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FaceBookのマーク・ザッカーバーグが2度の失敗から学んだM&Aのヒューマンセンスとは!

マーク・ザッカーバーグが業界でキングとして君臨するための哲学とは、ライバルを完全に叩き潰すか、買収するという手法です。

実は、以前にTwitter社に対してライバルになる可能性があると判断して買収しようとした時に、他の役員からの慎重論に流されてタイミングを失い、買収を失敗に終わらせた経験がありました。

もし、上手く買収を成功させた場合は、その会社の強みになる部分を残してバラバラにして吸収してしまう手法ゆえ、買収の標的となった会社は戦々恐々となって抵抗しようとします。

Instagramを買収した時には過去の経験をフルに活かしていました。通常は数ヶ月かけてデューデリを行うのですが、買収を決めていたものの2〜3日で買収額を決めて資金繰りの計画まで行いました。

そこまで急ぐ理由は、時間を当てるとInstagramのシストロムは,友達やメンターやVCなどに相談するだろうと考えたからです。

ビジネスはロジックのように感じますが、最終的には人間が考えることだということをよく理解しているからだと思います。ユダヤ人らしい「人間哲学に基づいたセンス」は、お見事と言うべきだと思います。

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