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だめじゃない理由を受け入れるよりだめだった理由を探して責める方が楽だった

賞取れませんでした!!!!(^-^)
目が腫れるくらい泣きまくってしまった~。

私は全然ミスiDらしくないというか、特別絵とか歌とか言葉の表現がうまいわけでも、才能とか絶対叶えたい夢が確立しているわけでもないし、ミスiDに選ばれるような雰囲気の女でもなくて、ただなんとなく雰囲気のある女の子を演じるのに必死なただの凡人でした。卑屈になってるわけじゃなくこれはガチです。ミスiDオタではないけど今回1年間しっかり関わってみて、この子ミスiDぽいし選ばれそうだなって子はなんとなくわかるし、それも当たってたし(なんでこの子が賞取れなかったのって子もいたけど)、それがわかるからこそ自分が選ばれないのも予想できてやっぱりな〜と納得できてしまった自分が情けないと言うか悔しいと言うか。グランプリは絶対無理だから諦めていたというか狙っていなかった(?)しファイナリストになれたのも奇跡で運が良かっただけです。

年齢が若ければこれからを期待されたのかなあとか、逆に年齢を重ねていてもそれを武器に戦えていたり、年齢に見合う経験をしていたらと沢山考えてしまいました。私はいつまで年齢に囚われるんでしょうね。この年になって「◯歳なのにこんなことも...」「大人なのになんでできないの」とか、年齢に合う服装を求められたりすることが増えて、その度に自分の年齢が嫌になっていきました。

だからこそ若い子が選ばれていると希望とか今後の未来があることに嫉妬するし、その歳の頃の私と比べてしっかりしているのを見てどんどん自分が嫌になるし、自分も選ばれたい気持ちはあっても、私を選んでその枠が埋まるよりもこれからの希望がある子達が見つかって欲しいし、そうあるべきだと思っているので複雑でした(選ばれなかったけど)(自分も選ばれたいし嫉妬するけど未来がある子を選んで欲しいで超葛藤)小林さんに「自己受容できてないってありますができてると思う」とか年齢のこととか言われたけど全部できてないって全否定したのだめだったのかなあ。

ミスiDを通して私は沢山ジャンルのやりたい事をやれたと思うし、ミスiDを通して色んな人の記憶の一部にしてもらえて、初めましての人に知ってもらって、なんかそれだけで十分だったし、数ある受けた理由の1番を達成できたと思うし、だからこそファイナルまで残れて十分嬉しかったのに、どんどん欲が出てきて賞欲しいと思っちゃって、この場に立たせてくれた事がありがたいのにその幸福に慣れてしまいもっともっとと欲深くなってしまった。そして私は全然ミスiDオタじゃないので全員の公式プロフを見ていなくてCHEERZとTwitterと小/林司さんのRTくらいでしか情報がないのですが、授賞式で初めて名前知ったとかの人も全然いて、なんか結局自分が賞を取っても周りに誰?って思われるのだろうなと思い結局この目的もちゃんと果たせていなかったのかなあとなってしまった。

これだけ私は変われたし良い感じにやりたいことやれてこの期間とても成長過程を見せられたのではって思っていて、色んなもの割と頑張ったのでわんちゃん賞取れるんじゃない?って期待してしまっていた自分がいたのでとてもとても浅はかで恥ずかしいです。ミスiD詳しいわけではないので特に秀でたものがない私でも頑張れば何か貰えるものがあると思ってしまったのですが、そりゃ芸術とか歌とか今後がある人とか雰囲気ある人だよなあと改めて現実を見た気がします。選ばれなかった理由を必死に探して言い訳してくそださい。けどただ悲しむよりこうして感情の行き場を作って、理由をつけて悲しんだ方がまだマシなのですごめんなさい。ちゃんと小林さんのメールとか賞とかはあくまでおまけって事もわかってるけどそれでも足りなかった部分を探してしまう。ミスiDは正解が定まってないからこそ色んなものが正解になり得るけど、私はやっぱり正解があってそれが明確なほど正解に向かって攻略を考えるので賞の取り方がわからなかった今もう何をどうすれば良かったのかわからないです^_^

小林さんが「面接の時に誰にも言えない秘密を話してもらっても大丈夫。審査員の人がバラすようなことはしない」って言ってたからどうせなら秘密の話でもしようかなと迷った話が2つあって、1つ目がNIGでライブ中髪切ること。最終面接の時にはもう私が切ることは決まっていたので、自分がなんで切ることを決断したかとか思いとか、楽しいことしますっていうのを知ってもらいたいしなにこいつおもしれー女ってなるかなって。けどこれは“活動グループとしての秘密”だから、この場で話したことがバレなくてもやっぱり守りたいし私が私を許せなそうで辞めました。

2つ目は非公開プロフィールに書いたことなのですが、実は少し嘘を書いていて、非公開だから何書いてもいいしバラされることはないってわかっているし、エントリー時に書こうか本当に本当に悩んだのですが、結局ちゃんと信用しきれず、もしかしたらどこかで広まるかもとか、書類落ちするかもなのにここまで書くの嫌だなぁとか、私にとって絶対に秘密にしたいことだから知られるのが嫌というか。けど結局最終面接まで来れたし小林さんもこう言ってくれてるし。私にとって誰にも言えなくて、けど誰かに話して当時何も言えなかった感情を口に出せたら少しはスッキリするのかなとか、羨まれて不幸話の比較対象にされる度に、何も知らないくせにって思いながら笑ってずっと言えないものが心の奥底にあるものをなくせたらって気持ちはあって。

なんか突然不幸話するのも面接中泣くのも嫌だし、絶対言わないを信頼できないし、聞いてほしいけどこれで大切な人がこう思われちゃうかもとか考えると、やっぱり私が吐き出してすっきりするよりもその人を守りたいって思ってしまった。これでいいと思ってた。けどこれを話せば結果も変わってたのかなとか、こうやって誰しもが寛容に否定するわけでもなく話を聞いてくれる機会はもう一生ないのだろうなと思うと、私はこの秘密を一生言わずに生きていかなければいけないのかということが少し後悔です。いやまあ前から一生墓場まで持っていく覚悟を持って生きていたのでいいのですが、改めてもう話す機会がないこととか、話したら少しは楽だったのかなあって未来を考えるとね。

ミスiDをきっかけに誰でもいいからこの人なら信頼できるかもって人を見つけられればとか、本当に死にそうな時に頼り方を知れればと思っていたのですが、結局最後まで人を疑って本当に言いたいことは言えず救われたいのに手を伸ばせずで、自分自身のことは何も変われなかったです。

あと最終面接でZINE渡したけど改めてゴミを渡してしまったような気がして4にたい1冊だけにすればよかった沢山渡してしまって終わった後に誰がどう処理するかを話してるのかなと思うと地獄。選ばれなかったから尚更。そして卒業式の前に小/林司さんが沢山RTしてくれたのは賞あげられなかったからせめてものって事だったのかなとかなんか色々考えちゃいますね。

感情の行き場がないので自分に向けていますが、受けたことに後悔は全くないしむしろ得られるものの方が大きかったし、ここまで来れて本当によかったです。なので慰めの言葉などは大丈夫です。けど欲をいうと最後賞もらって決めきめで終わりたかった。今回のミスiDは審査員の人に選ばれるというより、それまでの過程を大切にとこの期間過ごしていたので自分は選ばれない前提でいたのですが、この選考員さんにこういう理由で選ばれたいとかグランプリとかこういう賞を狙いたいって目標ができた時にまた受けさせていただければなと思います!ありがとうございました!

【30秒スピーチ】
受けた理由色々あるんですけど1番は自分が死んでこの世から形がなくなっても誰かの記憶で生き続けたいなって思ったからです。ミスiD期間、私の人生ミスiDなしでは語れないくらい素敵で濃い時間でした。人生に飽きる前、飽きて死にたってならないようにやりたいことどんどんやっていきたいです。沢山私の人生に関わってくれると嬉しいです。素敵な場所に立たせてくれて本当にありがとうございました。

【小林さんの感想】
最終面接大声でHazeさんの挽肉を絶叫してスッキリしましたって言ったのを思い出しました。またこの子は色々あって家庭環境悪い女の子でも住める世界を作りたいのと、実はめちゃくちゃ頭がいい子で論文を学会に出すのが夢。

↓あっプロフィール更新されました(^-^)
https://miss-id.jp/nominee/19783

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