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始まっちゃうよ、人生が。

なんと21歳になってしまいました。21ってやばいよな。「さ、お前の人生どうすんの?」って感じだよ。何はともあれ20年も生きられたこと、生かしてもらったこと、なんか不思議でありがたいですね。

何をどうしたら周りの人にかけた面倒とか、地球の気候とか、運とかをお返しできるのかわからんけど、とりあえず文章は書こうとおもいます。なんか今回は人生tipsになっちゃった 5年後の読んで死にたくなる類のやつ
読みたいところまで読んでくださいレッツギリ!

1.全然置いていってくれていいよ。

なんか最近良い意味で?心から素直な気持ちで、自分よりすごいものに憧れてそれに近づくことを諦めるようになりましたね。
まぁ基本的に何も諦めたくはないのですが、その人にはなれないことを本当に思い知ったとき、なんか安心するというか。

すごい魅力的な作品とか人に出会ったとき、あぁ自分もこういうものを作りたかったのかも、こういう人になりたかったのかも、と一瞬思うけど、何回人生をやり直したとしてもそうなれる気がしない。
明らかに自分が歩んできた道とこれからの道のどちらにも交わらなさそう!って直感で感じられるようになった。

正確にいうとこれは諦めというより分別?
「よそはよそ、うちはうち」ってだけですね。結局。あとは自分の選択と人生を信じるしかないんだわ。クヨクヨすんな!

憧れの人にはなれないとしても、まあそれでいいんです。それが地球に人間がいっぱいいる意味ジャナヨ?(え?)

1人で全部できてしまって、憧れるもの、勝てないなと感じるものが無くなった時、地球の軌道に自分だけが取り残されたような孤独を味わうと思う。火星に送り込まれる方がマシですからね〜。火星行きたいね

2.進撃の巨人がさ〜。

マジありえないスピードで進撃の巨人にハマっていまして、さっきアニメ最新話まで追いつきました。本当地獄だよ。そして毎話その地獄の底を掘り下げ続けてますからね。

ネタバレするのもあれだから、抽象的な感想をダラダラ書きますが。

テストで100点とれば褒められる時代はよかった

進撃の巨人でいう海を見た時、この世ではちょうど20歳ぐらいになる時、なんかいきなり全ての物差しが無力化するんですよね。
頑張れば褒められた時代は終わり。真面目に頑張れば誰かから嫌われるし、がむしゃらに頑張れば誰かから恨まれる。で、どうする?っていう。

アニメ中でケニーが放った「みんな何かに酔っ払ってねえとやってらんなかったんだな...。」という言葉が頭から離れません。地球ってそんな感じなんだよなあ〜〜。どうしようか。
進撃の巨人のすごいところは全く答えを提示してくれないところですよね。全然導いてくれない。うん、どうしようか。で終わり。助けてほしい!

正しい選択って何だよ

何が良いことなのかがわからなくなった挙句、何が正しいのかもかき回してきますよねこのアニメはさ。

序盤の話。巨人に追われる主人公エレンくんが決死の状況でこのまま突っ切るか、仲間の援護に回るか!?という選択を迫られ、(俺は仲間を信じるっ....!)と言って突っ切る選択をしたのですが。その結果仲間がほぼほぼ死んだんですよね。

エェェエ主人公の選択のくせに大間違いですけど!?!、?!!!

恐ろしいことにこんな衝撃は序の口で、この後もみんなそれぞれ色々な選択を迫られて、自分の選択のせいで大勢仲間が死ぬ結果を目の当たりにしていくんですけど。

絶対的な正しさなど崩壊している世界でどんな選択をとり続けるかという話で。自分ならどうやって選択するのかなと考えたりしたんですが、「こいつのためなら間違いでも良いや」と思いながら選択するしかないだろうなあと思いました。

後悔したとしても、(あの時はあの人のためにこうしなきゃいけなかった)(あの人を信じたからこうした)と考えればしょうがないなーで終われる気がして。でもこれって自分の責任を他人になすりつけてるだけなんですよね。人間っぽいですが

その点主人公のエレンはずっと自分の意思で自分の選択をし続けているのがすごいよね。たぶんそれが、進撃の巨人という物語の主役であることを納得させているというか。そこだけが周りと決定的に違って、得体の知れない強さと怖さがある。エレン、お前はなんなんだ.......

進撃の巨人完結編 後編は今年秋放送です。秋まで死ねないね

4.夢叶い率を上げていくことでしかない

なんかあの、そういう回になっちゃってるけど。人生の話ばっかしやがる時期なんですわなんか。しゃべらせて。

「夢を叶える」ってキラキラしていてある日叶って全部報われて泣く!みたいなイメージのある字面ですけどね!あのー、夢叶い率を上げていくゲーでしかないですわ!

なりたい職業があるのなら、それになってる人ばかりがいる環境に入る。もっと確率の低い夢でも、叶えられない可能性をつくっている原因を一つずつ排除していけばいいんだろうし。

もちろんその過程は自分で夢を現実に近づけていくわけだから、自分の夢に近づきながらも汚しているみたいな気分になるね。叶えるけどね!!!そのあとも人生は続くし...でも人生は短いし....はぁ

5.まぁでも地球はいいっすわ

今地球で生きている人間として、一生かけても全く読みきれない量の本と見きれない映画があることは本当に心強いなあと思いますね。ひとりであっても孤独じゃないというか、今世でできることの限界に対する諦めがつくというか。

最近眺めた歌詞をいくつか並べてとぼとぼ?ぽつぽつ?喋ってみようと思います。もちろん全部こっちの想像で、ただ文章を拾い上げて一通り喋って戻すだけの作業なんですけど。

1.ハァ〜いうてまう。

それは水もやらず枯れたエーデルワイス
黒ずみだす耳飾り
...
それはひどく丈のずれたオートクチュール
ほつれてゆくボタンの穴
-Pale Blue 米津玄師

これはハァ〜。いうてまいますね。
別にエーデルワイスは枯らしたかったわけでもないんでしょうよ。
もらった時はめちゃくちゃ嬉しくてキラキラで大事にしようと思っていたのに、なんか噛み合わなくなって巻き返せなくて、気力が尽きてしまったのかな。正直何もしたくねえけど良い大人だから頑張って家を出て、疲れて帰ってきてふと目をやったら枯れてるんですよ。そんなんハァ〜だよ。うわぁ、ハァ〜だわ。ハァ〜〜〜しんど。

ひどく丈のずれたオートクチュールはなんかまたさらに鋭角の痛みですね。このオートクチュールがピッタリ合うのは過去の自分なのか、はたまた相手や世間が自分に抱いている幻想なのか。
どちらにせよ「あなたにぴったりなもの」として存在しているものの丈がひどくずれているのってハァ〜〜〜だね。あぁ今本当にハァ〜〜〜〜ってなってます。シンドォ。

何度でも言うけど、米津玄師はこういう(なんか普通に今マジで地獄、世界についていけない)みたいな時期の人間を形容するのが本当に上手い。これがなぜできないかって、普通自分がその状況になったら本当に目の前のことしか考えられないし、後から思い出したくもないから丁寧に状況を言葉にできる訳がないんですよね。

米津玄師って本当にすげえよ。噴火に巻き込まれても淡々と登頂目指して登ってそう、というよりは灰にまみれながら手紙書いたり絵を描いたりしてそうだな。

2.登下校中のぼやぼや

햇빛보다 spotlight을 더 받는everyday
(陽射しよりスポットライトを浴びる方がずっと多い毎日に)
Makes me think about how
(今自分がどうあるべきか考える)
...
랩이 이제 나의 new 156
(ラップが僕の新しい156)
YESTODAY NCT U

これはちょっと背景の説明が必要ですね。このラップを書いたNCTのマークは、母国で学校に通っていた時に156番のバスに乗っていたそうです。それから数年後、韓国にきてNCTとしてデビュー。世界中のステージを飛び回りながら書いた詞が「ラップが僕の新しい156」........

なんか、通学の電車ってなんか色々考えてたなあって思い出しましたね。ひとりではないけどひとりになれる。家でも塾でも学校でもない、でも当たり前に所有できる時間って実は本当にだいじな時間だったのかもなあとか。

それを表に(表どころではないが)出た後に思い出して、歌詞の中に混ぜ込めるのがすげえよ。凡人ですら忘れてますからね、通学電車のこと。
あのー、ジブリが流行るのと同じ種類のロマンを感じますよ。みんなそれぞれ違う人生だけど、なんか同じ温度の思い出を持っていて、歌とか映画とか絵とかによってそれを同期できる感じ。いいね、そういう感じが。

おわり

いろいろ喋っちゃいましたね。なんでここまで読めるんですか?私はあなたみたいにはなれなさそうです。でもこれからも読んでくれるとうれしいです そのために書きますね おやすみ!

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