見出し画像

幼少期の不思議な体験

「おかん@都会のすみっこ暮らし」さん、の記事を読ませていただき、幼少期に体験した、ある不思議な出来事を思い出した。

「おかん@都会のすみっこ暮らし」さんとは、少しけいろが違うが、不思議な体験について、ここに書くことにする。

幼少期の不思議な体験

きっかけ

それは、幼稚園の頃だっただろうか、家で1人、お留守番をしていたときの出来事。

幼い私は、部屋で1人遊んでいた。
何をして遊んでいたかは、覚えていない。

遊んでいると、壁とタンスの間の隙間に、何かを転がしてしまった。
隙間は、幼い私の細い腕が、やっと入るくらいの幅。

腕が入ったはいいが、奥まで転がって行ってしまったようで、隙間に入り込んだ何かを取り出すことができない。

どうしよもないので、幼い私は、隙間から腕を引き抜き、タンスの前で途方に暮れていた。

すると、腕を引き抜いた隙間から、何かがゆっくりと出てきた。

隙間から出てきた何か

隙間から出てきた何か、それは、人らしきもの。

まるで、全身真っ赤なスパイダーマン。
素材はゴムのような感じ。
顔に、目や鼻があったかは、今になっては思い出せない。
身長からして、大人のようだった。

その人らしきものは、幼い私に手を差し出した。
手には、隙間に転がしてしまった何かがあった。

私は、それを受け取った。

すると、全身真っ赤な何かは、隙間に戻っていった。

その後も何度か現れる

初めて体験したその出来事、不思議と恐怖はなかったと記憶している。

初めての体験からしばらくして、お留守番している時に、隙間からその何かが出てくることが何度かあった。

特に何をするわけでもない。
何の前触れもなく、ゆっくりと同じ隙間から現れ、しばらくすると元の隙間に戻っていく。

私は、ただそれを眺めているだけだった。

その後

小学生、中学生と成長するにつれて、思い出すことは少なくなったが、思い出すたびにあれは何だったんだろうと考えていた。
考えたところで、答えは出なかったが。

大人になった今となっては、記憶も薄れ、あれは本当に体験したことだったんだろうかと、疑問に思う。

ただ、その頃の私は、この出来事が夢や幻ではなく、事実体験として認識していたことを、はっきりと覚えている。

大人になった今でも、疑問に思うところが不思議ではある。
本当ならば、そんなことはあるはずがないと、言い切れるはずだ。

しかし、事実としての感覚がはっきりとある。

大人にはできないが、子供だからこそ体験できるスピリチュアルな何かは、存在するのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?