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ロンドンで免許を取った話①〇〇の素晴らしい仕事

NYで仮免許 Lerner Permit を余裕で取った話はこちらの後半部分↓

■ロンドンで日本免許からイギリス免許への書き換えはスムーズ

前回、日本免許からNY州の免許への書き換えができない話をしたが、ロンドンで英国免許への書き換えは可能だ。仕事をしていると半日休暇を取って、ウィンブルドンまで出向かなければいけないが、それを乗り越えればイギリスで運転できるので、全然苦ではない。イギリスの交通ルールは、日本と同じだから現地で運転を始めるハードルも低くなる。

多くの日本人が移住後の早い段階で免許書き換えをしているので、英語があんまりできなかったとしてもハンディにならないことがよくわかる。しかもDVLAと呼ばれる運輸局の人は概して優しい。窓口や電話の問い合わせで嫌な思いをしたことはない。

■何より素晴らしいのが、日本の免許が戻ってくること

どういうこと?と思うかもしれないが、イタリアと比べると断然英国が素晴らしい対応だということが分かる。

というのも、書き換えしたあとにイタリアだと日本免許が没収される。。というか、申請者の手元に戻ってはこない。単純に戻すのが手間なんだろうと思う。

ところがロンドンで書き換えした際は、ロンドンの日本国大使館からご丁寧に返却のお知らせをいただけるのだ。私が2012年に書き換えをしたときは、半年後くらいにメールが届いて、大使館までもらいに行った。すばらしい。

だって日本の免許が没収されてしまったら、日本での手続きがまた面倒なことになる。それを思って、ロンドンの日本国大使館がDVLAと交渉してくれたのだろう。涙が出るよ。。だってイタリアは。。

大使館から連絡がもらえるのは、申請に必要な日本免許の英語翻訳証を大使館が作ってくれる。その際に、返却時の連絡先を一緒に大使館へ提出しておくのだ。半年後か、いつのタイミングで戻ってくるのか定かでない免許証たちを、持ち主へ大切に返すために大使館がかけてくれている手間を思うと、本当にありがたいなと思う。日本人でよかったと思った一つのエピソード。

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◆今日の使ってみたい英語フレーズ◆

The Japanese embassy in London must have negotiated on this matter with the DVLA.

在ロンドン日本大使館はこの件についてDVLAと交渉したに違いない。

must have 過去分詞」は、過去について確信度の強い推量を表現する。

きっと~したに違いない。絶対に~したはずだ。と話し手が強く確信している場合に使う。

「should have 過去分詞」も、~したに違いない。~したはずだ。と話し手が確信をもっているときに使うが、must を使ったほうが強い意味合いが持てる。should have は、~すべきだった。という後悔の気持ちを表すこともできる。