ソロキャンリベンジ
前回の反省を踏まえて、ソロでキャンプをしてきた。
明るいLEDランタン(Luminer7)を用意した。大きい薪が入る焚き火台(Tokyo Camp)も買った。
たき火のやり方もYouTubeで確認した。薪を燃やす際に、細い薪から徐々にやった方が良いと言っていた。
細い薪は自分で割って用意する必要があると言うことで、バトニング用のナイフ(モーラナイフ)も手に入れた。
前回眠れなかったので、空気を入れて膨らますタイプの枕も購入した。
ただ、タープは今回は控えることにした。
さすがに予算オーバーだ。
しかし、タープとランタンスタンドがなくとも、食事やたき火の際に、LEDランタンが頭上にくるように配置したい。
手持ちの装備で考えたところ、カメラ用の三脚と、百均のランタンハンガーで、いけるんじゃないかと思い至った。
今回のソロキャンプは、少し前の11月の中旬の時のものだ。ちょうど寒くなってきた頃だ。
寝る際の防寒をどうすべきかに悩んだ。前回は寒くなかったものの、うまく寝られなかったこと、次の日にかなり疲れたことを考えると、おそらく寝るときの環境があまり良くなかったのではないかと考えた。
家に転がっていた銀マットを、マットの下に引くために持ってくつもりだが、それだけでは不安だった。
いろいろ考えた結果、今回は電源が使えるサイトを申し込むことにした。
家に転がっていた600Wのセラミックファンヒータであらかじめテント内を暖めればなんとかなるだろうと考えた。
YouTubeのとあるチャンネルでは、寝袋を地面から離した分だけ、寒さが軽減されると主張されており、コット(簡易ベッド)が薦めていた。
コットは買えないが、代わりになるものないかなと考えていたら、親が以前購入していた、アーム付きの折りたたみ式のベッドがあった。
親はこれを夏に庭で寝そべるために使っていたが、十分に役割を果たしてくれそうだ。
これで万全の体制が整った。
昼過ぎに出発して、PM3時にキャンプ場に到着。
前回PM4時に到着するようにしたが、すぐに暗くなり、トラブルの原因となったので、今回は少し早めに来た。
薪は現地で購入した。前回よりも大きく、木を切っただけで十分に乾いた感じではなかった。
新たに購入したナイフでバトニングしようとしたが、堅くてうまく薪割りができない。そこで、今回購入した薪はそのまま使い、前回の残りの薪を細く割って使うことにした。前回の薪は乾いているので、バトニングするとすぐに割れた。やってみると面白い。
着火には、百均で購入したファイヤスターターを使うことにした。ライターはあるが、せっかくなのでかっこよいスタイルで火を付けてみたい。
細く切った薪で、フェザーを作ろうとしたが、きれいなフェザーは作れなかった。少し練習すべきだった。
フェザーの残骸っぽい物が数本できた時点で挫折。さらに麻紐をほぐした材料を用意。
麻紐をほぐしたものに火を付けて、そこからフェザーの残骸っぽい物に燃え移らせた後に、細い薪につなげていこうと考えた。
ファイヤースタータを使ってみた。飛ぶ火花ががかっこいい。すぐに麻紐をほぐした物に火が付く。
火が徐々に大きくなり、そして、フェザーの残骸っぽい物に燃え移る前に……消えた。
…………失敗。
結局、ライターと着火剤で薪に火を付けた。景気よく火が燃え広がっていった。やっぱり着火剤は楽だな。
夕食は、コンビニで購入した鮭おにぎりをほぐしたものとともに、フリーズドライの味噌汁をメスティン(DAISO)にいれてた後、さらにメスティンに水をいれる。そして、メスティンの蓋をした後、たき火の上にのせた。さらには、たき火で豚トロを焼いた。
寒くなってきた夜にはたき火が暖かく、少し団扇で仰ぐだけで、火の大きさをコントロールできた。
たき火に関しては、前回と比べものにならないくらい快適だ。たき火がこんなに気持ちいいものとは知らなかった。
三脚とランタンスタンドで、頭上から照らしてくれるLuminar7の灯火は明るく、前回はそもそも暗すぎたと言うことを実感した。
ご飯を食べ終わり、たき火を終えた後は満足感があった。
テントに入ると、事前に付けていたセラミックファンヒータで暖かい。アーム付きの折りたたみ式のベッド、銀マット、マットの上に置かれた寝袋は寒くなかった。
寝る前には、セラミックファンヒータは切った。寝ている間は電化製品を付けっぱなしにしたくなかった。
暖かいが、すぐには眠れなかった。自分は環境が変わると眠れないタイプだと自覚していたが、これほどひどいとは思わなかった。
ただ、朝起きた際には、疲れがとれていることを実感できた。吐く息が白く、テント内が寒いことを実感する。セラミックファンヒータを付けるとすぐにテント内は暖かくなった。
着替えてすぐに朝食と、片付けの準備を始める。
朝ご飯は、コーヒーと、コンビニのフレンチトーストだ。フレンチトーストは、メスティンに入れて、少し暖める。
今度は、焼くためにスキレットを買おうと思った。
いつの間にかチェックアウトギリギリの時間になっていた。慌てて車に荷物を詰め込み、チェックアウトした。
どうも片付けなどの段取りが下手でいつもギリギリになってしまう。
個人的には満足できたソロキャンだった。
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