声の糸

私は数年前に臨死体験をした。

19歳の時に全身性エリテマトーデスという
難病になった(通称SLE)

その1年後にはループス腎炎になり
すぐに腎不全になり透析を20歳の時に始めた。週3回4時間透析をしながら仕事をして
暮らしていた。そんな中24歳の1月に胃腸炎になった。SLEの病気の人が胃腸炎になると
1ヶ月痛みが続いて点滴の痛み止めを打ちながら入院する。ループス腸炎と言われ治療に入る。痛くて痛み止め点滴を打っても痛くて辛い1ヶ月の入院生活を過ごす。もちろんその入院生活の間も透析室へ向かい透析をする。
そんな生活が1ヶ月続いた頃に医者に言われた痛み止めの点滴を外せれば帰れますよ!
そんなの帰りたいし家が1番落ち着くに決まってる。その言葉を信じ少痛かったけど彼と住んでる家に帰った。そこから週3回の透析をしながら仕事復帰をめざした。
しかし、そのまだ痛いって言うのは身体が教えてくれてたのに私は痛くない痛くないこんなの痛いうちに入らないんだ…。ってただ家でゆっくりしたい気持ちと入院したくない気持ちで気持ちで抑えてた。

それが間違えだった……

そこから夜痛くてお腹を抑えて身体を丸めて半泣き状態で痛い痛いと1人で苦しんでた。
仕事から帰ってきた彼の反応にもいつものようには答えられなくて「痛いから触らないで!うるさい!」ってイライラした口調で言ってしまった。仕事で疲れて寝てる彼の横で痛い痛いって言うから彼も病院に行こう!って夜間病院に行った。けれど救急車で運ばれてきた人がいて結局帰った。次の日透析で昨日夜間に病院来てたよね?どうしたの?って聞かれたので痛くて……って言ったら。医者も話を聞くだけで検査する訳でもなく「ループス腸炎の痛みが長く続いたのであと引いてる感じだと思います」と言われた。心の中で思ってた、あと引く痛みがあるのに退院してよかったのかな…って。ここでもう少し強く出てたら良かった。本当に痛いんです!夜中に痛くて苦しむほどって……。
でもここに来ても入院したくない気持ちが強くてそうですか……で引き下がった。
そこから3日後ぐらいにさすがに痛すぎてわめく私の隣で彼も寝れないし二人の仲も少し仲悪くなった。そんな時トイレに行って便を出したら真っ黒い便がでてきた。だした瞬間ふわっとした……耳がキーンってなってそのまま座り続けた。幸い彼が仕事から帰宅した後だったのでトイレから出てくるのがおそいので来てくれた。「ヤバいかも」ほぼ口パクくらいで伝えたらすぐに病院行こうってなって夜間病院へタクシーで向かった。そこからはほぼ記憶なくてもう入院することになってた


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