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創るのは楽しい。

錫の粉と真鍮の粉

漆の蒔絵の時に使う 錫の粉 と 真鍮の粉を使って
洗える和紙のお皿に金銀装飾をしていきます。

まずは錫の粉

ドウサ液を塗って まずは錫の粉を撒きます。

続いて真鍮の粉

その上に 真鍮の粉を撒くと 面白い模様ができます。
自然の造形で こちらがコントロールすることはできません。
それがまたいいところですね。

折敷

これは折敷。
30X40cmの大きさで 水洗いできます。
石州和紙に墨染と柿渋で色を付け その上に金銀装飾を施して仕上げました。
新品ですが 使い込んだような 時代がついて 古びた感じがカッコいいです。
これは東京の和茜さんのお客様 からのご注文です。

藍染の折敷金銀装飾が ご希望だったのですが 藍染の和紙が今手元になく、藍染も季節的に これから夏が終わるころまでに とりかかる仕事なので 柿渋染めに変更していただきました。
冬場は 水洗いする藍染は 作業効率が悪い(乾かない)ので行っていません。
創るのは楽しいです。
ただ、孤独な作業であり 作ったものがお客様に受け入れられないといけないので プレッシャーはあります。受け入れられなきゃ自己満足で終わっちゃって仕事にはならないからね。

創る楽しみを 分かち合える話ができる友人は貴重だな。
そういう話ができる人と巡り合いたいと思ってます。
励みになるしね。

それから 和紙のお皿 折敷 タペストリーなどのインテリア ご注文ご相談承ります。
和紙がどんどん生活に使われるといいなと思ってます。
自分で加工してみたいという人のご相談にも乗りますよ。
新しい店舗が そういう人たちとの出会いの場になればいいなと思ってます。

  〒700-0822 岡山市北区表町 1-2-36
   わがみやうめだ 電話 086-231-3371
                    梅田剛嗣


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