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政治と知性 亡国  39                     民間金融機関は「日銀の代理店」                     そしてメディアは地に堕ちた

もしかしたら、メガバンクをはじめ、民間金融機関が「日本銀行代理店」だということを知らない人が多いのかな?

大手銀行5行が住宅ローン金利引き上げを決めたというニュースは、僕から見れば日銀に対する「下剋上」が起きたということ。

なぜ大騒ぎにならないのか不思議。

メガバンクの頭取が一丸となって、黒田総裁に「腹を切れ」と詰め寄ったのと同じこと。

いや、桜田門外の変で、井伊大老を殺害した位のインパクトがあるんだけど。

本来は、日銀が長期金利を引き上げて、それに追随して民間金融機関が長期金利を引き上げるというのが本来の姿。
そうしないと、民間金融機関は利益が圧迫され経営が苦しくなるから。

住宅ローンを引き上げるということは、政府の「内需拡大」に対しても協力しないよ!と半旗を掲げたということ。
だって、家を建てようと思ってた人は、様子を見るかもしれないからね。

僕らが家を建てた頃は住宅金融公庫でも金利が6%くらいだったから、上がったと言ってもただみたいなものだけどね。

でも、メガバンクの影響力はすごいよ。

まるで、医師会が民主党支援に回って政権交代した時くらいインパクトがある。

でも、メディアは官邸に縛られているからなのか、レベルが下がったからなのか、まるで反応しない。

なんだろうね。

メディアが反応しない国は民主主義は廃れるよ。

未来が怖いね。

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