「深谷ねぎまつり」に行った話。2024年1月28日
2024年1月28日(日)に「深谷グリーンパーク アクアパラダイス・パティオ」にて、「深谷ねぎまつり」が開催されました。今回は、そのお祭りに行ったときの話です。
「深谷ねぎまつり」とは
埼玉県深谷市の名産に「深谷ねぎ」というものがあります。この「深谷ねぎ」は、美味しいねぎでして、深谷市公式のゆるキャラ「ふっかちゃん」の頭に生えているねぎでもあります。この「ふっかちゃん」は、「ゆるキャラグランプリ」の準グランプリを受賞したりと、有名な存在なのです。そんな彼(?)の影響もあり、元から有名だったということもあり、「深谷ねぎ」は、全国的に有名な名産品になっています。(「ふっかちゃん」は、Twitter(現X)もやっているので、気になった方は、ぜひフォローしてみてください!)
そんな「深谷ねぎ」の魅力を「全国にアピールしたい!」と一般市民が集って作られたお祭りが「深谷ねぎまつり」です。
開催内容は、主に5つです。
・奉納 (関係者のみ参加)
・福ねぎ配布 (募金が必要。数量限定)
・自分で深谷ねぎを炭火で焼ける「深谷カルソッツ」
・深谷市内外の飲食店が振る舞う深谷ねぎ料理が食べられる「ねぎの市」
・深谷ねぎ販売
他にも今年は、カラオケ世界大会王者「海蔵亮太」さんが歌ったり、地域の子どもたちが「よさこい」を踊ったり、ふっかちゃんのグッズ販売があったりと、様々なものがありました。詳しく知りたい方は公式HPの「深谷ねぎまつりについて」と「2024深谷ねぎ イベントガイド」をご参照ください。
今回は、時間が取れず「ねぎの市」だけを楽しんだのですが、とにかく楽しいお祭りでした。
ただ、今回は新しい会場であったこともあり、駐車場が一杯になってしまうなど、アクセスに関するトラブルが発生しておりました。これに関しては、公式HPトップに記載されている「2024 深谷ねぎまつり 感謝とお詫び」の通り、謝罪がされております。筆者個人の考えを述べますと、「初めての会場」かつ「駐車場 約500台を用意して、なお発生してしまったこと」なので、仕方のないことなのかなと思っております。
開催概要
開催名:深谷ねぎまつり
開催日:2024年1月28日(日)
時間:10:00〜15:00
場所:深谷グリーンパーク アクアパラダイス パティオ
主催:深谷ねぎまつり実行委員会
共催:深谷グリーンパーク アクアパラダイス パティオ
後援:埼玉県/深谷市/一般社団法人深谷市観光協会
協賛・協力:深谷テラスパーク/株式会社深谷中央青果市場/株式会社上武生産市場/株式会社中瀬青果市場/JAふかや/埼玉県大里農林振興センター
ポスター
いざ「深谷ねぎまつり」へ
と、先述のように素晴らしいお祭りなのですが、私は気合が足らず、13時に深谷駅に着きました。去年までは駅からすぐの「瀧宮神社 (たきのみやじんじゃ)」で、開催されていたのですが、今年は駅から徒歩52分のパティオで開催されておりまして、代わりに無料シャトルバスが運行されていました。しかし、なんとそこにはバスを待つ長蛇の列が。(後から知りましたが、まつり実行委員会様も予想外のことだったらしいです。)並んでいたら、30分に1本のバスが一度来たのですが、予想通り、バスを見送る形になってしまいました。でもこのバス、50名以上は乗れる観光バスだったので、それを超える需要がこの祭りにはあったのかと、私は「深谷ねぎまつり」を舐めてかかっていたことを自覚しました。(そのときのツイート↓)
こうなったらもう、歩いていくしかありません。30分後のバスを待つと、バスの移動時間を合わせて約40分後の到着になってしまいます。52分歩くのと大差ありません。
というわけで、テクテク歩いてパティオ近くまで行ったのですが、路上駐車がわんさかありまして、道も渋滞しておりました。そこに来るまでは、自動車なんて、ほとんど見ないくらいだったので余計に驚きました。「今年から会場が変わった」とのことで、何かしらアクセスに関するトラブルは起きかねない(既にシャトルバスは、需要に対して供給が追いついていなかったので、余計にそう)思っていたのですが、ここまでのレベルだとは思っておりませんでした。
会場に到着!
車の渋滞を横目に深谷ねぎまつり会場に着くと、すっごい人集りがありました。(公式HPによると実測値2万人)。今までネギ畑の横を歩いてきていて、会場から帰ってきているであろう人を十数人、すれ違うくらいでしたので、非常に驚きました。このお祭りは、驚いてばっかりです。
早歩きで来たので、身体が火照っていて、何か体を涼しくするものはないかと探したら、ありました!
「深谷ねぎのジェラート」です。何を言っているのか分からないかもしれませんが、これは深谷ねぎのジェラートです。ジェラートの形状から「甘いものを食べる」と頭が思ってしまうのですが、舌からは「ねぎ100%」の味がして、新体験でした。体も冷ませられて良かったです。
ちなみに「ねぎのかき氷」もありました。こちらは千葉県市川市の「魁ジェラート (かいじぇらーと)」さんの出展でした。
体温が丁度良くなったので、冬らしいものが食べたくなったので、次は「ふっかちゃんこ鍋」をいただきました。
こちらは、深谷市のピンナさんの出展でした。ねぎをたっぷり使っていて、とにかく「ねぎ」を一番に感じる塩系の味でした。つみれも入っていて、美味しかったです。また、何年度の話か分かりませんでしたが、このお祭りで、優勝経験がある料理とのことで、まさしく「深谷ねぎ料理だ!」と思える、ねぎ料理でした。思い出しただけで、お腹が減ってきます。
また、コスプレしている方もいらっしゃいました。
この方の他にも「ウマ娘」のコスプレをしている方などもお見かけしました。
このnoteを書いているときに調べて知ったのですが「深谷ねぎまつり」とは別に「深谷ねぎまつり」の中で、「深仮催(ふっかさい)」というコスプレイベントが開催されておりました。
「深仮催(ふっかさい)」は、この「深谷ねぎまつり」に限らず、年に数回、開催されているそうです。あくまで、コスプレする人向けのイベントなのですが、コスプレをされている方は、参加してみてはいかがでしょうか。
今回の「深谷ねぎまつり」では、お祭りをお祭りらしくしている要素の一つになっていて、大変良かったなと思いました。
この間、地域の子どもたちが「よさこい」を踊っていて、あまり見る時間がなく残念でしたが、そのおかげで、会場が活気のある雰囲気になっておりました。
と、お祭りを楽しんでいたのですが、もうそろそろ終わりの時間になってしまいました。私は最後に買う食べ物として「御菓子司 中瀬屋(おかしつかさ なかせや)」さんの「深谷ねぎだんご」「ねぎみそ饅頭」、お土産として「ねぎみそどら焼」を購入しました。
「深谷ねぎだんご」は、ふっくらと焼かれた生地と深谷ねぎの美味しいお団子でした。お団子本体(?)が、お餅系ではなくて、「菓子パン」に近くて、初めて食べるタイプだったので、少し驚きました。
初めて食べるものなので、臆して「醤油チーズ味」に挑戦できませんでした。もし機会があれば今度チャレンジしてみたいです。
ねぎみそ饅頭は、中華まんのような生地に正しく「ねぎみそ」が入った食べ物でした。そのまんま、ねぎみそ味の餡子が入った蒸し饅頭でした。一見、あんまんのようですが、私が感じた限りだと、甘味は、ねぎ本来のものしかなかったので、本当に「ねぎみその蒸し饅頭」としか表現できないものでした。(同じことを書いている気が)
とにかく美味しかったです。
「ねぎみそどら焼」は、帰ってから食べました。餡子は「ねぎみそ饅頭」と変わらないと感じました。どら焼きの見た目なのに、甘味ではなく「ねぎみそ」なので、変な感覚でした。美味しいのには変わりないのですが。「深谷ねぎのジェラート」を食べたときと同様の新体験でした。
そろそろ帰りのバスの時間が迫ってきてしまいました。最後にパーっと物産展のテントを見て回りましたら、素敵な品物を見つけました!
印鑑専門店「川本山陽堂(かわもとさんようどう)」さんで販売しておりました、ふっかちゃんのTシャツです。めっちゃ可愛い!!部屋着として、愛用します。ここまでデカデカとキャラクターがプリントされたTシャツは、中々ないですね。これが買えただけでも「深谷ねぎまつり」に来た甲斐があったというものです。お値段は、確か3000円でした。
今のところ「ふっかちゃんグッズ」は、ネット販売はしておらず、実店舗で販売しているとのことでした。深谷に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
Instagramを運営されておりましたので、リンクを貼っておきます。
深谷駅まで帰還
有難いことに帰りのシャトルバスがありましたので、そちらに乗せていただき深谷駅まで帰ることができました。ありがとうございます。
まとめ
今回は「深谷ねぎまつり」に参加致しました。行きで思わぬトラブルはありましたが、総合的に行って良かったイベントでした。公式HPを拝読したところ、「夏頃までに交通の対策の見通しが立たなければ来年の開催は見送り」とのことでした。ただ、それだけ有名で人気があるイベントという証明だと思いますので、個人的には来年も何とか開催していただきたいと思っております。
渋滞の件の対策については、下記の埼玉新聞さんのコラムにて分かりやすく、まとめられています。
また、「深谷ねぎまつり」公式のTwitter(現X)の投稿では、実行委員メンバーの募集をされておりました。現在、メンバーが16名だけで「足りない!」とのことでしたので、近隣にお住まいの方などは、ぜひ前向きにご検討いただければと存じます。会議もオンラインで繋いでいることが多いらしいので、参加しやすいのではないでしょうか。
一人の埼玉県民として、民間から始まったお祭りが、ここまで大きく成長していることは本当に素敵で素晴らしいことだと思います。
このnoteで「深谷ねぎまつり」が素敵なお祭りであったことが伝われば幸いです。ぜひ、これからの「深谷ねぎまつり」に注目してください!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?