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英単語の発音で「オー」と「オゥ」のどちらなのかを見分けるには

私たち日本人は、「オゥ」と発音しなければならない場合でも「オー」と発音しがちです。


日本語の場合、「オ―」も「オゥ」も大した違いがなく、どうってことはないのですが、英語の場合は 明確に区別して発音しなければなりません。

日本語、というよりも 日本には外来語が氾濫しています。bingo, cola, soda, open, solar 等 すべて外来語です。これらの語の o の発音は、英語では二重母音で「オゥ」と発音します。  

ところが、英語が外来語として日本語に組み入れられるときに、なぜか「オゥ」が「オ―」になってしまうのです。そのため、ビンゴ―、コーラ、ソーダ、オープン、ソーラー のように表記し、発音されているのです。

もともと、日本語で「オウ」と発音されるのは、‟追う”と‟負う”くらいのものです。王様(おうさま)や往復(おうふく)等は、「おう」のように表記されているのですが、「おお」 または「お-」と発音する人が多数を占めています。

このほかの外来語では、piano, radio, volcano 等の語尾の o を「オ」と発音していますが、本来の英語の発音は二重母音の「オゥ」だということを忘れないようにしておきたいものです。

oh とか no, only, OK, don't, won't 等の o も「オゥ」と発音します。follow や show,  window の ow は もちろん「オゥ」と発音します。

他に ou の表記のある単語は、cousin, country, enough, rough, touch, tough, young 等があります。これらは mother や monkey の o と同じように短く「ア」と発音します。

同じ ou の表記でも、out, couch, count, ground, house, noun, pouch 等は、二重母音の「アゥ」になります。

ou を「ウー」と発音する route, soup, wound もあります。また、例外として、bought は「オ―」と発音します。

o が絡んだ語の発音は複雑なので、簡単には説明できません。


「オ―」と伸ばして発音する語の見分け方ですが、au や aw があれば ほぼ「オ―」になります。au や aw を含む語には August, Australia, automatic, caught. pause (例外 aunt)、や  awesome, awful, awkward, law 等があります。

al(l)も「オ―」と発音します。all, ball, call, fall, small, tall, wall 等がありますがallergy や allow のような例外もあります。(allow の ów は 例外的に「アゥ」と発音します)

or のスペルがある場合も「オ―」に含まれます。oral, order, orient, form, fork, torch 等があります。 

「オ―」と「オゥ」の見分け方に付いては以上です。   

  


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