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2021.5.5 硬質フェルトの効能  (旧3.24)

    このところ良い天気が続きます。 ときおり嵐・雨が通りすぎるときもあるのが春~初夏の気まぐれ天気です。 この季節は暑くないこともあり製作の作業ははかどります。 ひたすら“ダブルドット”と名づけた仕様でオルゴールの響箱を作っています。 このダブルドット仕様、おさらいになりますが 響箱のフタと身を音響的にセパレートするやり方です。 その分離には硬質フェルトを使っています。 両者の間に挟む部分と とめネジを音響的に“絶縁”するのにも使っています。 当然市販品にはこのような考えに合致する部品はありませんのですべて手作りで対応しています。 ダブルドットの音響的メリットはかなり大きく、懸案だった音響特性の“あばれ”は殆ど完璧に改善できました。 どうしてもオルガニートの響箱程度の大きさですと どうしても音域内にピークとノッチが出てしまうのが悩みのタネでしたが 現在ではその心配はなくなり、 ひたすら純正律のハーモニー構成のみに専念できるのが何より有難いです。 フェルトさんに感謝です。

この投稿記事は 音のキャンバスホームページ のぶつくさたっこまんという日記のコーナーに投稿しているものを転載しています。

http://www.01.246.ne.jp/~ttha/

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