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大手企業から『沖縄移住』に向け、転職活動の準備を始めてわかった事

私は今年、沖縄の奥さんと入籍をしました。
元々は5月に結婚式を沖縄で挙げて、6月ごろには奥さんをこっち(埼玉県)に呼ぶ計画でした。

しかし新型コロナの発生で全ての予定が変更になり、
結局結婚式も未定に延期・奥さんの引越しも当面延期になりました。

4年間遠距離をしてようやく今年から一緒に暮らせると、二人して喜んでいた矢先でした。
ですので事実上は入籍も済ませたので、夫婦の関係ですが
未だに遠距離を行っている様な状況です。

その中で、私なりに色々と考える事があり、転職や移住も考えるようになりました。

転職を考えたきっかけ
1:現職への不安

先ず転職を考えた理由の一つは、現職への不安です。
私は新入社員より今の会社で働いており、今年で4年目を迎えます。
恐らく仕事にも慣れて、異動などが控えた今だから思うところも出てきてると感じています。
この時期に転職を考える人が多いと聞いた事がありますが、自分もその一人です。

私は今某メーカーで営業の仕事をしています。
昨年は社内表彰も頂き、仕事の楽しみも少し実感してきたと感じています。

しかし同時に、大手ならではの会社の体質や将来的な部分に不安を覚える様になりました。

現職では給与面や福利厚生面でも何の不満もありません。
身近な先輩方にも恵まれ、仕事もある程度のびのびやらせてもらっていると感じます。

そんな中で転職を考えたのは以下の点があったからです。

・日本企業・大手企業体質で、一人に任せてもらえる裁量が少ない
・学べる専門的な知識が少ない
・尊敬できる・もしくは目標にしたい上司がいない
・ベテラン層のやる気がなく、それでいて給料は年功序列
・旧来の営業スタイルであり、今後の時代の変化についていけるかが不安

大きくは以上の5点です。

元々体育会系の会社であり、上司もパワー系が多かったのが事実で、入社して2年目で私もコテンパンにやられました。
しかし半年ほどその環境に耐え、精神的にも鍛えられたと思うので今は感謝しています。
そういった事が社内でも問題になり、今は当時ほどパワー色は薄くなりましたので
働きやすくなったと感じています。
ですのでパワー系の上司が嫌でという理由は入れていません。

転職を考えた理由『現職への不安』:日本企業・大手企業体質で、一人に任せてもらえる裁量が少ない

現職は良くも悪くも旧来の日本企業体質だと感じます。
トップダウンの経営で、現場主義という言葉は社内で頻繁に耳にしますが、
実際に現場でできる事は限られています。
また大手企業ならではで、従業員の仕事への温度感に差が大きく生じます。
今の様なコロナでどこの企業も経営が苦しくなっている中で、そこで働く従業員の方々も
焦りや今後の働き方を考えているのではないかと思います。
もちろん現職の職場でも自分の将来を不安視し、仕事以外で自己啓発に取り組んでいる方もいるのは事実です。
しかしそれは少数で、『なんだかんだうちは大丈夫だ!』とあぐらを掻いている人が多いのが現状です。
そういった周りの環境や同僚の意識の低さが怖くなる事が多々あります。

転職を考えた理由『現職への不安』:学べる専門的な知識が少ない

入社以来営業職として働いていますが、今後異動があっても営業として従事する事が8割方になります。
もちろん営業職以外にも部署はありますが、全て本社機能であり、そこで働くのはかなりの狭き門になります。
異動には上司からの推薦も必要ですが、その時の部署の空き状況などタイミングも重要になります。
可能性がない事はありませんが、今後も営業として働く可能性が高いと考えると
例え別の部署や支社に異動しても、そこで習得できるスキルは営業一般のスキルになります。

また大手企業という看板に守られている為、知名度やブランドの効果で
営業もしやすいと感じます。
それはとても有難い話なのですが、いざ自分の市場価値を考えた時にとても不安になります。
今の会社の看板が無くなり、自分一人で社会に放り出された時に
どれほどの価値が自分にあるのか、、、
そう考えると、今まだ20代の内に環境を変えて、もっと専門的な知識やスキルを習得するべきではないかと思うわけです。

転職を考えた理由『現職への不安』:尊敬できる・もしくは目標にしたい上司がいない

先述の大手企業体質とリンクするのですが、マネージャー職の方々にもその傾向は強く感じます。
今の会社では速い人で、30代後半〜課長職に着く人がいます。
もちろん全てのマネージャーがそうだとは言いません。
しかし、多くの人は安泰で大きな企業にすがりつき、あとは社内での出世競争に目を向けるしかできないのだと思います。
会社は『お客様第一』と常に言いますが、現実はマネージャーも自分の上からの評価を第一優先とし、
全ての目線が社内にむいています。
そんなマネージャーからお客様を第一に考えろと言われても、なんの説得力もありません。

またマネージャーはよく仕事終わりに飲みに行きます。
飲みに行く事自体を否定している訳ではありませんが、そこに連れていかれても
昔の野球選手の話や競馬の話がエンドレスで繰り返され、そこに価値はほとんど感じません。
(唯一価値を見出すとすれば、社内の関係性の構築・目上の方への処し方でしょうか、、)

マネージャーは、人生の唯一の楽しみが仕事終わりのビールだと言いますが、
そんな人生は私は嫌です。贅沢で現実を見ていないと、そういった方々には指摘を受けるかも分かりませんが、
どうせ40年以上人生の大半を仕事に費やす訳なので、そこにやりがいや楽しさは持っておきたいと思っています。

自分が今の会社で出世競争に身を投じて、今のマネージャーの方々になるイメージを持った時に、
不安になります。

転職を考えた理由『現職への不安』:ベテラン層のやる気がなく、それでいて給料は年功序列

これは私の会社に限らないのではと思いますが、若手にきつい仕事が回ってきがちだと感じます。
マネージャーは自分よりも年上のベテランメンバーに強く言えないので、
仕事でめんどくさい事や、手間のかかる事は若手に依頼がきます。
若手にしわ寄せがくるのは一方で仕方がないとも思っています。
ただそうであればせめて仕事の内容・中身を見て評価をして欲しいと切に感じます。
しかし評価体勢は曖昧で、結局のところマネージャーの裁量による為
いくらシワよせをくらっても、割りに合わない事が多いのです。

そんな中で、『俺たちの時代は寝ずに働いた、今の若手は楽してる、、』とベテラン勢は口を揃えます。

確かに今この大きな看板の元働かせてもらっているのは、
まだ知名度も低かった頃から寝る間も惜しんで働いて下さったベテランの方々のおかげだと本心で思います。

しかし、時代は大きく変わっていて当時の様にとにかく時間と体力を消耗すれば
業績が上がる高度経済成長期とは環境が全く異なる訳です。
今はとにかく一人辺りの生産性を高め、従来の枠に囚われない発想が
例え営業現場であっても必要とされていると感じます。

この状況下でまだ過去の栄光にすがり、若手に昔の苦労話を延々と垂れるベテランやマネージャーには、
正直『いつまでそんな話をしているんだ?』と疑問に思うところがあります。

またいくら若手は頑張っても、給料は変わらず、仕事をしていないベテラン層と給料が3倍以上差が生じています。
完全なる年功序列の給与体系のため、いくら成果を残しても
給与に反映される事はありません。
それでも若手は自分達なりの目標や、意義を見出して給料以外の価値を仕事に見出そうとしています。
そんあ若手の出る杭を打つ、古典的な育成方針やマネージャー・ベテランの姿勢には虚しさを感じる時があります。

転職を考えた理由『現職への不安』:旧来の営業スタイルであり、今後の時代の変化についていけるかが不安

今の会社が扱っている商材は30年・40年前と大きく変わっていません。
根本で扱う商材の変化がないため、既存のお得意先も従来の営業スタイルから変わる事はありません。
今までと大きな変化もない状況で自分は仕事をしている一方、社会は大きく変わっていきます。

今回の新型コロナウイルスはその最たる変化では無いでしょうか。
ますますリモート化の動きが加速し、より効率化されていく中で、
現職はいまだにハンコ文化であり、社内稟議の回付や契約書の回付のために出社が必要になります。

得意先とのウェブ商談などもっての他。
そもそも得意先の方でウェブ面談ができる環境が整備されていませんし、
旧来のアナログな仕事を継続している得意先にウェブを推奨しても、活用する事ができません。

そんな今の社会と逆を行く、今の営業スタイルに将来的な不安を感じる事が多々あります。

2:将来的な夫婦生活を想像して

現状の業務内容や、将来のキャリアについて感じている事を一通り書きましたが、
ここからはプライベートの話になります。

冒頭で奥さんとの結婚の話を出しましたが、
仕事意外にも転職を考える要員があります。

転職を考えた理由『家族・夫婦の今後』:転勤が多い現状の職場

今の職場では、ジョブローテショーンなる制度が重視されており、
3年〜5年の周期で引越しを伴う異動が発生します。
本当にどこに配属されるかは分からず、九州から北海道まで各地を転々とします。

そんな環境ですので、奥さんが定職に正社員として就く事も難しいのが現状で、
実際多くの先輩方は奥さんがパート若しくは専業主婦として働かれています。

金銭的な観点からは、単純に世帯収入が大きく減少しますし
何より奥さんが今後定職に就いてやりたい仕事が出てきてもできない可能性があります。

奥さんのキャリアの可能性も狭めてしまう、この異動の多さは
将来的にも良く無いと感じている部分です。

もちろん入社前に転勤が多い事は認識していましたので、会社にだまされたなどと言う事はありません。
しかしいざ結婚をして実際に環境が変わり、今の仕事を体験したからこそ分かった事なんだと思います。

奥さんとも最近、将来について話す機会が多くなりましたが
奥さん自身も専業主婦ではなく正社員として働きたいという意思があります。
結婚は家族の事情だと思いますので、どちらかが何かを犠牲にして一緒になるのは違うと個人としては考えています。

また子供がもし今後できたとしても、子供が転校を繰り返すのは本人も大変な事だと思いますし、
自分が単身赴任するという選択肢は自分も・奥さんも極力避けたいと考えています。

転職を考えた理由『家族・夫婦の今後』:将来的な家族のビジョン

『どんな家庭を築ければ幸せなのか』、『どんな人生にしたいか』について考える事が多くなりました。
もの凄く壮大な話で、ともすれば哲学的な話になってしまいますが、
明確な答えがなくても考えて、目標を設定するのはいい事だと個人的に感じています。
それが例え、5年後に変わっていても良いと思いますし、その時々で変化していくんだと思います。

今私たち夫婦が共通しているのは、二人が自分のやりたい仕事に就いて、
2年後・3年後に子供ができた時に、自然が多い環境で子供を育てたいという事です。

ここでこのブログ記事のタイトルにある『沖縄移住』に繋がっていきます。

奥さんは沖縄生まれの沖縄育ちで、沖縄で子供を育てたいと考えています。
自分も同様に沖縄を愛していますので、できる事なら沖縄で生活をしたいと考えています。

いざ沖縄移住・転職活動へ、、理想とは大きく異なる現実か?

ここまでは理想を書いてきた訳ですが、
この沖縄移住・転職を本腰を入れて活動しようと直近で動いている訳です。

しかし今の新型コロナに伴う経済状況や、沖縄での求人状況・賃金など
様々な課題も見えてきました。

続きは、次回の記事で
私が今行っている転職活動の内容や、求人状況のリアルについて書いていこうと思います。

現実はそんなに甘くないのか、、、


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