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ボンデージ撮影⑤

2回ボンデージ撮影しているモデルは他にもKがいる
2回目のカメラマン募集時にはハンドルネームを変えていたが同一人物だとすぐにわかった

見た目はギャル系
人を見た目で判断するのは良くないと分かってはいるが
どちらかというとギャル系女子は苦手である

じゃあどうしてKと撮影してみようと思ったのか

たぶんカメラマン募集に緊縛や拘束というキーワードが入っていたからだと思う
それともNGなしとでも書いてあったんだろうか

場所は都内某所
出版社の仕事をしていた時に何度か足を運んだことはある
しかしあまり土地勘はない

どこで待ち合わせしたのか覚えていない
駅前ではなかったような気がする
いかがわしい店がたくさん並ぶ場所にある小さなホテル
その一室で撮影した


まず1着目は豹柄のボディストッキング
何度か他のモデルさんとの撮影で使用したがKにはとても似合っていた
数枚撮って赤い犬の首輪と黒い手枷足枷をつける

右手を左足に
左手を右足に
それぞれの枷に固定する
身体の自由を奪ってからボールギャグをつける

撮影慣れしているのかカメラを向けると目線をくれる
その目からはM性を感じない

でも撮影を止める気にはならなかった
何故なんだろう

撮影した画像を見返すと、その撮影でどんな会話をしたのかまで思い出せる
しかしKとのこの時の撮影はほとんど覚えていない
2回目の撮影のほうが印象に残っているからなのかもしれない


「こんなのあるけど使ってもいい?」

そう言って取り出したのはピンクローター
道具を使っての撮影は初めてだった

「いいですよ
でもそういうのでは感じないですから」

道具を使って撮影しているのでNGなしと書いてあったのかもしれない

ボディストッキングの内側
股間部分までローターを入れる
スイッチを入れてみるがなるほど
目を瞑ってはいるが感じている様子はない

ハーネスボールギャグに替える
真っ直ぐな視線をこちらに向けてくれるので
被写体としてのKは私の好みである

ひとしきり撮影して休憩
この時にも会話しているはずだが全然記憶にない
会話の内容は覚えていないが
他のギャルモデルと違って言葉遣いは普通の女の子
という印象だったように思う


2着目はもちろんいつもの体操服とブルマ
全32回の撮影で使わなかったのは2回だけ

ブルマの中にもローターを仕込む
腕はアームバインダーで拘束
赤い首輪にはリードもつけてある
そして口にはオーラルマスク

時折まだ10代と言われても信じてしまいそうな表情を見せる
もちろん20歳を超えた成人女性しか撮影したことはない
尤も毎回撮影時に年齢確認していたわけではないから
虚偽申告されたら確認しようがない

中には24歳と偽って撮影に来たモデルさんもいた
いや、あなたどう見ても30代でしょ?
その肌のハリとお腹のたるみは24ではないよね?
まぁ約束したので撮影はしましたがね…


その後、数回口枷を替えて撮影終了
珍しく私の中ではほとんど記憶に残らない撮影だった
画像として残っているから撮影したんだという感じ

そして数か月後にハンドルネームを変えたKを見つける…