2021.5.25 やはりピチノイズが出る  (旧4.14)

    昨日は20弁純正律オルガニートの最終調整局面でした。 いつものことですが 音に微妙なピチっとした音が混じる弁があります。 いつもどおり全数に同じような箇所に起きます。 相変わらずくし歯の先端を研磨しなおす作業が続きます。 メーカさんでは改善は一切なされていないのでしょう。 いつも思うのですが 「こんなので他のセットメーカーさんは文句言わないのだろうか? 問題視しないのだろうか?」 ということです。 特に外部の人との情報交換はしていませんので実態はわかりません。 まぁ 延々と続くこの問題も 長年対処してきたおかげもあり、 不具合を修正して問題なくする技術は身につきました。 ことの本質は研磨です。 昔のオルガニートメカはくし歯の先端をきれいに研磨してありました。 傷らしきものが目視できるなんてことは一切なかったと思います。 今のくし歯は見た目でも“荒れて”いる様子が見てとれるほど研磨が甘いと思われます。 こんなところに長期的視点からみた劣化が隠れているのだと思います。 これはオルガニートに限ったわけではなさそうですが。

この投稿記事は 音のキャンバスホームページ のぶつくさたっこまんという日記のコーナーに投稿しているものを転載しています。

http://www.01.246.ne.jp/~ttha/

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