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今朝の染め和紙

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今朝は厚手の紙を使ってみました。

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まずは 裏から色墨を入れて 表から霧吹き。
そのままだと(写真の通り)単なるきれいな色のついた紙になるのでどうにか工夫をしようと思いました。
いったん乾かし ドウサ液で模様を付けました。
ドウサ液は乾くとほとんど見えなくなるので どんな状態で模様がついているかわかりません。

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なので これに 柿渋に色墨を混ぜた染料を使って 色付け。
塗ると ドウサ液の模様がはっきり見えてきます。

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こんな感じに 模様が入ってたんだ。
ローラーを使っているので 自分でも 予期せぬ模様に仕上がります。
予期せぬ自然体で生まれてくる模様が 私の仕事の持ち味です。
できるだけ 意図的にならないように。
ただ 作業が 機械的にならないように気を付けながら 毎回新鮮な気持ちで 何か発見はないか という偶然の生み出す美 を 意識しながら一刷毛一刷毛 色を入れていきます。

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前々回の note の記事にアップした染め和紙は こんな風にお皿になりました。
今日の染めは この記事のトップ画像の雰囲気。
今現在干している様子です。
これがまた お皿に貼ると、生き生きした表情に生まれ変わります。
年明け1月6日~19日 岡山天満屋 5階 岡山贔屓のコーナーで SOSO(楚々)さんとの二人展を予定してます。
その二人展に出品する春色のお皿を 目下制作中。

今日も素材の和紙と話し合いながら どうしたら素材の良さが 引き出せるか 苦しみながら できた時の喜びを 味わうために 格闘してます(笑)

最後まで読んでくれてありがとう。
ハッピーな華の金曜日を~  チャオ(^^♪

    〒700-0822 岡山市北区表町 1-2-36
     わがみやうめだ 電話 086-231-3371
                  梅田剛嗣 

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           ~~~おまけ~~~
       タイトル画像に使った写真の元写真です☆彡

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