習慣が仇に　~山盛りランチ~

今日は、出社だったので、ランチは社食。

いつものごとく、トレーを手にして、列に並ぶ。

珍しいことに、メニューには、サーロインステーキがある。
贅沢だが、迷わずこれをチョイス。

目の前で、肉の塊がいい匂いをさせながら、こんがりと鉄板の上で焼かれている。

あ〜、美味そう

さあ、自分の番が来た！
皿を受け取りトレーにのせる。

次は、米だ

健康に気を遣い、社食ではいつも白飯ではなく、雑穀米などの健康米にしている。

健康米をお願いし、トレーにのせる。
これは、もう習慣。

お願いした人が、少し不思議そうな顔をしている
気のせいだろうか

まあ、いい

さて、次は小鉢の冷奴だ

冷奴も、ほぼ、お決まり。
冷蔵棚から、ひと皿トレーに移し、醤油をたらす。

最後にコップをとり、水を汲んで、トレーにのせる。

さあ、トレーは満たされた

席を探して、いよいよ食事だ

まずは、健康米が入ったお椀を手に取り、ひと口。

次は、お待ちかね、サーロインステーキ。

ん〜、美味い

さて、次は、、次は、、、

サーロインステーキがのせられたプレートを見て、しばしフリーズ。

なんだろう、サーロインステーキと葉物がのったプレートに、白いものが、どっさりと添えられている

、、、

認識！

これは、白米！！

なんと、サーロインステーキの皿には、肉と野菜と米がセットになって、のっていたのだ！

数切れの肉に意識が集中し過ぎて、白米が認識できていなかった。。

お皿の、ほぼ半分を占める白米。
添えられているどころではない！

プラス、中サイズの茶碗に盛られた健康米。
家の茶碗より大きい。

なんたる失態。

どんだけ、米好き。。

しかし、苦しいながらも全部、平らげてやったぜ！

健康を意識する者のやることではないな。

そりゃー、不思議な顔される。
納得。