見出し画像

一度でいいから聴いてくれ、幅スゴソング5選【D-3】Mirror

第三弾、 「Mirror」

知らないあなたに聴いて欲しい、
ストレイキッズの幅スゴソング3曲目は「Mirror」。


今日も今日とて、まずは一度聴いてみてください。


「自分が誰なのか分からない。ずっと分からないまま立ち止まって、夢を追いかけるどころじゃなくて。自問自答を繰り返しても答えは出ない。どこを探せばいいのかすら分からない。Who am I? まだ分からないけれど、あれこれ考える前に、まず走り出してみよう。」


WHO AM I


自分は一体誰なのか。 

一体何を求め、何を幸せだと感じるのか。


生まれてから死んでいくまでのうちに、
自分が何者なのかを誰かに伝えないといけないシーンは何度も訪れます。


特に、子供と大人の狭間に生きる青年たちに対して
投げつけられる「自己」に関する質問は
彼らにとってはいつも、固くて鋭い。


進路指導で投げかけられる

「君は何になりたいの?」

という言葉。


就職面接で投げかけられる

「あなたはどんな人間ですか?」

という言葉。


自分だって自分が誰なのかわかっていないのに。 

答えのない無責任な問いは

いつも彼らを静かに傷つける。


そんな、
"Who am I"の問いと戦い続ける青年たちの心を歌った一曲です。


鏡の中のアイツ

君の前で俺を見つめるんだ
鏡の中に映る俺は迷路

俺の中を映し出してくれるmy mirror

どこから探せばいいんだろう

for once I wish I could see myself

俺はずっと探し求め彷徨ってるんだ
Who am I 自分を見てるのにピンとこなくて

I am not もしかしたら、と他の鏡を探すんだ

どれだけ彷徨えば自分自身を見て笑えるようになるのかな

「自分を見つめるためのもの」という意味で
この曲はMirrorと名付けられています。 

ここでの「君」というのは
鏡に映る自分自身のこと。

鏡に映って見える「自分」なはずなのに、
どこか自分だと思えなくて 
「俺」ではなく「君」と呼んでいます。

I'm not me お前は一体誰なんだ

俺が知ってた俺の姿とはあまりに違う俺

知らないことだらけで夢は二の次

自分の本心すら分からなくて涙ぐんでばかり

鏡の中の自分に向かって問いかける
「お前は一体誰なんだ」
という言葉。

思春期を越え、
自己を客観的に見つめ始めた彼らの
自問自答がストレートに描かれます。


「練習中、ふと鏡に映る自分を見た時
何だかそれが自分じゃない気がした。
鏡の向こうに、俺とは違う意思を持っている
"アイツ"がいつような気がした。」

作曲に関わるメンバーのHAN自身も
こう語っています。


もし今、あなたが「自分」を探して
苦しんでいるのだとしたら。

周りのみんなはもう既に
「自分」を見つけているように見えて
取り残されてしまったような気がしたなら。

一度、この曲を聞いてみてください。

きっと誰もが「自分」を探して
彷徨っているんだと
気づくことができますよ。


何者かになりたいあなたへ


思春期なんて遠い昔で、
全て他人事のように聞こえているあなたにも
この曲を聴いて欲しい。


生きていると、様々な選択に迫られます。

大人になると、いつも「何者か」でいなければならない。

「何者か」の枠に、自分を当てはめなきゃいけない。

名前の前には長い肩書き。
名前の裏には自分のものではない堅苦しいロゴマーク。

一体自分は何者なのだろう
という問いを抱えたまま大人になって、
とりあえずで何かの枠を自分に当てはめて。

今、既に「何者か」であるあなたも、
これから「何者か」になることを求められているあなたも、
きっとずっと「何者かになりたい」
そう思い続けている。

自分のことをわかったつもりになっている大人も
もしかすると、わかったつもりになっているだけなのかもしれない。

どこかで妥協して、それっぽい「何者か」に自分を代入しているだけなのかもしれない。




ひょっとすると、この問いに答えなんかないのかもしれない。

それなら、考えて立ち止まっている意味なんて
本当はないのではないだろうか。

「俺が何者かって?俺だって知らないさ」
「聞くな、まず走り出すのが先だ」

それなら、まず走り出してみよう。

自分が何者なのかなんて問いに答えはない。

心の向くままに走ったその方角が、君を作っていく。

そんなメッセージが込められた曲です。


同シリーズに「Question」という曲があります。
ここでは、「自分が何をしたいか」の問いと戦う心が描かれています。

おまけとして「Question」のリリックカードも載せておくので
ぜひ併せて聴いてみてくださいね!



自分が何者かという問いに直面して膝をついた時、
この曲のことを思い出して是非、聞いてみてください。


今日の一曲は「Mirror」でした。また明日! 



無題57_20200610052221

無題57_20200609202830


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?