「Tapスマホで買ってしまう9つの理由」など今月読んだ本(2019-3)
Tapスマホで買ってしまう9つの理由
消費者は広告を拒否し、画面から排除したがっているというは、本当にそうなの? というお話。
それが「いま自分に関係のある情報」なら? 「自分と対話をする人格」なら? 脈絡なく一方的に押し付けられる「広告」と同じように排除せず、消費者は消費に繋がる行動を取る。広告だけにとらわれず、「時間」「期間」「コンテキスト」に沿った提案って大事と改めて思わされました。
「欲しい」の本質~人を動かす隠れた心理「インサイト」の見つけ方~
技術や市場ではなく、「人間そのもの」を起点に着想を得るための考え方や方法が分かりやすく書かれていました。
リサーチとそこからどう紐解いてアイデアにジャンプさせるかは経験を積むしかないのだろうけど、見つけたインサイトと解決策を一言化してマンガで提案する方法などが載っていて、実践しやすそうでした。会社で輪読してもよかったかも。
コミュニティをつくって、自由に生きるという提案 (きずな出版)
コミュニティで商売をしようと思っているわけではないのですが、興味本位で読んでみました。
「なんで〇〇してくれないんだろう」に求めて奪おうとせず、自分から与え続け、選択肢を奪わない。これは自分が満たされていないとできない、というのはその通りな気がします。
そして全てを受け入れる必要はなく、ジャッジせず「受け止める」。
発信だけでは関わりは生まれず、双方向のやりとりを意識する。
自分1人でできることは限られているし煮詰まってしまうので、キーパーソンを見つけるというのもいい考え方だなと思いました。