海の日だから【海】を使った。-ギガ・ガガギゴ入り
ypのttoです。取り合えず海の日なので海を使おうかと思い使用しました。
なぜギガ・ガガギゴなのか
① 打点要員
ソナーや暗岩には「水属性の通常モンスターを特殊召喚する」付加効果があります。
シーステルスⅡの蘇生効果(③)+Ⅰの除外効果(②の上の●)を組み合わせることで完全蘇生を行うこともできます。ただ、これは海関連効果モンスターに使うことが多いかなと思います。
アトランティス下で星4攻撃力2650になるので状況次第では通常召喚するという運用も可能です。
【海】の難点として「リバイアサンで制圧できても、その後勝つまでが遅い」ことがあり、これに関しては2450(2650)が1枚あるだけでかなり変わってきます。
② スモールワールド要員
【海】の難点その2として「リバイアサンを引かない事故」があります。基本はリバイアサン3+ソナー3+おろかな副葬2(+氷結界)の8枚+壺ですが、少し心もとない印象です。その他にリバイアサンをサーチする手段として挙がるのがスモールワールドになります。
スモールワールドを使用するとなると、デッキ内のモンスター比率(特に水属性)を増やす必要が生じます。その際に①を考えるとギガガガギゴは優秀です。
ギガガガギゴは属性・レベルが同じなのでリバイアサンとは手を繋げませんが、爬虫類族、打点も50と端数があり、それ以外のデッキに入る水属性とは大体手をつなげるのでギガガガギゴから大要塞クジラなどを経由しリバイアサンやフィサイアにつなげることができます。
③ ごく稀に耐性あり
普段は当たり前のように使っている妨害でも「効果モンスター」しか対象にとれないカードもあります。最近だとR-ACEなどはプリベンター(裏側守備にするモンスター)、EXTINGUISH(破壊する罠)、CONTAIN(無効にする罠)いずれも効果モンスターを対象にとります。シーステルスⅠ(+海)があれば戦闘でも突破できないのでギガガガギゴを突破するのにエクストラを消費させることになります。他だと「海晶乙女波動」や「閃刀機-ウィドウアンカー」などもあります。
過剰な期待はできませんが、対面時には有効に働くこともあるので覚えておきましょう。
ギガガガギゴの問題点
Q スモールワールド(あとアトランティス)が無い時に引いたらどうするの?
A どうしようもないです。
構築
ざっくりと解説していきます。
海竜神リバイアサン
このデッキのキーカード。相手の場に水属性以外を1体しか置けなくなる効果があります。このデッキでは3枚+ソナー3枚+副葬2枚(+氷結界)+スモールワールド2枚の10枚体制としています。
あと下のQ&Aは重要です。リンク1や融合なども行えなくなります。
フィサリア
妨害兼展開札。モンスター+魔法を無効にします。どうしても動けないときなどはアトランティスの戦士を特殊召喚しつつクラーゲンなどでお茶を濁すこともあります。
ガメシエル
氷結界を共有する壊獣。ピュアリィなども存在するので必須です。
アトランティスの戦士
アトランティスサーチ役。打点も高く、フィサリアとエクシーズしたりもできます。
ギガガガギゴ
上で大々的に説明しました。
大要塞クジラ
直接攻撃+魚族なのでスモールワールドの中継点として優秀です。
増殖するG・ドロバ
相手のターンを止めるための手札誘発。こちらにGはあまり効かないのでうららよりドロバを優先しました。
ソナー
海関連のサーチ+特殊召喚効果。ギガガガギゴを特殊召喚できます。
シーステルス2
4枚目以降の海。②はたまに役立つかも程度です。③はリバイアサン蘇生で御前展開したり、シーステルス1と組み合わせて時間差で完全蘇生したりします。
アトランティス
リバイアサンのレベルを1下げ、通常召喚可能とします。また、相手の水属性のレベルも下げるので、シンクロやエクシーズをするときの地味な嫌がらせになることがあります。
おろかな副葬
氷結界を落とす役です。たまにシーステルスⅡを落としてシーステルスで拾うこともあるかもしれない、けどないかもしれません
壺
エクストラデッキを使う機会は少ないので無理なく採用できます。
スモールワールド
潤滑油。リバイアサンとフィサリアの守備力が同じなのが残念なところです。
暗岩
リクルート。ギガガガギゴもいっぱいリクルート。うらら当てられると詰むので慎重に。
氷結界
副葬で墓地に送って、リバイアサンサーチがメインの役割。素引きしても罠としてそれなりに仕事をします。
シーステルス1
海回収、場のリバイアサン+海の維持、戦闘破壊効果とどれも優秀です。
エクストラデッキ
基本的にあまり使いませんが、水ランク4やコーラルアネモネ、汎用ランク4などを入れています。今回はさくら対応のモンスターを入れましたが、有効性的には△な印象でした。
結果
2-3。思ったより頑張った。
終わりに
簡単になりますが、以上です。拮抗勝負の対策が難しかったりする点から、どちらかというとシングル戦向きなデッキです。前期、前々期に多くいたティアラメンツが少なくなり、リバイアサンの制圧力は強くなっています。
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