2021.6.18 天板の木目  (旧5.9)

    なんといってもオルゴールの響箱の“顔”は天板です。 天板の木目の表情はオルゴール全体の印象を左右します。 樹種によってその表情は大きく異なりますが それぞれに素敵な表情というものがあると思います。 私はその木目を生かすような塗装を心がけています。 ラッカー系などコーティングで着色して木目を目立たなくしてしまうのは避けるようにしています。 逆に木目がダイナミックで男性的な荒々しい表情の場合は薄めの着色にしてソフトな感じになるようにもしています。 現時点ではと塗装は茶色系が多いですが出来るだけ薄いめの色にするようにしています。 とくに私が好んで使っているセンの木は木目が男性的なものが多いですので大切なことです。 世の中でずっと見ていても飽きないものの代表格がこの木目ではないでしょうか? 長く愛着もって使っていただけるオルゴールにするためにも木目の表情を大切に生かす作り方を心がけています。 

この投稿記事は 音のキャンバスホームページ のぶつくさたっこまんという日記のコーナーに投稿しているものを転載しています。

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