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【#003】パパの寝かしつけについて

 夫婦の新生児育児において、パパが寝かしつけを出来るかどうか、これが大切だと思います。パパと赤ちゃんが寝ることができれば、その間、ママは休めます。我が家の場合は、上の子とママの「イチャイチャタイム」を少しでも作るため、「パパの寝かしつけ」が私の目標の一つです。

 ただし、パパが寝かしつけようとすると、赤ちゃんは嫌がることが多いと思います。大泣きされて、途中でギブアップ。結局は、ママにバトンタッチというケースが多いのではないでしょうか?私も、長女の時はそうでした。

 今回、私が実践している赤ちゃん寝かしつけ方法について紹介します。今の所、順調に成功しています。

【事前準備】購入したもの

 我が家では、娘の寝かしつけのルーティンが決まっています。入浴後、寝室に移動して本を2冊読む。そして、Dream Switchというプロジェクターで、ディズニーのお話を1つ読んで、入眠します。

 そのため、新生児の長男を寝室で寝かしつけても、長女の寝かしつけのときに起きてしまうので、寝かしつけの部屋は別の部屋で行います。しかし、朝まで別室というわけにもいかないので、DockATotベビーベッドで寝かしつけて、長女が寝静まってから、ベッドごと抱えて寝室に移動させています。これは、2人目以降の育児にとっても便利!

 あとは、別室で寝かしつけた後、長女が入眠するまでしばらく寝かせるので、室温を一定に保つため、オイルヒーターを購入しました。これだと、温風も出ないし、空気もそんなに乾燥しないので、安心して寝かせておけます。多少、電気代はかかりますが、安心代ということで・・・

【事前準備】入眠環境

 入眠環境は、暗くできる個室を用意しました。ただし、長女の話し声などの生活音は聞こえてきます。最初は、私も神経質になって、「赤ちゃん寝ているから静かに!」と言っていましたが、それが長女のストレスになっているような気がして、生後3週間目からは、「少々うるさくても慣れてくれ!これが、お前の姉ちゃんだ・・・」という気持ちで、注意を行うことをやめました。

 すると、赤ちゃんは、すごく環境に適応してくれるようで、長女が少々騒いだところで、びくともしないようになりました。焦ってイライラしていたのは、親だけでした。

 また、家の立地や構造も重要です。いくら親が「赤ちゃんは泣いても大丈夫」と割り切っていても、近所から苦情を言われたりすると、「なんとかして泣き止ませねば・・・」という焦りになってしまいます。この焦りは赤ちゃんに伝わります。

 防音設備が整っているマンションなどは、多少泣いても隣に聞こえない(ハズ)なので、心のゆとりにも繋がります。赤ちゃんが生まれてからでは、なかなか自由にアレンジできないことなので、できれば家選びの段階から考慮したいところではあります。

【事前準備】パパの心の準備 

 パパの寝かしつけを行うために、心に刻むことはたった一つでいいと思います。

赤ちゃんはママがいいに決まっている
パパの抱っこで泣くのは当たり前
でも、それはパパが嫌いだからじゃない
赤ちゃんだから泣くのだ!
泣いてもいつかは疲れて寝てしまう
何時間泣いても大丈夫、そんなことで死んだりしない
いっぱい泣いてストレス発散、そしてぐっすり寝よう!

 超ポジティブに考えるしかないと思います。おっぱいが出ないパパは、根性と気合いで寝かしつけるしかありません。

 また、ママも最初は泣き叫ぶ赤ちゃんのことを可哀想に思うでしょう。でも、途中で助け舟を出すと、パパの寝かしつけはできないと思います。よっぽどなことがない限りは、パパに任せて我慢する気持ちが大切です。

【実践】そして、いざ勝負!

18:00 夕食
      赤ちゃんが泣いていれば、パパママ交代で抱っこします。

18:30 授乳
      入眠前にお腹を満たします。パパは、この間、夕食の片付け。

18:45 寝かしつけスタート
      赤ちゃんを抱っこして別室に移動します。
      抱っこしながらゆらゆらします。

18:47 赤ちゃんが「ママじゃない」ことに気づく
      ひたすら号泣します。尋常じゃないくらい泣きます。
      大切なことは、ここで心が折れないこと
      赤ちゃんのエクササイズだと、自分に言い聞かせます。

18:50 ひたすら泣く
      10分そこらでは泣きやみません。
      好きな歌を歌ったりして、気持ちを上げます。
      子守唄である必要はありません。
      一度だけですが「Lemon(米津玄師)」で落ち着きました。
      (何が赤ちゃんにハマるか分かりません・・・)

19:10 ベッドに寝かせる
      赤ちゃんが、少しずつ諦め始めます。
      ひたすら泣いてママを呼んでいても、眠くなってきます。
      このタイミングで、泣いていてもベッドに寝かせます。
      あとは、添い寝してひたすらとんとんします。

19:15 入眠
      徐々に泣く元気が無くなっていき、目を閉じます。
      しばらく様子を見ながら、入眠完了!
      とんとんで寝れば、背中センサーも反応しません。

 こんな感じで、早ければ30分くらいで熟睡できました。

【感想】パパ寝かしつけのメリット

 実際、何日かやってみて、「パパの寝かしつけには十分メリットがあるのでは」と思っています。

メリット1:やはり、上の子とママとの時間は大切!
 
保育園から帰ってきて、寝るまでのわずかな時間ですが、たっぷりママと遊べます。上の子に「あなたのことも大切に思ってるよ」というメッセージを出すことで、心の安定につながると思います。上の子の新生児期に役立たずだったパパにとって、名誉挽回のチャンスです!

メリット2:意外と熟睡できるのでは?
 パパの寝かしつけでは、「おっぱい→入眠」というゴールデンルートじゃないので、赤ちゃんはギャン泣きします。それが、ストレス発散になっているのではと思うほど、パパが寝かしつけた後の赤ちゃんはよく寝ます。生後1カ月ですが、パパ抱っこの後は5時間くらいまとめて寝ます。

メリット3:パパと赤ちゃんの距離が縮まる
 パパの寝かしつけで赤ちゃんが泣いても、それはパパを拒否しているわけではありません。徐々に、「このおじさん、いつもとんとんしてくれる人だ」と赤ちゃんが覚えていけば、日中の抱っこの時も泣かなくなります。パパと赤ちゃんの距離を縮めるためには、ある程度長い時間を一緒に過ごさないといけないと実感しました。

 ここまで読んでくださり、ありがとうございます。我が家で実践している例を書きましたが、これが全てのケースに当てはまるとは思いません。ただ、父親でも独りで寝かしつけが出来れば、「子育ての戦力になっている」という自己肯定感が高まります。寝かしつけに限らず、パパができることを積極的に見つけて、トライして行くことが重要なのかもしれません。


 

 

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