2023.8.1 音のキャンバスの今後について (旧6.15)

 これまでも検討は進めてきましたが決定打がなく、手付かずのままになっている オルガニート・オルゴールの曲カードを作るためのソフトウェアである “音のキャンバス” 。 諸方面からの働きかけもあったりして またまた検討を始めています。 いったい何回目だかわかりませんが 改善したい点の一番重要なのはクロスプラットホームに対応するという点です。 現行の音のキャンバス・ソフトウェアはWindowsプラットホーム一択であり、しかもかなり古いWindowsシステムを動作の前提としていたため、最近のコンピューター環境下では古すぎて使えない人が続出するありさまでした。 もっともそれはそれで古いソフトがバージョンアップなしにいつまででも動く! というWindows環境下での最大のメリットは活かしていたとは思うのですが そろそろそれも限界のような気がします。
 現時点ではQt(キュート)というクロスプラットホーム上で動作するアプリを作成できるプログラミング環境が存在しますので これの採用が最有力です。 WindowsOSに限らずMacOS、UbuntuなどのLinuxOS、それに破竹の勢いといえるiOSやAndoroid といったコンピュータ上で音のキャンバスが動いたなら それはそれで素晴らしい可能性が開けてきましょう。 色々やってみる価値は充分にありそうです。
 ただ私がWindowsOSの環境にずっとこだわっていたのはその印刷環境があります。 殆どのプリンターメーカーはWindowsOS向けに主力でプリンタードライバー等を提供している現状は今でもあまり変わりません。 特に音のキャンバスによる曲カード作りをする場面においては印刷結果の寸法精度が大変高いものが要求されますので それが保証出来ないような適当な印刷環境では使い物にならないのです。 この辺りがどう解決出来るのか?出来ないのか? こうなると各社のプリンターを虱潰しで調べていかねばなりません。 こういった作業はお金も手間も膨大になるでしょうし、一旦うまく出来たとしても将来どうなるか?など考えたらいち個人がサポートしきれる世界ではなくなるでしょう。
 こういった笑えない事情も含めてどうしていくかの検討は これはこれで最大限に慎重にならざるを得ません。 少なくとも数年前に検討した段階では 諦めて現行の古い環境でいくしかなかった記憶が鮮明です。 今後どうなりましょうか? またどこかで報告したいと思います。

この投稿記事は 音のキャンバスホームページ のぶつくさたっこまんという日記のコーナーに投稿しているものを転載しています。

http://www.01.246.ne.jp/~ttha

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