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春ねむり 春火燎原ツアー in Tokyo

7/1春ねむり 春火燎原ツアーファイナル東京公演に行ってきた。映画の主題歌で彼女の存在を知り、音源は聴きまくっていたのだが、いつもタイミング悪く中々ライブを見ることができず、彼女を知ってから2年近く経ってしまった。(あと僕は彼女のtwitterと文章(モノの考え方)がとても好きだ。)

念願の初春ねむりライブ本当にあの空間に居れたことが幸運だった。パフォーマンス・演出すべてがハイレベルだったし、会場の雰囲気も最高だったのは大前提、そこにプラスして圧倒的な『凄み』を感じた。現場に居た人は多くの人が共感してくれると思う。彼女のパフォーマンスは最早ただの音楽というより、音楽を媒体にイデアに手を突っ込もうとしているような「あ、今僕らもの凄いものを見てるぞ」という気持ちにさせてくれた。
「救い主」、「魂のこと」この間まで大江の『燃え上がる緑の木』を読んでいたので、そんな言葉さえ頭に浮かんでくる。

これは説教であり、対話であり、祈りなのだ、そう例えることに耐え切るだけの強度が今回の春ねむりのライブには、あの美しい瞬間には、存在した。

今年来日公演を行ったAURORAのステージを少し思い出した。ライブのMCで「あなた達はそのままで完璧です」と日本語で言い続けた、彼女の姿を。その美しい魂と人間としての懐の深さを。

きっと彼女の存在に救われる若い人達が、潜在的にもっといるんじゃないかと思う、この島国でも。

クソみたいな世界で、魂のシェルターとして。

How beautiful life is !!!

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