最近の記事

臨月

もうすぐ出てくるのね、あなた。緊張しますね。 自分より小顔な、扶養すべき、新しい家族。 構成要素は旦那の自分の遺伝子、自分の腹から出てくる全く別の人間なのですよ。 腹も快適だろうけど、そろそろ娑婆に出ていらっしゃったらどうですかな?

    • 子供は欲しかったか?

      子供は欲しかったのか?については実に複雑な気持ちであったと思う。この文章を子供が読む時、多少なりともがっかりするかもしれないけれど、でもおそらく女児として生まれいでる我が子に、同じ女として人生のどこかでいつか通りうるこの疑問を、当の親がどのように消化していったのか書き残したいのである。 旦那のことは世界で最も尊敬しているし、恥ずかしげもなく愛していると思う。そんな旦那との大人2人の豊かな暮らしはとても素晴らしいもので、好きなものを食べ、気ままに行動し、エンタメについて意見を

      • 胎動

        3月の中、妊婦暦5ヶ月の途中ごろより、胎児の動きaka胎動を感じるようになる。初めはライトでぷくぷくとした何かであって、ネット社会で蓄えた知識がなければ消して生き物の動きとはわからぬようなものであった。なんというか、妄想妊娠ならぬ妄想胎動ではあるまいか。しかしこうも連続的に腹の中で屁がでるということもあるまいしな。そう思っておると、時折大きめの攻撃が混ざっていることに気づく。4月も末妊婦暦6ヶ月終わりの今時点では大きめの攻撃の比重も高まってきて、いよいよ貴奴の存在を物理的にも

        • イボ痔

          前回に続いて、その後に見舞われるマイナートラブルについても感想を残したい。かゆみ部門についてはピークを過ぎ、これは第二波がどこかできそうだな、というの予感は残しつつも日常からは影を潜めている。次に来るが肛門のトラブル、イボ痔である。妊娠以前より、過敏性腸症候群の類の諸症状が見られており、主に「便秘。と思いきや軟便」のパターンとは長年付き合ってきた。しかし妊娠により今まで週に3-4回実施していた高負荷な運動を差し控えたこと、ならびに外出の自粛、その他体の身体の内部構造の劇的変化

          3月のこと

          今は2020年4月、妊婦暦で6ヶ月と半ば頃。世にも有名なつわりは2月末で収束し、3月4月はさまざまなマイナートラブルに見舞われている。マイナーなので人様に言うほどではないのだが、1人で墓まで持っていくこともあるまいと思いこれも記録したい。 まず一つ目に、カンジダである。症状としてはCM表現でいうところのデリケートゾーンの痒み、まあアソコのトラブルで、1日を通して痒痛い。特に風呂上りは大変に痒い。膣錠と塗り薬で経過を見るが、ようは自らの免疫が菌に対抗できない状態なので、即効性と

          3月のこと

          記録する

          ただいまに妊娠6ヶ月、おそらく人生最初で最後のプロジェクトになるので、その過程について記録しようと思う。すでに、人並みにつわりや便秘、疣痔などのイベントが発生しているが、そのことは折に触れて書くこととしたい。今今は、ときおり胎児のささやかな動きを感知しては自身が妊婦であると思い出す、という程度には体調が良い。しかしながら、1年半前からトレーニングした成果であるスマートな腹筋や軽やかな懸垂はもはや全く見る影がなく、その点が少し寂しい。海外筋肉セレブのようにバリバリ運動する心づも