【#014】子供の歯のケアについて
こんにちは、としです。今回は「子供の歯のケア」について書きます。
赤ちゃんの頃、初めて乳歯が生えてきた時は、夫婦揃ってとても感動しました。しかし、2〜3歳になり、イヤイヤ期真っ盛りになってくると、「歯磨きするのはイヤ!」「お菓子食べたい!」など、自我が芽生えてくると、「歯のケア」は一番の心配事になりました。
自治体が定期的な検診で歯科健診を行なっていると思いますが、長女の子育ての経験から、「自治体の健診結果を過信しないで、自ら小児歯科に定期的に通うこと」を強くオススメしたいと思います。
自治体の歯科健診について
自治体によって時期にズレがあると思いますが、「◯歳◯ヶ月健診」という形で乳児の歯科健診を行ってくれます。保護者には、「歯ブラシを持ってくるように」と手紙が送られて来て、会場では、歯科医師の健診を受けた後、歯科衛生士が歯磨きの方法を教えてくれました。
健診では、皆さん丁寧に指導してくれたのですが、大勢の子供達を流れ作業のようにチェックする空間では、やはり限界があると感じました。実際、周りの親御さんからも、「市の健診では虫歯はないと言われてのに、歯医者に行って見てもらった虫歯があった」など経験談を聞く中で、「一度、歯医者に連れていかなければいけない」と感じるようになりました。
歯科クリニックを探すにあたって
初めて小児歯科クリニックに行きました。そこでは、まず、歯科衛生士が口腔内のチェックを行った後、汚れがついている歯を丁寧に磨いてくれました。そして、歯科医師が虫歯がないかどうかチェックをしてくれました。当たり前ですが、市の健診に比べて、掛けてくれる時間は3倍以上でした。
治療としては、口の中のチェックに加えて、フッ素を塗ったり、シーラントといって、奥歯の溝を埋めて虫歯になりにくくする治療を行いました。3ヶ月に1度のペースで通っています。
クリニックを探すにあたっては、インターネットの口コミなどを参考に探したのですが、長女が通っている歯科クリニックは「当たり」だったと思います。その理由をいくつか書きます。
■ 小児歯科に対応していること
同じ歯科クリニックでも、小児歯科に対応しているかどうかは異なります。クリニックのウェブサイトで、小児歯科に対応しているかどうか、また、子供の歯を見ることについて、歯科医師の考えがしっかり書かれているかなどをチェックしました。
■ キッズスペースがあること
通っているクリニックには、子供の遊ぶスペースがあります。さらに、順番になると、キッズスペースから子供用のドアがあり、そこをくぐると診察室につながっています。子供にとっては、探検するような気持ちで診察に行くことができます。子供の動線について、しっかり考えられていると感じました。
■ 子供用の診察室があること
歯の中を見ているときに、顔の前にタブレットが設置されていて、好きな動画を見ることができます。家の中では、YouTubeなどを見せていないので、「歯医者さんに行けばアニメを見られる」特別感があるようです。
■ ご褒美をくれる
会計が済むと、コインを1枚もらえます。そのコインを使って、子供はガチャガチャを回して、ご褒美を受け取ることができます。中身は高価なものでなくても、頑張った成果が形になって帰ってくることは嬉しいです。
■ 虫歯になる前に行く(重要)
人生で最初に歯医者さんと出会う時が、痛い治療だったら、生理的に歯医者さんが嫌いになると思います。最初に歯科クリニックに行った時に、痛いことをされない、褒めてもらえる、ご褒美ももらえる。子供は歯医者さんに行きたくなると思います。娘も歯医者さんに行く時は、すごく嬉しそうにしています。(ただし、虫歯治療をするまで・・・)
子供を歯科クリニックに通わせるメリット
最後に、私が感じるメリットを書きます。もちろん、虫歯になりにくくする、歯の汚れを定期的に取るというメリットがありますが、それ以外にも・・・
■ 予防歯科の習慣がつく
私が子供の頃は、歯医者と言ったら虫歯になったときに行く場所でした。しかし、子供の頃から定期的に歯医者に行くことが習慣になっていれば、大人になっても、「髪を切る」ことのように、歯医者に行ってくれると思います。そうすれば、口の中の健康が保たれ、余計な治療にかかる時間や費用を節約できると思います。
■ ついでに親も見てもらう
子供と一緒に、親も定期的に見てもらう習慣がつきます。私も、娘のクリニックに通い始めました。子供の頃、虫歯になってしまったことは仕方ないですが、歯のチェックを行うのに遅すぎることはないと思います。
■ 乳幼児医療補助のおかげでタダ!
虫歯になっていませんが、歯の健診や汚れの除去、フッ素を塗ったりすることは、すべて保険適用になるので、窓口での負担はありません。ゲスな言い方ですが、タダで口の中の健康を維持できます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。虫歯にもなっていないのに、歯医者の扉を叩くことは少し気が引けるかもしれません。でも、行ってみれば、とても丁寧に対応してくれるので、ぜひ参考にして見てください。
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