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未来群像の話

今日はちょっと未来群像のお話を少々。


未来群像は、台湾のボカロファングループです。私はそのグループに所属しており、しかも立ち上げた初期メンバーである。私は主に担当しているのは、情報などの文書翻訳とSNS運営です。去年7月から発足し、オンラインの情報発信だけでなく、オフラインでも何度もイベント開催をしました。そのグループは台湾だけではなく、日本や中国の方もご存知の方がいらっしゃるぐらい、有名になったらしい。有名すぎて最近はちょっとなりすましアカウントまで出てきてしまったけどね(汗)

最近グループに関していろいろありました。良い意味も悪い意味も。それで私は改めてグループに対する思いを再確認するのであった。


私は、このグループに大変助けられています。今でもこのグループにお世話になっている毎日です。日本語ができるメンバーは私だけではないので、実際の翻訳や情報発信は他のメンバーも手伝ってくれます。しかも絵師さんやデザイナーさん、DJさんなども所属しており、本当に有能。みんなはボカロに対するパッションで、お金がもらえなくても楽しくやってきました。

未来群像結成前の私はだいたい一人で、やりたいことをやっていました。人見知りの部分もあるので、私は一人でやっていくのほうが自由で、いいと思いました。でも一人でできることはやはり少なくて、力不足に悩んでいる頃に、ボカロ界隈で尊敬している台湾の方から声をかけられたのです。それでグループを立ち上げて、知らない人が新メンバーとして加入してきて、最初は不安しかなかった。それでグループに迷惑をかけてしまったり、自分ができないことがあることに落ち込んでいた時期もあった。

でも、それでグループだからこそできる「役割分担」というスキルを身に着けてきて、人見知りの部分もだんだんなくなって、知らない人でも適切な対応ができるようになった。昔みたいな行動力もありつつ、性格もだいぶ昔よりも丸くなりました。そしてこのグループのお陰様で、私は以前できなかったことも、だんだん実現できるようになりました。実際仕事の面接でも、「講座やワークショップの開催を携わっています」と言えるのも、未来群像がいたからです。

このグループから貰ったものがたくさんありました。たぶん何回「ありがとう」って言っても足りないぐらい貰った気がする。メンバーに「えこくんの成長みんなちゃんと見てたから」とか言われたのも嬉しかった。「同じ趣味の人たちと何かをやる」ってこんなに気持ちが良いの、昔知らなかったのです。グループメンバーとしての私は今なら言えます。このグループが大好きだということと、このグループはこれからも台湾のボカロシーンを盛り上げていくこと。


私だけでなく、これから未来群像のメンバーも、ボカロの愛で走り続けます。公式が毎年台湾に来なくても、未来群像はきっと「ファンだからこそできること」を探り出していきますので。

台湾だからこその「ミライ」を、追いかけていきます。

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