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口うるさい説教おじさんにならざるを得ない時もある。

このキリンのイラストのタイトルは「すべての人は他人の中に鏡を持っている。」というタイトルのようです。趣深い。

 説教おじさんになってしまう時が私にもあります。年齢がそれなりに行ってしまうと年若いものの未熟な点にも気づくもので、差し出がましいとは思いつつもついつい口を出してしまう事も増えてしまうものだ。それをしたところで煙たがれることもあるかもしれないが、だとしても明確な間違いは指摘しなければいけない。嫌われることもあるかもしれないが、なにかその人にとっての一助になればと思い、ついつい口を出してしまう。大体の場合関係値が足りないのでキチンと受け取ってもらえないのだが。

 言語化しても伝わる事はほぼほぼ無く、意味が分かったとしても伝わっていない事も往々にある。老人が私に向かってそういう感情を抱いている事も多分にあるのだろうなと。糠に釘さす覚悟を決めて言葉をかけてしまう。

 年若い頃の悩みは自身にとっても身に覚えのあるもので、そういった事で若者も悩んでいるのならば、どれ助言を授けてやろうと思うものの大体の場合、響かずに終わる。見えているものとみている世界が大いに違うのだろう。であれば、そもそもにおいて経験が違うのだから助言も的外れな事も多い事だろう。

 それでも、やはり。あまりに間抜けな姿を見ると過去の自分を想起させむず痒い気持ちになり、勘違いであることはわかっているのだが。歯がゆい気持ちと共に助言めいた事をついしてしまうのだ。


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