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回収率100%以上を目指せ!競馬分析.vol3

今週は連続投稿です(笑)
今回は特定の騎手と馬主の組み合わせで分析をしてみました。
※データは2018年~2023年の5年分になります。


1.川田騎手と相性のいい馬主を探せ

前回、川田騎手をピックアップしたので、今回も引き続き川田騎手について掘り下げてみようと思いました。
今回の分析は、馬主との関係性と回収率になります。

青が回収率100%以上なんで、見た瞬間意外と多いって思いました(笑)
ただ、このままだと前回の記事でもお話したように、1回だけ乗ってたまたま勝った場合や、たまたま同じ馬が連続で勝って回収率がいいというデータも含まれています。
そのまま回収率がいい馬主を鵜呑みにしても、よくないことになります。

川田騎手×馬主(出走回数)との回収率散布図

例にあげると、回収率が1,880%の馬主の石瀬さんは、川田騎手がプレシャスブルーという馬に乗って1回勝っただけなので、1戦1勝で勝率100%で単勝オッズ(18.8倍)が来たということになります。
これだと、相性がいいかの判断はできないですよね?
なので今回も、少し情報を絞ってみることにします。

石瀬浩三さん×川田騎手の回収率

2.川田騎手×ダノックス(野田順弘さん)

馬主別出走回数:10回以上
勝率:10%以上
こちらの情報を付加させてた結果が以下になります。

川田騎手×馬主(出走回数)との回収率散布図
(出走回数10回以上勝率10%以上)

競馬をやっている人なら、感覚的にわかっていたかも知れませんが、改めてデータとしてみると面白いですね。

川田騎手×ダノックス

川田騎手×ダノックス


出走回数上位

出走回数を見ると、キャロット、サンデー、シルク、社台といったクラブの馬が多いのですが、個人馬主で1位です。
ダノンの冠名といえば川田騎手だなぁーって思っていたけど、本当にたくさん乗っていました(笑)

そして、回収率100%超えてる!!
馬主:ダノックス
騎手:川田将雅
勝率:31.33%
回収率:125.7%
1着回数:47回
騎乗数:150回

このデータから、川田騎手×ダノンの組み合わせはとりあえず単勝買っていてOK!!
この組み合わせは人気以上の仕事をしてくれるので、回収率が他のクラブ馬で勝つときよりもいいのかと思います。

3.川田騎手×野田みづきさん

おまけで、野田みづきさんについても少し補足を。
ミッキーの冠名でおなじみの野田みづきさんですが、ダノックスの馬主の野田順弘さんの奥さんになります。

川田騎手×ミッキー
こちらも回収率100%超えてる!!
馬主:野田みづき
騎手:川田将雅
勝率:30.43%
回収率:132.2%
1着回数:7回
騎乗数:23回

この組み合わせのイメージはなかったのですが、何気に回収率100%超えていることが分かりました。
奥さんの馬(冠名:ミッキー)にはそれほど乗るわけではないですが、乗ったときは単勝を買ってもよかったんですね(笑)

川田騎手×野田みづきさん

4.川田騎手×シルクレーシングは危険!

川田騎手とダノンとの組み合わせがいいのは分かったので、逆に危険な組み合わせをご紹介。

川田騎手×シルクレーシング
こちらは回収率が非常に悪かったです。
馬主:シルクレーシング
騎手:川田将雅
勝率:23.18%
回収率:69.9%
1着回数:35回
騎乗数:151回

川田騎手×シルクレーシング

クラブの馬だと一口馬主の方により、多少なりとも組織票があって、単勝オッズが馬の実力通りじゃなかったりもあるのですが、この組み合わせでの単勝は買わない方がいいですね。。。
当たっても人気サイドで配当が低いし、思ったより勝率が低い。
なので、回収率が悪いのかな。。。
一口オーナー以外は軽視して、他の馬を選ぶものありという感じですね。
シルクの一口馬主を持っている方なら、川田騎手が乗ってくれるから勝ちを期待と思いつつも、実は逆に相性よくなかったという事実(笑)

今回、このような分析をして初めて見えてくるものがあって感動しました。
リーディング1,2位の騎手が乗るからとりあえず買っておけって、ずーっと思っていたのですが、相性の良い悪いは少なからずある!
これがわかったことで、今後の馬券の組み立ての参考になりました。

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