お嬢様女子大生の私が就活をする理由(前半)〜学生時代編〜
突然ですが、私は比較的裕福な家庭に育ったお嬢様です。小さい時から、なに不自由なくわがままに生活をさせてもらいました。
まだ私は大学生で社会に少しだけ出ているような状態ですが、社会とのギャップに驚いたことがここ数年でたくさんあります。
ここでは、今までの生活、そしてそれを通してお嬢様の私がどうして就活をするのかについて書いていきたいと思います。
生意気なお嬢様小学校
私は、某有名お嬢様学校を幼稚園から高校まで通いました。私の学校はスポーツの有名選手や、芸能人、お医者さん、実業家達の子供がたくさん通うような大阪屈指のお嬢様学校でした。
私たちの学校には、お嬢様学校特有だと思いますがモンスターペアレントがたくさんいました。子供が給食がまずいと言えば、親が怒鳴り込みに来るので6年間で給食が何回も変わりました。高学年の時しかあまり記憶はありませんが、私が6年生の時は一流フレンチのシェフが給食を作ってくれていました。
当然、掃除や給食当番はなかったです。あ、大掃除はありました。笑
毎日、清掃員の人たちと給食のおばさんたちがしてくれていました。
テレビでトイレ掃除や給食当番を生徒がしていることを知ったときの衝撃は今でも忘れられません。
夏になると一週間海で臨海学校に加え、4日間のキャンプ。冬にはスキー合宿。一学期の終わりには、夏祭り(七夕)が開催され、金魚掬いや的あて、スーパーボール掬い、ヨーヨー取りなどたくさんの出し物が校庭に並べられていました。非常に行事の多い学校でした。
1年生の時からみんな1人で電車に乗って登校していました。運転手さんに送り迎えしてもらっている子もいましたが。
その中には県外から来る子もたくさんいました。そのため、私達は普通の小学生のように放課後に公園で遊んだことがないんです。友達と遊ぶ時は、休みの日に難波や梅田で親と一緒に会って遊んでいました。
そのせいかわかりませんが、自転車に乗る機会がなかったので今でも自転車に乗れない子もいます。笑笑 あ、私は乗れます。しかも片手離せます!(これを言うとみんなからおぉ〜と拍手がもらえます。)
でも、何回か学校帰りに友達と寄り道したことがありました。その時にずっと憧れていた「友達とコンビニに行ってお菓子を食べる」ということをしました。
そして、私は家に帰って嬉しかったその日の出来事を両親にしました。すると、「なんて行儀の悪いことをしたの!」と、とても怒られました。
その時私は、コンビニで買った食べ物を外で食べている人はお行儀が悪く下品な人なんだと認識しました。(小さい時の教育はまだ根強く、今でもそう思ってしまうので、必ずどこか少し離れた座れる場所で食べます。)
お金持ちの親はどうしてもプライドが高くそんな人たちにそういう風に育てられるので、物心がつきはじめるこの頃から私達のプライドは高くなり洗脳されていきます。こんなことする人は下品、教育をちゃんと受けていないと思うようになり、厄介で生意気な子供の誕生です。
22歳になった今でもそう思ってしまいます。
みんないい子だと思うのですが、自分の中の常識から外れたことをしている人を見ると瞬時に「あ、、」となってしまいます。
屈折したお嬢様中学校・高校生活
中学校に入学するとハイブランドを持ち、一流ホテルで食事、宿泊、送り迎えが当たり前。お年玉は3桁の子もちらほら。笑
このような生活をしていない=できない同級生は、当然のようにカーストは下です。それが普通でした。
もちろん、性格的に目立つ子もいましたが正直半々でした。
プライドが高いお嬢様達は、特に気に食わない先生には厳しく、集団でいじめて泣かせたりしていました。先生達も、変に成熟している生徒に手の施し用がなく、その上親もややこしいのでやりにくかったと思います。
そして、中・高生になると私達は好きなものができます。私たちの学年では、韓国アイドルでした。一回のライブに何十万と注ぎ込み、移動はファーストクラスかグリーン車で遠征、良い席をネットで買い、グッズを山ほど買うのが普通でした。なので、ヲタ活をしていると金銭感覚が合うのは社会に出て成功している大人か頑張って働いて全部を推しに貢いでいる大人か、、。
くそ生意気ですよね。笑
ヲタ活をしていない人達はみんな彼氏ができます。大体年上です。笑
でも、汚い世界を見てきていない私達はすぐに男を信じゾッコンになってしまいます。もうこうなったら終わりです。
私達がゾッコンになると注ぎ込むお金も増え、男性経験も少ないので騙されていることに気付けずにあれよあれよと貢いでしまうんです。
それならいっそのことノーリターンのアイドルに貢いでる方がマシですね。
そして高校3年生になると免許を取り始めます。ここでもお嬢様炸裂です。
知り合いの社長の教習所に行きチートで免許を取ります。
そして、秒速で免許を取り終え自分の外車を買ってもらうのが普通でした。
まとめ
お金持ちの親って大体変なんで、子供も自然と変なんです。人として変わっている人もいたら、価値観や考え方が全く違って面白い人がたくさんいてるんですよね。
ツムツムとかのゲームとかに何万と課金する子もいたら、小さい時食べさせてもらえなかった菓子パンに今更ハマってずっと食べている子もいたり。
私は登校の時以外はずっと車で送り迎えで、免許を取ってからはずっと自分で運転して移動していたので、電車に乗った時にその速さに驚きました。
「で、電車の方が早いだと〜!?」ってなりました笑笑
でも、知らない他人と同じ空間なのであまり好きじゃないです。
後半は、大学生になって感じた社会のギャップと私が就活した理由についてお話しします。
ごきげんよう〜👋笑
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