見出し画像

セレンディピティは書くことでアップする(かも)という話

こんにちは、つづもです。
今回は、セレンディピティは「書くこと」でアップする(かも)というお話をしたいと思います。

突然ですが、わたしはいつも「今が最高!」と思っている人間です。
決してポジティブモンスターなわけではなく、どちらかというと悲観主義で、ネガティブな人間だと思います。

ではなぜ「今が最高!」と思うかというと、過去のダメダメな自分をわかっていて、そこから抜け出るために試行錯誤を続けてきたからだと思います。

世の中では「セレンディピティ」とか言うんでしょうか。
とにかく手数を増やして幸運にあたる感覚です。

遡れば思春期。
ド田舎の中学校に通っていたとき、同級生の興味関心は専ら異性のことか、仲間内の噂話でした。
一方、当時私はあまりそうゆうことに関心がなく、塾通いが楽しくてしょうがない人間。
言い方は酷いですが、「根暗なガリ勉」。それが私でした。

中学校ではトップの成績だった私ですが、少し大きな隣町の塾ではもっと勉強のできる生徒がわんさかといて、私は中くらいの成績に収まっていました。

その塾仲間とは話も合うし、「あー、この人たちと、同じ環境にいられると幸せかもー」と感じて過ごしていました。

よくよく思い返すと、その思いを当時の中学の担任教師との「交換ノート」に書いていたんですよね。
「私にあっている環境はコレコレこうゆう人達に囲まれた、こんな場所だと思う」みたいなネチネチした内容だったと思います。

担任からのアドバイスがどんなものだったかはすっかり忘れましたが、とにかく私は猛勉強の末、県下一の進学校に合格したのでした。

高校に入ると確かに中学よりは楽しく暮らせましたが、まあ勉強は大変でしたね(笑)

社会人になってからも、正社員からフリーランス、派遣社員、専業主婦と結構点々としてきましたが、転職の転機はだいたい「あちら側」からやってきました。

「今も悪くないけど、もっと違う良い道がある気がするなぁ」と思っていると、ふと目の前に答えが出てくる感覚です。
ぼんやり考えていても実現することはあるけれど、「紙に書く」とより叶いやすい印象。

その時の考えを書いていると、頭にぽっかり浮かぶ考えが出て、きっかけ自体は「あちら側」からやってくる。

夫の扶養内で細々の在宅パート勤務していた時は、所属してる部署ごとなくなってクビになったのですが、クビになることが決定した次の瞬間には「働きたい会社の条件」をノートに書いていました。

在宅パートは環境的には最高だったのですが、お給料がひかえめで、「副業か転職かなぁ………」と思っていたタイミングだったので、筆の運びもけっこう勢い良かったです。

1週間もしないうちに、次の職場が決まりましたね。
給料は1.5倍になって、夫の扶養からもめでたく抜けることができました。

逆に「もう、この仕事嫌で嫌でしょうがないわー」と思ってる時の転職はあんまり上手くいかないです。

2008年、リーマンショック直後にテレビの制作関係の仕事に転職したときなんかはそうでした。

前職が嫌すぎて、それを相談した大学時代の先輩に誘われたのですが、入社したとたん、

「リーマンショックで広告費が激減して仕事激減してる……ごめん仕事振れない」って誘ってくれた先輩に謝られました。

よい転職の時は、上手く言えないですが、「あなた、もうこのフェーズじゃないわよ」と言われて、ハッとして、書いて頭を整理して、じゃあ次に行きますかー、という感じです。

ちなみに夫と出会う前も、結婚相手の条件を30個くらい書いて持ち歩いてました。
90%くらいは合ってるかなー?

と、スピっぽいですが、けっこう効果ある「書くとセレンディピティが上がる」という話でした。

最後まで読んでくださってありがとうございました。ではでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?