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FF14のゲームスタイル

『零式は人を集めるのが高難易度だから面倒くさいので行かない』
おおよそこんな事を以前記事としてしたためた。
追記するなら、『すぐに装備更新がくるからイタチごっこになるのがしんどい』というところだろうか。

それはそれとして。

表題についてであるが、ことこのFF14においては、やる事が多数あり多方面に広がっている。そしてその楽しみ方も多彩である。
バトルを楽しむ人がいる。
ハウジングを楽しむ人もいる。
ストーリーを楽しむ、SSを撮るのを楽しむ、武器を作るのを楽しむ、うちよそを楽しむ人もいる。
MMOであるため、一人でできない事が多いのも事実。
人と話すことを楽しむ人もいて、恋愛することを楽しむ人もおり、人に迷惑をかけることを楽しんでやる人も、寂しいさを埋めるために遊んでる人も中にはいるのである。
そしてその複合状態が常である。
前者はまだいい。
だが後者は、他人を巻き込む内容であるため揉め事も多いように思う。
実際、幾度と巻き込まれては辟易していた。
それを責める気はない。
ゲームのスタイルがそもそも違ったのである。ただそれだけなのだ。
リアルがあるにも関わらず、ゲーム内で恋愛がしたければどうぞご自由に、なのである。
それで傷ついて悲しんで苦しんで、手を差し伸べた所で、結局はゲームなのである。ともすれば、巻き込んだ人間よりも、手を差し伸べている方がゲームとしての切り分けをできていないのかもしれない。
自身のことである。

さて、話を戻そう。

自身の、FF14におけるゲームスタイルについて。
これはFF14に関わらずではあるが、前述した通りの多様な複合状態であるため改めて纏めておきたい。

そもそも、FF14ではなかったら、ゲームをどのようにして楽しんでいるのか。

①ストーリー
②攻略
③音楽

私の場合はこうだ。
例えばテイルズの話をしてみよう。
テイルズオブジアビス、心に深い傷を負うほどに辛いストーリーだった。
辛かったが、先が気になってどんどん進めた記憶がある。
世界を救いに行ってくる!と、部屋の扉を閉めて、明け方号泣しながら扉を開けたものだ。
結局やれずじまいだが、確かジェイドの先生だった人と戦えたか。当時友人と同時期にこのゲームをやっていたのだが、その友人は難しいクエストもクリア済だった。なのでその友人から話を聞くに、かなり難しいというかボスが固い!そうだった。
その友人には、歩く攻略本の異名を授けたくらいのゲームの腕前と頭の良さがあった。
私ももう少し頑張れていれば、その歩く攻略本に、どのようにすれば倒せるのかを聞いては攻略に向かっただろう。
そして音楽に関しても、あの曲かっこいいよね、など、そういう会話を楽しんだものだった。

私に関してはこの後に

④2次創作 

というカテゴリーも存在はするがそこは割愛で。

またドラクエ11なんかは、ほぼカジノに籠もりきりだった。
ずっとスロットとポーカー。
仕事が休みの日であれば、朝からずっとスロットを回していた。

お陰様でコインカンスト

そうやって生活をしていて、ある日そろそろ裏ボスを調べるか…と、本腰を入れて攻略を調べた。先に攻略すべき場所があることが解ればすぐ向かった。
闘技場だったか、あれはきつかった。パーティ組をどのようにすれば勝ち上がれるか。またスキルを誰にどのように立ち回させればいいのかなどを真剣に考え、失敗しては検証し幾度と挑戦した。

例えば前述2つのゲーム、これでもスタイルに違いはある。

ドラクエ11に関しては、私は誰かと意見交換はしていない。

ネットで調べては、ひとつひとつ実行して進めていったにすぎない。
それでも楽しかった。
裏ボスを倒せたのは嬉しかったし、キャラ達が全員カンストしてなくても倒せたことを、密かに優越感を感じていた。

またドラクエは考察が楽しい。
最後のシーンで映った本は、あれはなんだろうか。このあと世界は、その舞台が3作目に起点するのだろうか!など。
これをプレイした人と話をすればこれについて語りたくなるし、それが楽しくて仕方ない。

FF14も、この本質は変わらない。

まずはメインストーリーを楽しむ。
深く感動もすれば、前後の絡みで考察が楽しいこともある。それについて友人とあれやこれや話すのが楽しい。

友人とコンテンツに行く。
難しくてクリアができない。ならば、どこをどう修正すればクリアできるのかを話し合う。
あーでもない、こーでもないと話をしながらクリアしていく。

そしてこれは、FF14だからとか、そういうことではない。

友達の家に行って一緒にゲーム画面を見ながらプレイして、
『あっちの道は?』『こっちの宝箱は?』『ボスがこの技使ってくるなら、初手はこうしたらいいんじゃない?』『いやいやそれだと後が困るから温存だろう』そんな事をわいわいしながらやってくのと同じなのだ。

これが楽しいと私は思ってる。

これをFF14でもやっていたいだけなのだ。

ある時にまだ友人と言っていたような人物に投げかけた事がある。
『自分はバカなので、忍者の使い方を教えて欲しい』と。
単純に言葉の通りなら、ただ教えて欲しいと言ってるように聞こえたのだろう。
私も別段説明もしなかったが、こう返答された。
『みんな、使えるように、調べて努力してやってる』
『友人だから聞かれれば答えるが、教えるなら、わかりやすく説明するために噛み砕いて伝える必要があり、それは大変な事なのだよ』と。

1から10まで教えてくれと誰も言っとらん。

先の話から併せて貰えればわかる。

『スキル回し動画はこれを見てるんだ』『そっちの動画見づらいでしょ?自分はこれを見ているよ』『こういう風にホットバーセットしてるけど』『これを初手で入れたいからこっちにした方が自分はやりやすいよ』

例えばこういう会話を並べたらどうだろう。

攻略とは、スキル回しもそのひとつに含まれる。
だからこうやって情報を共有したりして楽しくできたらと思っていただけなのだ。

ざっくりまとめて、

『努力が足りないんじゃないのか』

と、言われても。

単純にプレイスタイルが大きく違うのだなと思った。
また、その経緯から、自分は聞かれれば必ず答えている。これもコミュニケーションであろう。どう言えば伝わりやすいかも考える。それを負担とは感じたことはない。
なぜなら、その会話の中に新たな発見もあるからなのだ。
その発想はなかった、だから自分も実践してみよう。
そうなる事もある。

このコンテンツのここが難しい、こういう人がいてクリアできなかった、色んな話をするが、話すことで頭でまとめている。
その話が邪魔であると言われるならそれまでなのだ。

私はこれが楽しく、楽しいを聞いてもらって、ただ『一緒に楽しく』これだけなのである。

若葉マークのついた人の集まりPTに入った折、タンクへの強攻撃なのだが、頭割りと間違えて覚えているのか毎回タンクに駆け寄る竜騎士さんがいた。

迷惑だと思う事はなく、それを笑うのも失礼なのだと思うが、申し訳ない、面白かった。

人の失敗を笑うと言われたらそうである。しかし面白ろエピソードなんて人によるものばかりで、批判も揶揄もしているつもりはないが、それすら苦々しいともなればもう何も発言はできるまいと思う。

服を表裏反対に着ている人を電車で見かけた、タグまでついてたけど、颯爽と歩いていった。
面白ろエピソードになるネタだが、本人からすれば面白くないのは当然で、これを揶揄と言われればもう何も言えないのである。

面白いとしている部分を共有したいのと、受け手側が必ずしもそれを面白いと思うわけではないことは当たり前だ。どちらが悪いでもない。
合わなかっただけではないだろうか。

合わないのであれば、無理をする必要はない。

これはゲームなのであり、仕事ではない。無理に続ける必要はない。

自分のプレイスタイルは変わらない。
なんだったら、アニメ視聴実況もまるっと同じである。

お前なにやっとんねん

というツッコミがあればあるほど書いていて面白い。来週は何が起きるのかとワクワクする。そしてそれを共有しては一緒に笑える友達がいればいいな、それだけだ。
語る相手がいなければXででも壁打ちをしている。
それを拾うかどうか、不快ならブロックでいいが、それが通じない相手もいる。

さて、
長くなったし纏まらなくなってきた。

タイトルに戻ろう。

私のプレイスタイルはどのゲームにおいても同じ。
メインストーリーを楽しみ、音楽を楽しみつつ、攻略をとにかく楽しみたい。

今エオルゼアは凪であるし、メインストーリーは追いついてしまった。
なので、攻略を楽しむフェーズであるが零式には行きたくない。
過去の極をやってみたり、武器を作ってみたり。
わからない事があれば聞いてみては自分なりにどう攻略するかを考える。
その中で、面白いことが起こったら、それを笑い合って話せたら。

難しい事ではなかったはずだ。

今は④も楽しい。
職場がうっとおしいのである。リアルが面倒くさいのである。
だから、楽しいを充実させるための、ゲームをやっていきたい。


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