2021.10.30  実はまだある33弁ムーブメント (旧9.25)

  33弁αオルゴール(33弁オルガニート)は製造停止してしばらく経ちますが、実はムーブメントの在庫はたくさんあるのです。 でも売ることが出来ない。 こんな状況です。 なぜ?かといいますと 一言でいえば “質が悪すぎる” からです。 どんなものでも末期とはこういうものなのですが メーカーさんで作ってくる質があまりにも悪くて とてもではないですが品質・品格共に売り物にならない。 ということです。 ですので在庫をたくさん抱えたまま生産停止に陥ったわけです。 経済的損失は計り知れません。 かなり高いムーブメントですから このまま捨ててしまうことは出来ませんので なんとか四苦八苦しながら“よい状態”に戻せないか試行錯誤しているところです。 情けないといえばそうなのですが 今となってはこの努力を時間をかけてやっていくしかなさそうです。 ですので首尾よくいけば一時的にせよ33弁を再開できる可能性もある。 かもしれません。 案外こういうプロセスが技術的な進歩をもたらしてくれるかもしれません。

2021.10.31 追記

 昨日の記事で質が悪いという発言をしましたが メーカーさんの名誉のために補足しておきますと 通常のメーカーさんの品質という意味えは不良品ではありません。 おそらく一般的なセットメーカーさんならそのまま搭載して出荷するでしょう。 しかし私のところでは音が身体に作用する程度や質を問題にしますので メーカーさんが作ってくれたままの品質ではとてもではないですが使い物にならない ということです。 私が独自の質にこだわりすぎているという見方をして頂いても結構です。

この投稿記事は 音のキャンバスホームページ のぶつくさたっこまんという日記のコーナーに投稿しているものを転載しています。

http://www.01.246.ne.jp/~ttha

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?