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自分の事もっと大切にしようよ。

「幸せになる勇気」 岸見一郎著 
今日は アドラー心理学 岸見さんの本の中で気になったところをピックアップします。

『アドラー心理学には「課題の分離」という考えがある。<中略>
 「自分の課題」と「他者の課題」を切り分けて考える。』
p33より

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      ・・・霧の中から生まれる太陽・・・

岸見さんはこの本の中で
「あなたは他者の期待を満たすために生きているのではない。」
そして、「他者もまたあなたの期待を満たすために生きているのではない。」  と語り掛けています。(課題の分離)
具体的に言い換えれば 例えば

「あなたは親の期待に応えるために生きているのではない。」

前にも書きましたが 「よい子をやめよう」 につながるのかな。
と思いながら読み進めました。

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       ・・・柿の木越しに見る日の出・・・

時に親は 自分ができなかったことを子供に叶えてもらおうと、子供に期待し習い事をさせ いろいろ先回りして子供が傷つかないように いろんなアドバイスをしたりすることがあります。
「あなたのためを思って」
という マジックワードを使って、子供を縛り付けちゃってることがあると思います。 これ まずいよね。

また、職場の上司が自分のやり方をほかの同僚、部下にあたる人に押し付けて 思い通りにやらないときに毒づいたりすることもあります。
言葉って こころをずたずたにするほどひどい暴力になりうるということを しっかり みんなが意識しないといけないと思います。
ひどい言葉は かけられた人の心の中でリフレインして、どんどん気力ややる気を削ぐそういう認識がもっと必要だと思います。
毒づくような人は そんな事みじんも考えてないと思います。
単純に気づいてないだけなんだろうけどね。

逆に ことば で救われることも いっぱいあります。

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    ・・・ホワイトバランス電球で撮りました・・・

課題の分離を考えるとき、アサーティブな考え方が役に立つかも

・三つのポイント
1.自分の思いを確かめる(自分はどうしたいのか)
2.事実や状況を共有する(相手と分かち合う必要がある事実はないか)
3.提案は具体的に述べる(とりあえず一つ提案してみよう)
アサーション入門 平木典子著   p147より

人から何か物事を頼まれたときなど 自分の抱えている仕事、今、とりかかっている仕事と その頼まれごとを突き合わせてどちらが優先か 冷静に考えてみること。
もし、自分が抱えている仕事があり 時間的なこと 会社全体として優先的また、自分の能力のキャパも考え合わせてキャパオーバーになっている そんな時は そういう事実を冷静に相手に伝える。(事実の共有)
そこで あと30分で今取り掛かっているタスクが終わるのでそれから依頼を受けた仕事に取り掛かるでもいいですか? など 具体的に一つだけ提案してみる。
そういう風にすると 自分にも相手にも ストレスなくスムーズに事が運ぶかもしれないなと思います。
この提案をしても ヒステリックに自分の思い通りに通そうという人がいたら それはそれでまた違った対処が必要になるよね。

反論したり 歯向かうということではなく できるだけ自分に負担がかからないようにそして、頼まれごともちゃんとできるように提案するということ。 「素直に言うことを聴いておくほうが楽」 と安易に考えて「自分が少し我慢して無理すればいいや、あの人話しにくいから」という考えだと どんどん 相手から無理な要求がやってくると思います。
相手にしてみれば、「この人は 強く言えばゆうことを聴いてくれるから便利だ」 と思っちゃうんだと思います。
たとえ、依頼を断っても相手はそんなに気にしてないと思います。
そういう人はほかの人に仕事振っちゃったりするもんです。
意外に人はあなた(他人)のことを 考えてないですよ。

自分のこと もっと大事にしようよ。

これは自分にも常に言い聞かせている言葉です。

アドラー心理学面白いです。
役に立ちます。
今日は「幸せになる勇気」の読書感想から展開してみました。

タイトル画像は 広島県福山市出身の歌手菊池裕司さんのコンサート会場のリハーサルの時の様子。ボクの作った藍染のタペストリーこんな感じに飾ってくれてました☆彡

最後まで読んでくれてありがとう。
ハッピーな華の金曜日を~  チャオ(^^♪
                  梅田剛嗣



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