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小型移動式クレーン 自前の講習会

タラの芽もコシアブラの芽もすでに育ってしまいました。なんだか忙しいDOMです。

 先日、4月に入隊した4期生向けに小型移動式クレーンの特別教育を行いました。移動式クレーンとは走行とクレーン操作(動力で荷を吊り上げ、つり荷を水平方向へ運搬すること)が可能なクレーンのことですが、ヤモリーズはバックホーで木を吊って運ぶことがあるので労働安全衛生法上、特別教育を受講しておく必要があります。通常、こういう講習はしかるべき教習機関で受講するものですが、ヤモリーズでは小型移動式クレーン特別教育を自前で行っているというわけです。

 なぜならDOMは小型移動式クレーンの技能講習(吊り上げ荷重1トン以上〜5トン未満まで扱うことができる)を教習機関で受講しており、1トン未満の吊り上げ荷重を対象とする特別教育を実施する資格があるのです。ヤモリーズが使用しているバックホーの吊り上げの性能は0.9トンなので特別教育の範囲内となり、自前でOKというわけです。教習機関は津和野になく、広島や山口、タイミングがあわなければ福岡まで出張っていくことになり、受講料だけでなく旅費もかさみます。活動費を少しでも共有の重機のコストなどにまわすには自前講習は画期的な試みです。

 しかし、日々の作業でバックホーの扱いには慣れてきたとはいえ、不慣れなユニック(クレーンを車載したトラック)などを主な内容とした特別教育について、教える側の立場になるというのは簡単なことではありません。クレーンについてだけでなく、エンジンやモーターの仕組み、簡単な力学についても説明します。今回の特別教育はDOMにとって2回目の実施ですが、特にはじめてのときは苦労しました。教習本を何度も読み返しては理解が浅い箇所を探したり、Google先生に指導を仰いだりと、前準備が大変でした。今回は前回よりも余裕があり、より伝わる話し方を試してみたり、動画素材を用意するのに時間を使うことができました。

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 やったことないことばかり、日々挑戦のヤモリーズライフです。

                          DOM

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