バセドウ病備忘録vol.3

大きい病院ってどこだろう

(多分)バセドウ病と診断が下り確証を得る為に病院探し
実は紹介された病院は以前胃カメラで嫌な思いをしたところだったので二の足を踏んでいた

2度と行くまいと心に誓った病院だった

2月、診断が出た(多分)病気はバセドウ病
お客様にも心配をさせてしまっていたので多分バセドウとだけ伝えていた

そうすると「私もですよ」と言われるお客様がいたのである
中には夫婦揃って甲状腺の病気の方もいたのだ

もちろん喜ばしい事ではないけれどその数は意外と多く病気なりたての僕には心強く感じた

「ちゃんと治療してれば死なない」
そして
「普通の生活ができる」

その事が病気になっていたお客様が証明してくれているようで嬉しかった
病気になって嬉しいという表現はいかがなものかと思うけれどその時は「普通に過ごす」という事がどれだけ嬉しい事か想像していただけるとわかるかもしれない。

2月の後半から失せていた食欲も戻ってきた
1日5食
戻りすぎである
食べても食べてもお腹空くし太らない
世のダイエッターからすると素晴らしくいい状態
これも甲状腺のホルモンバランスによるもの

ホルモンが異常に出ているらしい

わからない人のためにざっくり言うと

甲状腺の病気はバセドウ病と橋本病が有名だと思う
他にも病名はあるし2つだけではない
ホルモンが出過ぎるか出なさすぎるか
もちろん甲状腺ガンもあるので一概には言えないが喉仏の下らへんにある甲状腺(蝶々みたいな形、約15gぐらい)の異常である
僕の場合は甲状腺肥大
15gの大きさの甲状腺が50gまで大きくなっていた
(もっと大きくなる人もいるし自分がどうなのかはわからない)
ホルモンが出過ぎるとどうなるか
例えるなら寝ててもマラソンしてる感覚
寝ても覚めても疲れてる。異常なぐらい息切れする、手が震える、下痢する、痩せる、毛が抜ける、目が出る等
目は出なかった
毛は抜けてるのか元々なのかわからない
ただ下の毛は抜けた笑(全部じゃないよ)

人によって症状が違うらしく出なさすぎるとどうなるかはわからない。
この疲れるってのが厄介で見た目健康なのである
サボってるようにしか見えない
怠惰ではない
サービス業なのでお客様の前では笑ってるし喋りもする
ただ疲れる。喋りで息切れするのだ。
わかってもらえない辛さがこの病気の特徴だ。

もし周りに疲れやすい人がいたら血液検査を勧めてみてはどうだろうか。
実際にお客様の奥様がこのような症状で、僕の経験を話し病院に行ったら同じ病気だった。
このように普通の人から見たらサボってるだけ、怠け者のように見えてしまうのだ。

話を戻そう
3月頭、投薬と通院生活が始まった
2週間ごとに通院
その度に採血、診察
薬が合ってきたのか症状はだいぶ改善してきた感じがした
手の震え、疲れが少しずつ減少していったのだ

治療は順調に進んでるようにみえた

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