとは言われてませんからね、まあそらそうなんですが。まあ、そうね、そんなに雰囲気に流されて天ぷら追加で頼まなくてもいいかな…(笑)

30分並んで5分で完食。立ち食いカウンターを選択したのも相まって一瞬で食いました。ま、まあその、デブだからとかじゃなく、その、まだいっぱい並んでたしね!そう、他のお客さんのことを考えただけっていうか…ね……

さてまた琴電に乗って、今度こそ仏生山温泉最寄りの仏生山駅へ。

駅には阪堺電車もびっくりの至近距離まで近づける車庫がありました。
フェンスもなにもないし、住宅の真裏すぎて『これ入っちゃいけないんよね・・・?』と思いつつ引け腰で撮影しました。

駅周辺から温泉までの道は『ここにおおよそあんなオシャな建てもんないやろ』っていうくらい、昭和な(?)香りが残る古い町並みでした。大阪近辺でいうと、富田林の寺内町みたいな。温泉真横にはどう見ても潰れてそうな結婚披露宴式場みたいなバブリーな建物もありましたしね…
あとはオシャ・映え(笑)スポットに寄生するタイプのどういう趣旨?っていう雑貨屋と、コーヒー屋。

さて到着。車で来る人も結構いるみたいですね。

なんかこう、ヘーベルハウスみたいな…いや語彙力ないな…ここまでに1万6千字も書いてるけど語彙力ないな…

内部はこんな感じ。ここがオシャたる所以だそうです。

また夜とか来ると違って見えるんでしょうね。老若男女が休んでたり、手前では無印の本コーナーみたいな感じで、色んな物品が売られてました。

でもこれいいですね!三角コーンに指すだけの簡単什器。
あと切符の団扇も売ってたんですけど、これ一つ280円するんすね…ヒエッ……

温泉自体は洗い場と内風呂、露天数種という感じ。源泉かけ流しだそうです。しかしその源泉がびっくりするぐらい冷たく、いや温いというべきなんでしょうが、入ってたら風邪ひきそうなレベルでした。
前日人生最高の道後温泉に入ったばかりで、どうしてもイマイチに感じてしまいました。ただチャリンコ10分圏内なら週2で来るレベルではありました。
あとなんかポリバケツに荷物入れて持ってきてる人いてビビりましたね…最初業者かと思ったんですけど、明らか客なんですよね…
温泉の造り自体は、古い銭湯リニューアルすっか!って思いたったはいいけど、知り合いの建築家があんま銭湯専門でもないし、普段そんな行かないような人しかいなかったオーナーが、そこそこ費用かけてリノベしたみたいな感じでした。
まあ要は古来の銭湯でもないし、スーパー銭湯でもない、オシャ銭湯のモデルルームみたいな感じ。


帰りに仏生山駅を撮った1枚。なんか色味いいですよね。


さて小一時間ほどで温泉を後にします。このあと向かうのは…父母ヶ浜です。鏡面反射で有名なとこですね。

いやまあその、ね。言いたいことはわかりますよ… 全部一人で行くとこじゃないし、全部映えなとこですしね…いやね…ごめんね……行動と言動が伴ってないよね…陰キャだって陽キャのマネしたいんだヨ…

なにわともあれここに行くは車が必須。色々悩んだ結果、坂出でタイムズを借りて高速ぶっ飛ばして向かいます。
まあ前日四国カルストで見た夕焼けが忘れられず『一人で行くとこじゃないだろ…』と思い悩みながらも行くことにしました。

坂出からは車で30分ちょっと。しかし現地に近づけば近づくほど、向こうから帰ってくる車が増えてきます…これはもしや…

あっ(察し)

これは、、、ダダ曇っすねえ、、、 それでも諦めきれない人がたくさん海岸でたむろしています。

しかも風強いし、水面が全く凪いでない…うーんこれは…どうあがいても絶望でしょう… また満潮→干潮の終わりかけのタイミングだったっぽくて、水溜りの水も薄いっていう。

ここからはおもしろ写真集でいきます。

潔く諦めて海をバックに写真取る親子3人。仲良しやなあ
彼氏さんホンマ頑張って…物理法則に抗って…
そんな狭いとこに集まらんでも…

まあ文句ばっかりも言ってらんないので、ポクなるところを探しましょう。

うーん(笑)やっぱりね…ちょっとちゃうなあ。

GRで学んだ前ボケもしてみました。
やっぱなんか人なり何なり入れたいですよね(笑) 何にしても中途半端ですね…
なんかいっそ観光協会か役場の人、ホースで海水撒いたほうがいいんじゃないですかこれ?意味ないか。

30分ほど粘って脱出です。もちろん父母ヶ浜の周りにもオシャなお店いっぱいでしたよ!(笑)
あと父母ヶ浜がタイムズカーシェアのチェックイン先となっているらしく、30分エンジンを止めて停車すると、30分利用無料オンラインチケットが発行されました。あれ勝手にGPSで判断して、メールで知らせてくるんすね。イマイチタイムズのGPS信頼してなかったすけど、できる子ですね…

今日の宿は丸亀。でも車は坂出。大阪で言うと天満と西九条くらいな関係性でしょうか。ちょっとめんどい距離なんすよね。電車ではそんなかからんけどみたいな。
手間濃いですが一旦宿にチェックインして、車を置きにいって、そのまま晩飯を食いに行くことに。こんなお気軽に移動ができるのも本当に最強きっぷがあるからなんですよね~、めっちゃありがたい。

さて今日の晩飯は既に目星をつけていました。

骨付鳥で超有名な「一鶴 丸亀本店」さんです。もちろんおにぎりあたためますかで訪問された店(店舗は違う)であり、大阪にも2店舗ほどある骨付鳥界隈でも超有名なお店です。
なんばの店舗に何度か行っており、その味は既に知っていましたが、やはり本店。行くしかないでしょう。

丸亀に戻ってきたらば18時前。丁度いい時間です。駅チカなのも超いいっすよね。早速向かいます。
が、しかし。この日は日曜日で、かつ3連休の中日です。一鶴さん前は長蛇の列でした……若干寒いし、だいたい年齢層ちょっと自分より上か同い年くらいのカップルが多く並んでいる状況…ここに並ぶのはツラい。諦めきれないので近隣の「一鶴 土器川店」にも行きましたが、駐車場が満車でそもそも入れないほど並んでいるという始末。
一鶴さんは観光客だけならず、地元の方にも愛されているお店のようです。

コンビニ飯も一瞬頭をよぎりましたが、飯に関して諦めないのがデブの真骨頂とも言えます。第二の手を用意していました。

マルガメみろくブルワリーさんです。店内でビール醸造し、常時数種類の樽生を提供している超良店です。
実はこちら以前四国水族館へ行った際訪れたお店。

その時はアッシーだったので、ビールは飲めず仕舞いで悔しい思いをしていました。しかし今回は電車旅。かつ丸亀一泊です。思う存分飲んだくれましょう。

以下はある意味のおもしろ写真集です。

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/2.8 SS1.6秒

な、なんだっけこれ… なんかセゾンだった気がします…

SIGMA dp1 quattro; ISO320 f/2.8 SS1/10(手持ち)

お供にはこちら。頬肉のビール煮的な。まじうまいんすよこれ。

SIGMA dp1 quattro; ISO100 f/2.8 SS0.8秒

なんだっけな~~?!濁ってるからバイツェンかな!(たぶんちがうし、たぶんIPAとかの類だった気がする)

SIGMA dp1 quattro; ISO320 f/2.8 SS1/10(手持ち)

これ自家燻製の鴨肉だったはず!超スモーキーな上に、噛めば噛むほど甘くなる激ウマでした。

SIGMA dp1 quattro; ISO320 f/2.8 SS1/2

これこそバイツェンかな…なんだったかな…

SIGMA dp1 quattro; ISO320 f/2.8 SS1/10(手持ち)

まだ食います。お野菜のフリットですね。揚げたてでサクサクのホクホク。お塩がいい仕事するんすよね…

いやまあその、あっさりと写真を連続で紹介しましたが、おおよそ現代の常識からはかけ離れたものです。これExifまったく嘘じゃありません。本当です。
店内が異様に暗いわけでもありません。普通に普通です。そりゃステージとか手術室とかに比べれば暗いかもしれませんが、飲食店として真っ当な明るさです。
カウンター直置きでISO100、星でも撮るのかっていうレベルの長時間露光。手持ちだと酔いも相まってブレるので、ISO320まで上げて何とか耐える。うーん…やっぱりquattroおかしいよ!!

でも例えばこの写真とか、19mmとは思えん良いボケ方するし、玉ボケもキレイだと思うし、何よりグラスにちょっと反射してる光の照り具合いいですよね。スッキリしていて本当に見事だと思います。
頭おかしいと思うけど、やっぱ憎めない…んですよね…ホント何様だって話なんですけど(笑)
ね、抜けのメニュー表片付けろよね。

まあそんな話はさておき、さすがに調子に乗りすぎ会計5,000円を越えました。オカシイナァ~~??ボッタクリ?!?!

余談ですが高校の友達が一ヶ月分まとめて作り置きしたら月の食費が8000円だったって聞いてマジで焦りました。

さて、時間は21時前。今夜はまだ終わりません。
目指すは丸亀の天守閣「一鶴」さんです!
21時前だからさすがに列ないだろと思ったら、列はないもののバッシングが間に合っていないようで(というか21時になっても人が来るとおもっていないだろうに)、5分ほど店内で待ちました。

一鶴さんでは骨付鳥として「親鳥」と「雛鳥」の2種を提供しています。「親鳥」は肉自体はかなり硬いものの、味がとんでもないくらい濃い鶏で、「雛鳥」は柔らかくて食べやすくかなりジューシー…
そんな中ぼくが選ぶのは「親鳥」です。口から手から油まみれになるんですけど、この濃い味がビールに合うんすわ^^

こちら親鳥(食べかけ)です。こういう銀皿に載せられて、キャベツもつけわせで持ってきてくれるんすよ。鶏を焼いたときの脂も一緒に盛られてて、この脂にキャベツ浸して食べるともう旨い。塩キャベツがクソ雑魚に思える旨さです。
しかしこの脂に浸してもっと旨いのが…

米です。米しか勝たん。
ホントはおにぎりとかもあるんですけど、本店きたし付いてくるお汁飲みたかったので、「とりめし」というこちらも名物のメニューを注文しました。
この「とりめし」が聖母マリアかと思うくらい優しい味付けなんですよね…染みる…浄土真宗やけど…

ビールと米とかいう真っ黄色の食事で大満足。予算は真っ赤ですが、そんなこたあどうでもいいんですよ、いいんです。
大満足の中、2日目は終わります。明日は高知県を目指します。


3日目 香川→高知

曇天。二日酔い。記憶がほぼありませんが、ベットできちんと寝ていました。着の身着のままでしたが。

これが…丸亀城でしょうか…?ほぼほぼドン・キホーテなの、めちゃくちゃ笑いました。何らかの条例施行してください…
しかし四国は行く先々で城がありました。松山然り、宇和島しかり、丸亀しかり。あまり城好きでもない(大阪城が駅から遠すぎるのが原因)ので、ちょっと残念というか申し訳ない気持ちですね…

曇天どころか大雨やないかい。なんやこれ。この日は月曜日なので、通勤通学の皆様もいらっしゃいます。
とりあえず来た特急しまんとに乗り込みます。しまんと、高知感ありますね。

これは阿波池田駅を出たあたりですかね。駅名からもわかる通り香川から高知を目指す土讃線は道中徳島を経由します。徳島と言ってもかなり深部です。

阿波池田を過ぎて、しばらくするとトンデモ渓谷に突っ込んでいきます。徳島県最大の河川「吉野川」の上流にある「大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)」という何とも風光明媚な渓谷を通過します。
曇天も相まって風光明媚というよりは、荘厳な雰囲気ですが…

この『よく建てたな…』という建物が「道の駅 大歩危」です。ちょっとドローンとか飛ばしたいですね、柱の間スラロームしたい。

いやしかしファイルの書き込み時間が長いので、一瞬で通り過ぎる風景は難しいですな… シャッター押すのをためらったらためらったで撮り逃がすっていう。D850とか使った事あるんですけど、やっぱそらそういうトコは負けますよね。まあそのライバルではないとは思いますが。

大歩危駅で停車中に1枚。大歩危小歩危周辺ではT&Oで撮ってます。
特急にも乗りなれてきましたが、未だにワクワクします。
あとずっと車内の蛍光灯が写り込んできてるんですけど、これ切るようのラバーカバー持ってるんすよ…持っていこう!と思ってたのにアッサリ家に忘れてきました…かなしい。やっぱあると便利なんすよね~。

さて今日の目的地は高知県の名うどん店「いろりや」さんです。どうでしょうの四国八十八ヶ所で、大泉さんが『うどんイチ』と言ったといわれるうどん屋。え?ええそうです、うどんを食いに四国を横断しようってんです。

そして、なおかつ、「いろりや」さんは『どうでしょう』にとって曰く付きのお店……妖怪の呪いを恐れて購入した数珠を忘れる(しかも直前の占いで『失せ物・でず』と言われていた)…「いろりや」に行きたいがあまり、直前の寺をすっとばす小芝居をうつも定休日…その曰くには枚挙にいとまがありません。

四国を「死国」と呼ぶほど、四国にゆかりのあるどうでしょう班ですらなかなか訪れることのできないこのいろりやさん。まあ当時はスマホはおろか携帯も出たばかりなような時代でしたし、定休日もじゃらんを見ないとわからんレベルでしたが、いまはスマホ大航海時代。おなじ轍を踏むことはないでしょう。

そんなことを思いながら、しばらくすると高知駅へ到着。特急列車を乗り換えます。特急あしずりという、JR四国と土佐くろしお鉄道を乗り通す特急に乗車です。こちらの土佐くろしお鉄道ですが、なんと四国DC満喫きっぷでも乗車可能!なんとお得な切符でしょうか。

特急あしずりに乗車し、目指すは「いろりや」最寄り駅となる「土佐入野駅」です。駅下車徒歩20分(!)。もはや大阪人からするとそれは最寄りとは呼べませんが、うどんのためとあれば仕方ありません。いざいかん「いろりや!」

・・・
・・

スゥー

( ^ω^)おっ

(゚д゚)ウマー!!

えっうどんは?!
これが恐ろしいことに「うどんや」が「うなぎや」になりました。ええ、流行りのWordleみたいですが、なんと「いろりや」さん定休日でした!!

いやホント、どこまで「どうでしょう」リスペクトなのって話なんですが。ちょっと風の知らせではないですけど、この3日目が月曜日でして。森崎リーダーと、藤村さんの四国道中での会話をちょっと思い出したんですよ。「リーダー、今日何曜日?」っていう。
それでね、ちょっと気になって調べてみたんですね、いろりやさん営業されてるかな?って。僕だいたいGoogleMapみてやってるんですけど、GoogleMap上では「営業中」ってなってたんですよ。『ああ、そうよね。やってるよね。』と思ってね。でもホームページのURLも併記されてたんで、そっちも見に行ったんですね。
そしたら「月曜定休」って書いてたんですね。『アレッ?』って思いましたよね。急いで席立って、デッキまで行って電話かけてみたんですよ。したら全然つながらなくって。『アッ…やったわ』と思いましたよね。
急いでいろいろ考えた結果、なぜかGoogleMap上にピンがささってて、なにかなってみたら途中駅の「窪川」っていう駅近くにある「うなきち」っていう鰻屋さんだったんですよ。でちょうど電車は窪川に着く直前だったので、深く考えず下車したっていう。

それが「うどん」が「うなぎ」に変わった理由です。

そしてこれが「うな重(上)」です。うどんやの悔しさここにあり。初めて3000円超えのモノ食った気がします。しかしうなぎってこう、基本高いイメージしかなさすぎて、普段食わないんですよね…そのあまりこう比較対象が少ないんですけど、確実に一番肉厚ジューシーふっくらなうなぎでしたね。

しかし駅降りてからお店に着くまで5分くらいなんですけど、バケツを引っくり返したような雨が降っており…全身ビショビショになりながら入店となりました。
雨雲レーダーみてもしばらくやまなさそうだし、次来る折返しの特急のことを考えても1時間弱しかなかったので、雨の中突っ切っていったんですよ。

こっから軽い失敗が続きました。


ぐっちょぐちょの体を引きずりながら、駅に戻ります。

何とも奥地に来てしまいましたね…まあ奥地というと怒られるかもしれませんが……

駅の真横には四万十町役場がありました。駅をまたいでめっちゃキレイな庁舎でした。トイレ借りるかと思ったんですが、なんかあまりにキレイだし、妙な時期に大阪からわざわざ来てウンコするってのもね…

さてまた特急に乗り、高知に戻ります。チェックインには早い時間ですし、ちょっとまた聖地巡り行きますか。ご存知水曜どうでしょうの大人気企画、原付日本列島制覇よりゴール地点の桂浜を目指します。

集え!桂浜へ!(大髭書体)

https://www.netflix.com/title/80105433?s=a&trkid=13747225&t=cp&clip=81262131


13時頃高知駅へ戻ってきました。

タイムズで行こうかと思ったんですが、妙に遠いのと、行ったら行ったっきりなので路線バスでいきます。

バスが来るまで時間がちょっとあるし、靴もぐっじょぐじょ。調べると裏手にイオンがありました。イオンかよとは思いましたが、イオンに行きます。GUがあったので、なんか靴買いましょう。

高知、二番手、イオン。一瞬北花田に来たかと思いましたが、ここは間違いなくイオンモール高知です。なんかでもやたらめったら人が多いのと、服の感じがしまむら感強い…気持ちね、気持ち…強い気がしますね。

そんなこんなで無難なGUの靴を入手。足の形が常人よりおかしいのですが、GUの一番でかい靴は割と履けることが多いという。

さて駅前の裏手からバスに乗り込み、桂浜を目指します。てっきり駅の栄えてる方(海側)からバス出るんだと思ってたら、路面電車がある関係か裏手にバスターミナルがあるんですよ高知駅。結構迷いました。

そんなこんなでなんとか桂浜へ。40分くらいバスに揺られてた気がしますね…割と遠い。

バスが到着したあたりは土産物屋が多く並んでいるのですが、浜風の影響なのかいかつい廃れ具合でした。天気が悪いだけ…よね…。

たしかに浜ですね…

さてさて。真の目的地は「桂浜水族館」です。ツイッターで『人が来ない人が来ない』と、さんざん喚いていたので『じゃあ行くか』と思ってはいたものの、大阪から遠すぎるのでなかなか来れずにいました。

入園料をぺいぺい(LinePay)で支払い入場。いくらだったか忘れましたが、割合高かった気もします。
それにしても・・・なんか・・・人多くない・・・?

公式も認めるくらい人が多かったらしい(笑) まさにこの日前後に行ってたので、あれはデフォルトではないんですね…

入館直後、こ汚い何かに出迎えられます。
マスコットキャラクターだそうですが、なんか色々ある設定の中でFカップだという設定がある以外は名前すら忘れました。

そういえばこの置物もそうですが、一時期吹田のエキスポランドに乳首貼り付けの刑に処されているピカチュウがいましてね…

http://kafun-tuhan.net/ryokou/wp-content/uploads/2016/01/9840.jpg

あとは入り口すぐにこういうのが貼ってあってなんか『ああ…』ってなりました。自ら楽しくなるよう仕事をすすめることはとても大切なことだと思いますが、そこにもある程度のラインというものはあると思うんですよね。個人的にはね。

初手はさすがの土佐錦ですね。赤いなあ。それはコイキングか。
ここはまだ屋外なのでdp君も耐えてますね。

さて室内。SSは1/3まで落ちました。当然ながら迫真のアナゴ君になってしまいます。

ということで流し撮りに切り替えますが、、、これは無理ですね…

というより知らなかったんですが、入ってすぐのどデカイ水槽に…

わんさかウミガメがいます。それも数種類。

これはちょっと感動しますね!ウミガメをこんな間近で見たのも初めてだし、ここまで一個のプールで多頭飼育していいんだっていう感動もあります。
それにしても君ちょっと…

は、はやいね、、、じっとしてくれない、、、?水中では無双なの?リアルではコミュ障のネット弁慶か?

すごいんすよでも、これほんとわんさか近づいてきます。

というのも桂浜水族館、ふれあい動物園もびっくりなレベルでいたる所餌が売られていて(奈良公園の鹿せんべいみたいな)。君らは長居公園のカモか?っていうくらいウミガメが『エサクレ-』って寄ってきます。
まあカモじゃなくてウミガメなので、なんかいいかな…?って思っちゃうんですけどね。マルチのおっさんじゃなくて、立ちんぼのエッチなお姉さんに声掛けられるみたいな。
ホントでもお金ないんですかね…売れるとこ全部で餌売ってましたね…

どうでもいい話なんですけど、最近一身上の都合により梅田に通ってましてね。ちょっと歩くと絶対マルチに声掛けられるんですよ…ほんと、大げさだと思うでしょ?ホントなんですよ… お笑い芸人のモモで言う所の「マルチに声掛けられ顔」なんですかね(笑)

室内、ほかにも比べとか淡水魚とかいましたけど、暗すぎて諦めました。

屋外展示もあります。

アシカですね。ひたすらウロウロしてました。

カメラを向けていると、ちょっとファンサしてくれました。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだとでも言いたくなりますね。

あ、こんな感じでね。餌あげられるシチュエーションの水槽にはほぼ必ずありました。

カワウソとかも確かいましたが、結構野生のかほりがしましたね。

ほかにもびっくりしたのがこちら。

その名も「ペンギン団地」 団地て。と思いましたが…

いや、、、

団地ってレベルじゃねえだろ…!見たことないくらいわんさかいる…なんかこう多頭飼育がすごいですね……大丈夫なんやろか…

あとはカピバラなど。

わりとあっさり見終えました。見どころは間違いなくあのウミガメですね。あれはすごいわ。ギネス記録とか取れないんでしょうか。
規模や見ごたえで行くと、京大水族館のほうがスゴいかな…まあ近くに寄れば行ってみると楽しいと思います。マジで。ウミガメは本当にすごかった。

あと強いていうなら、ちらっとすれ違った飼育員さんがかっこよかったすね。塩顔というかなんというのか。すれ違うのがちょうどいいくらいのイケメンでした。

太平洋でも見に行きましょう。午前中の雨も相まってか、波がいかちいっす。

遠景の山の青さがいいっすねえ。これはいい。

波といえばこうでしょう。

勝手に「イイチコ(焼酎)ショット」と呼んでいるものです。波や滝に対してシャッターを開けるこの撮り方。手持ちにNDもないという中ではありますが、まあまあ言いたいことを伝える分には十分でしょう。

高台があったので登ってみます。

この手前で水平とったと思って満足してシャッター切ったら、奥で思いっきり歪むっていう現象めちゃくちゃありません?めっちゃ悲しくなる。

太平洋。見える限りには何もありません。といってもこの水平線って8kmくらいなんですよね?確か。

たまにはT&Oで植物寄りでも行きますか。ちょっと飛んでるくらいがいいのかな。なんか昔のInstagramみたいな感じしません?(笑)昔のね。いまのじゃなくて。

ちょっと歩いて桂浜といえば…な場所にいきます。意外と坂の上なんですね。

あら意外と、意外とデカイ…。そう、坂本龍馬像です。
…え?なんで背中からかって?それはもうこっちのほうが僕にとっては重要なんですよ。ここは水曜どうでしょう、原付日本列島制覇のゴール地点です。あの人達は「観光客が多いから」っていうんで、人気企画のラスト企画の最後を背中で終わらせたんですよね。まあずっと背中映してる企画出したから、ある意味正解なのかもですが。

なんで背中なんだよって思ってたけど、こっちのほうが駐車場に近いからなんですね(笑)飛行機の時間もあって早く撤収したかったんでしょうかね。

一応お顔も拝見。

うーんまあこんな…もんです…よね…?桂浜。帰りますか。

帰りのバスなんですが、めちゃんこ古そう。

まあまあ味を汲み取れてますね。こういう寄りはやっぱセンサーデカイからいいっすね。

さてバスに揺られて帰りますが、徐々に徐々に体調が悪化します。間違いなく昼に雨を浴びたせいですね。行きたい居酒屋もあり、ホテルもその近くにとったものの…コロナのこともあるので、この日は大人しくホテルで寝込みました。グゥッ!酒飲み天国高知で酒が飲めないなんてッ…!松山の居酒屋が良かっただけにダメージはデカイです。


4日目 高知→香川→徳島→大阪

さて最終日。

前日と打って変わって超晴天です。今日最終日はうどんリベンジ!行けなかったうどん屋全部回ります。

ということでまずは一軒目の「いろりや」さんを目指しましょう。高知駅周辺から高速と下道で2時間弱。タイムズで車借りていきます。とはいえオープンまで時間も少しあるので、四万十川の沈下橋でも見に行きましょう。

徳島、香川と路面電車乗ったものの、高知では乗りそびれましたね。無計画さが露呈した感じがスゴい。

実は前職の仕事で足摺岬の手前くらいまでは行ってたので、おおよその道は通ったことありました。途中まで高速で一瞬下道入ったら、建設中の無料の高速にまた入って、すぐ降りたらなんかデカイ道になるんですよね。

道は混雑もなく、沈下橋に予定通り到着。

いろいろある中で佐田沈下橋というとこを目指します。たぶん一番行きやすいところ。

お~、沈下橋だ。歩くの超怖いんすよね。本気で橋から落ちそうになる。

トイレしに行ったら、休業中の喫茶店から猫が近寄ってきました。

名前めちゃくちゃ潔いですよね。あの香川の何とか浜みたいに”っぽい”建物がなくて、お父さん安心しました。
ちなみにこの向かいにある建物が公衆トイレです。結構キレイだった。

「マルチに声掛けられ顔」であるため、「動物に避けられ顔」でもあるんですが、それでも寄ってくる猫。めちゃくちゃ人馴れしてるんでしょうね…
なおdpくんのAFスピードはこの程度の猫でも辛いです。

閑話休題

橋って橋から橋自身をどう撮るか悩みますよね。第三視点からだとこう、橋らしい感じになるけど、やっぱ自分で行っちゃっちゃわかんないっていう師の言葉は真理ですよね。

PLフィルターとかあれば話はまた変わってくるんでしょうかね。

T&Oで撮って見ましたが…これは何というかなんか違いますね…

なんかこう空より橋を入れたくなるんですよね。左右寄ってるのはカメラの画面表示で全体が見づらいから、ぼくのすきるのせいではない!

ちょっと下に降りれたので、全景をば。これ以上右に振ると林が入るのでこれが限界でした。でもできれば、右の上流の感じも見れたらより橋感増しますよね。

こういう連続のものすき。ただでももっと望遠ですね…
こういう連続もの、大阪で遭遇する度にメモってるんですけど
・船場センタービルの外廊下
・阪急十三駅側の淀川橋梁
この辺おすすめです。かっこいいですよね。自然の集中線みたいな。

あとたまたま撮ったけど、この水の反射めっちゃキレイですよね。dpくん!やるやん。

さていろりやさんオープンの時間になりました。急ぎ少し戻ります。平日のオープン直後ですし並ぶってことはないでしょうが、6時間以内に車を戻したいのでね…

さて到着。夢にまで見たうどん屋。「いろりや」さんです。

こちらは水曜どうでしょう本体はもちろん、おにぎりあたためますかでも訪問されています。

早速入店です。お目当てはどうでしょうで大泉さんが食べてた1000円超えの天ぷらが乗ったうどん。
でしたが、この日はフライヤーの不調で天ぷら類が全NG…!怒りのあまりうどんを二杯注文してしまいました。

肉うどん(770円)
ほんと、最高にキレイに撮れてますよね… いろりやさんの囲炉裏横の席も考えましたが、案内して頂いた窓側のカウンターに陣取ったのも功を奏しました。いい光あればいい写真あり。
お味はいうものがな。めちゃんこうまい。麺もシコシコッって感じではなかった気がしますね。でもモチャモチャでもない。その間みたいな。なるほど確かに麺喰集団(なお2名)チームナックスの大泉さんが「うどんいちかも」と言うまであります。

大根ぶっかけうどん(715円)
食欲マックス、怒りの二杯目です。
先程のはぬくいうどんでしたが、こちらは冷です。この次元まで来るともはやデザート感覚です。さっきの出汁もめちゃくちゃ美味かったすけど、このツルツルいけちゃう感じも最高。

お土産まで買っちゃってサクッと30分で撤退です。うーんでも、ほんと、もう来ないかな(笑)遠すぎ。めちゃくちゃ美味いばかりに残念です。でもここにしかないから、っていうこのレア感も旨さの相乗効果な気もしますよね。

さて帰りましょう。今日はまだあと一軒うどんを食わねばなりません。

https://goo.gl/maps/pvNy6NQYrQhiE7HMA

道中、きれいなコスモス畑を見たり。

https://goo.gl/maps/YWZZmJPSgkGmW9xc9

クジラの見える道の駅とやらで、気持ちのいい日光を浴びたり。

https://goo.gl/maps/eGSBJzw6T2qp6fpp9

芋けんぴ屋で、土嚢のように積まれた2kgの芋けんぴを買って、シュークリームを何の気なく撮ったらdpの解像度が5000%火をふいたり。

マジで店先に土嚢みたいに積まれてました。安くはないんですが、名物らしいので買ってみるとこれが芋けんぴイチでしたね。よく食べる芋けんぴより細くて、芋自体がめちゃくちゃ甘いんですよね。ここも中々いけるとこじゃないけど、近く通ったら行くべきですね。

無事、高知に戻ってきました。いやあ、昨日の晩飲みに行けなかったのがめちゃくちゃ悔やまれますね。高知と戯れたかった~酒でしか会話できないのでね…

戻ってきたら16時くらい。急ぎJR特急に飛び乗ります。これまでお世話になったきっぷも今日が最後。香川にひとまず戻ります。

香川では2日目に行きそびれたうどん屋「山田家」さんへ。
え?なんです?いいじゃないですか、うどん、おいしいでしょ。

香川着が17時半頃。またまたタイムズを借りて、一路山田家さんを目指します。山田家さんは水曜どうでしょうで紹介されたことはもちろんのこと、讃岐うどん屋さんとしては、かなり夜遅くまでやっています。飛行機で遅めに香川入りしても、山田家さんはまだ空いている。そんな香川を代表する、ちょっと高級めなうどんドコロです。

高松駅から山田家さんまでは車で20分ほど。85番札所八栗寺の麓にあります。

しかし着いた頃には真っ暗!ということはdpくんNGの時間帯です。ホワイトカラーなんですよね。勤務帯がね。dpくん。
しかしこの見覚えのある看板は撮らずにいれません。

ほあ~趣。趣しかない。山越うどんさんもテーマパーク感あってよかったですけど、この中庭にはやられますね。

しかし訪れたこの晩飯時。マジでソロプレイヤーがいません。全員家族連れ。そんな中デカ目のテーブルに一人で通されました。恐らく関西弁を察されたのか、大泉さんらが座った席の近くへ。

最終日ともなれば、こんなもん気にしたら負けです。迷わず、恥じることなく、窯ぶっかけを注文。

うーん。いいですねえ。驚きの白さ。

この輝き。最高。
お味はこれまたいろりやさんと違う麺なんですわね。恐らくシコシコ系です。これがでもまた旨いんですよね。ソロプレイヤーなので着丼後、退店RTAです。土産物までクレカで買って即退店。

香川に来たら、マストでまた来たい。そう思うお店でした。

大阪へ帰りましょう。とはいえ四国制覇を目論むこの旅。バスの発着度合いや、料金を考えても徳島から帰ったほうが良さそうです。

香川から徳島は特急で一時間ほど。乗車率はそこそこでした。

なかなかキツイこと書いてる車内広告

今回徳島は通過するだけでしたね~。残念な気もしますが、まあ徳島だけは諸般の事情で死ぬほど行ってるし、そこまでちょっと行きたくないので(笑) また今度改めて訪問します。徳島はね、南海とフェリーでお安くいけますから。

というわけで徳島駅前から難波行きのバスに乗って帰ります。
徳島を出る前の停留所で、思いっきりカップルが別れのチューをしてて飲み物吹いたのが良い思い出です。
まあこれを笑ってられるうちに何とか打開したいですよね(笑)


ということで、四国ぐるっと旅。完結です。11月に行ったのに、記事書き終わったのが3月末という体たらく。まあ完結しただけ成長したとも言えます。
一番よかったのは松山かもしれないですね。あの居酒屋が良すぎたし、道後温泉がめちゃくちゃ染みた。ちょっと前までPeachで松山空港行きってのがあったんですがね。なくなっちゃったみたいで、バスか新幹線+電車しかないですけど、まあそう遠くないのでね。皆さんぜひ行ってみてください。

使用したdpくんについては、別記事でまとめています。

noteのインプレッションを上げる方法、みたいなnoteの記事を見てタイトルをそんな感じにしたら、自分のnote最高ビュー数を記録しました。
ここでも最後に書いてるんですけど、本当にちょっとその辺のカメラ好きの方、死ぬまでに一度はdp並びにFoveonを使うべきです。ある意味で毎回シャッターを切るのが楽しい、そんなカメラです。

ちなみに今欲しいカメラはEPSONのR-D1です。今後の更新予定はありませんが、またどっか行って写真撮ったらまとめたいなと思います。ではでは。

4月1日からNetflixで「闘痔の旅」が公開されるそうです。『なぜ?』という疑問しかありませんが、サクッと見れるので公開された暁にはウォッチパーティでもしましょう。

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