改めて「東京は広い」と思った蒲田の夜
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鎌倉の海街に引っ越してから、東京という街に対する見方が大きく変わってきたことは前にも何回か書いた。
夏までは麻布・六本木という街の中に僕自身が組み込まれていたため、麻布・六本木以外の東京にほとんど興味がなかったし、出かけていくこともなかった。
お隣りの青山も赤坂も広尾も、ちょっと先の恵比寿も全部「遠くて不便」と思い敬遠していたのだ。
でも、東京から60km近く離れた鎌倉の海街に住むと、六本木だろうが渋谷だろうが、恵比寿だろうが池袋だろうが、同じくらい遠くなった。
そしてそうなると、東京という街全体、というよりは、南関東エリア全体を俯瞰的に見ることができるようになり、視野がすごく広がった気がするのだ。
たとえばイタリアンに行きたいとなった場合、江の島の頂上にあるお店も候補になるし、葉山のお店も思い浮かぶ。そしてもちろん乃木坂や六本木のお店も出てくるみたいな感じだ。
中華料理なんかだと、六本木の中国飯店、平河町の四川飯店、横浜中華街の同發、そして鎌倉のイチリンハナレが同列で候補に出てくる。
そんな感じなので、友達と飲み会の約束をする場合も、場所選びの選択肢がすごく広くなった。
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