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古めなMacでイチからFusionDirveを構築する

この記事は1年以上前に書かれました。内容が古くなっている可能性がありますのでご注意ください。


経緯

サーバーで使用しているMacmini Mid2011くん、最近やたら調子が悪いと思ったらSATAケーブルのプリントがはがれていた。

SATAケーブルを購入し、新品に交換しても全く治る気配がない
また常時稼働用PCとしてDH110(こいつも難あり)を導入したので、もう壊れてもいい感あるので遊んでみることにした。

今回は新しめなMacで一時期搭載されていたFusionDirveを自分で設定して再構築してみることに。

実はこのMacmini、だいぶ前(2013-2014?)に一度FusionDirve化をチャレンジしている。
そのときは一応構築はできたが、動作が不安定で最終的にSSDとHDDが分離してしまった。

結局RAID0対応のWD製1TB REDを2台購入し、Minecraftサーバやファイルサーバ。DNSサーバとして動かした。
SSDはそのまま放置。のちにマイニングPCのOS用として再利用することに。

Macmini(2011)でFusionDirve

月日が流れ今年(2019)、空前のBTC祭りが落ち着きマイニングや人工無脳として使用していたGPUを売却、SSDとCPUがあまった。

稼働から数年たったMacminiはすでにボロボロ、macOS SierraでOSが止まり(HighになれなかったMac)、OSが起動ができない、起動できてもアプリが起動しない、インストールもできない。Windows10にしてみても同様な状態になってしまい結局稼働を停止。DH110に引き継ぐことに。

DH110にMacのHDDを使用したため、MacminiくんにはHDDスロットが一つ空く、しかもマイニングPCか無き今、SSDも余ってる。FusionDirveに再チャレンジできないかとGoogle検索したところ、Apple公式が興味深い記事を書いていた。

”Fusion Drive が分割された場合の修復方法”

デフォルトでFusionDirveが使えるMacでも分離することがあるんだなーって思って眺めてたらふと思った。これと同じ手順でターミナルに打ち込めば64GBSSD+1TBHDDでFusionDirve組めるんじゃね?って

やった手順はAppleの記事見てもらえば同じことなので省略、結果は

まあすんなり成功したこと。

といってもまたOSはmacOS Sierra、今回もHighになれなかったよ...

High SierraだとiCloudのiOS連携とかで非常に有利になるんだけどね。もう諦めた。

普段使いとしてもDH110が来たのとiPadminiで十分なのでしばらく放置かなあ。MinecraftサーバとかWindows10でできないことをするぐらいしか起動することがない。

使用感としては、起動は確かに早くなったぐらい。SSHDよりかは高速かなあ。
重たいフルHD動画とかも割とサクサク動くね。SafariがSSDに書き込まれればの話だけど(何度も動画を再生して学習させた。)

というわけでまとめとして

・古いMacでもFusionDirveを公式が書いた記事の手順で構築できる
・ただし分解、HDD(SSD)増設という難易度の高い工程がある
・改造費出すぐらいならMac売って改造費分をまとめて新しいMac買え

って感じで終わりにしたいと思います。

ぜひ、Macと縁切ろうと思っても切れないMacファンの方はお試しあれ。
ただし壊れてもしりませんけどね。

〆〆

macOS HighSierraのインストール失敗の原因がわかりません。黒画面のプログレスバーで100%まで行った後の再起動でホワイトアウトします。

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