2022.8.4 修理部品自製が急務 (旧7.7)

  オルガニート・オルゴールをずっと作ってきている私ですが、修理を依頼されることも多くあります。 オルガニート・オルゴールのムーブメントは30年程度経過すると紙を送るのに使われる上のローラーのプラスチック部分が割れてしまうことがあります。 修理の9割方はこれです。 ところが近年はメーカーさんが保守・補修用の部品を売ってくれませんので 新品ムーブメントから外して修理に充てるしかないのが実情です。 料金は高く出来ませんので 実質的にムーブメントの代金をそのまま修理代金として請求するしかないのが厳しいです。 とてもではないですが私の工賃など頂けない状態です。 極めて保守がしにくくなったというのが現実です。 以前からこの破損しやすい部品を自製できないか開発を続けていますが まだ出来ていません。 3Dプリンターの扱いにまだまだ慣れないせいなのですが 時間がかかっています。 ローラーを自製できれば保守はもっとスムーズになります。 オルガニート・オルゴールを取り巻く環境が激変していて戸惑いも隠せませんが、とにかく急ぐ必要があります。 

この投稿記事は 音のキャンバスホームページ のぶつくさたっこまんという日記のコーナーに投稿しているものを転載しています。

http://www.01.246.ne.jp/~ttha

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