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箔を貼った箱


アルミ箔を貼った箱

アルミ箔を貼った箱に色墨と柿渋にベンガラを混ぜた染料で色付けをしてみました。
アルミ箔そのままだと色が入りにくい(はじく)ので、ドウサ液を施してから着色しました。
ちょっとケチって、値段の安いアルミ箔を使ってしまったことを少し後悔してます。本銀箔にすればよかった。
本銀箔とアルミ箔の違いは、まず光り方。アルミ箔の方が反射が半端ない🪞
アルミ箔を貼った大きな面積の紙はアルミホイルみたい笑笑。


アルミ箔を貼った大きな和紙

これを切って箱に貼ってみました。


名刺箱

これに色をつけたのがタイトル画像の箱。
一つ発見は、アルミ箔を貼った和紙も水切りすれば、喰い裂きにできること(自然な切れ方になる)。
かなりたくさん貼ってみて、少し技術が上達したので、今後は本銀箔を使います。
アルミ箔と本銀箔の一番の大きな違いは、銀箔は色が変色していくということ。
また、硫黄を使って古色をつけることもできる。
墨色や柿渋の色のノリもよいです(過去の経験から)。
何より上品な光沢が魅力。
アルミ箔は光すぎるので、貼ってすぐに表面を刷毛で叩き、細かい皺や傷を入れました。
箔の仕事は大変だけどおもしろい。
まだみたことのないような作品を作っていきたいです。


昨日の月

昨日の月が美しかったです。
夜になると鹿が恋の歌を歌ってます。
秋だなぁ。

〒700-0822 岡山市北区 表町1-2-36  わがみやうめだ  
梅田剛嗣  電話 086ー231ー3371 

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