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つわのホイスコーレ1week [りりー]

2023年6月3日〜6月10日
つわのホイスコーレ1weekを開催します。

今回はメンバーそれぞれから自己紹介をかねて、つわのホイスコーレ1week開催に向けた想いを綴ります。





はじめまして、「りりー」と申します。
現在は東京でIT業界でマネージャーとして仕事しながら日本に「フォルケホイスコーレ」を立ち上げる為に動いています。
これまでに素敵な方々と出逢いがあり、ちずちゃん、ひめちゃんとの出会いがきっかけで今回6/3~6/10の1weekホイスコーレを島根県津和野市で開催します!!

わたしは学生の頃、デンマークにあるフォルケホイスコーレで学んだことがきっかけで日本にフォルケホイスコーレを立てたいと思うようになりました。
まずは自己紹介として、自己紹介とつわのホイスコーレをやる想いを書いていきます。


将来から逃げたかった大学生時代

大学生になったわたしは大学に入れば自然と将来が決まるだろうとのんきに過ごしていました。今思うと無駄な時間をたくさん過ごしていたと思います。
ただその時間も「就職活動」が迫ってくるとともに焦りと不安となりわたしを覆うようになります。
「この先どう生きようか、どんな人生にしたいのか」就活を目前にしてようやく考え、動きはじめます。人に話を聞きに行ったり、インターンしたり、本を読み漁りました。
そこで自分がどう考えているかわからない。困りました。
同級生はすでに自分の道を決め進み始めています。
それを横目にわたしだけ取り残されたような感覚になり前に進むこと、自分の人生を決めることがとてつもない恐怖になっていました。


ノーフュンホイスコーレでバスケをしているときの写真

「こう生きたい」を探してデンマークのフォルケホイスコーレへ

学生の頃、ジェンダー学を専攻していたのがきっかけで男女平等のトップだった北欧に興味を持ちます。当時「世界一幸せな国」と言われていたデンマークに行き現地の人とジェンダーや幸せについて話したい、自分の人生についてここで考えたいと思うようになりました。そこで成人の教育機関と呼ばれるデンマーク発祥の「フォルケホイスコーレ」を知り、留学を決意します。
(デンマークに留学していたと言うと「行動力すごいね」と言ってくださるんですが、
正直なところ当時は将来が不安で怖くて動かないと仕方がなかっただけなんです笑)

フォルケホイスコーレで暮らす中で

わたしが行ったフォルケでは学びたいコースを一つ選び、その他のコマは自分が好きな学びを選ぶことができます。
そして年齢、性別、人種が多種多様で価値観や文化背景が異なる中で共同生活をします。
そこでたくさん対話をします。相手と話して知らなかった価値、考えに出会い、時には立ち止まって自分を振り返ったり。今まで人と話すことに怖さを持っていましたが、ここでは安心して自分の考えを伝えることができました。
それはここにいる人たちが当たり前に持っている相手を信頼する土台があるからでした。この感覚は大きな衝撃でした。
だからこそ自分とは違う意見でも受け入れることができ、信頼関係の土台の上で意見を伝えられます。
デンマークで暮らす中で自分で人生を選択し生きている人たちに会いました。
そこで気づいたのは、自分の幸せや心の豊かさは自分で創り出すことができるということです。
わたしはフォルケホイスコーレで過ごした時間が自分の人生を変えるきっかけになりました。
ただし、「フォルケが人生を変えてくれるものではない」と思っています。

日本でフォルケを作るため経営を学び実際に店舗を出しているオーナーのもとでブランディングやスタッフをしながら1年ほどやってました。
そこで学んだことは今でも生かされていますし、その経験があったからこそ今があると思っています。


つわのホイスコーレで初めてあった那須くん。あって1日目だけどすぐ仲良く津和野を観光しているときの写真。

ちずちゃんとの出会いで最初のつわのホイスコーレに参加

つわのホイスコーレの発起人ちずちゃんとは知り合いの紹介でオンラインを通して会いました。
そのころちずちゃんは「日本でフォルケをやりたい」と話して動いている姿を見て素敵な人だなと思った記憶があります。
その1年後ちずちゃんから「津和野でフォルケをやるんだけど参加どう?」と連絡がきてわたしは参加しました。

津和野を散策したときの写真。人があたたかさを再認識した時間でした。

つわのホイスコーレだからできること

はじめて津和野へ向かってはじめに驚いたのはわたしが想像する何倍も田舎だったこと。
津和野へ向かうにつれ景色は山、川がほとんど。きらきらした”田舎感”はありません。
そこで感じたのは”土っぽさ”。そこに根を張って生きている力強さがありました。
2泊3日でつわのホイスコーレを経験して素直に心がわくわくする大切さと参加したメンバーと対話することで自分と向き合うことができるかけがえのない時間になりました。
またつわのホイスコーレでしか体験できないと感じたのは「人と繋がることで得られるあたたかさ」でした。
田舎は閉鎖的で考えが偏っているイメージですが、津和野に住む若い世代はエネルギーがあり新しいことや自分とは違う意見を積極的に取り入れてる土壌があります。

つわのホイスコーレをやる想い

つわのホイスコーレではじめて1weekを開催します。
今もちずちゃん、ひめちゃんと試行錯誤しながら6/3のつわのホイスコーレに向けて準備中です。
「暮らすように旅する」
津和野は豊かな土地、歴史、人が交わることによって生まれる経験があると思っています。
つわのホイスコーレで過ごす1週間、暮らす中であなたしか気づかない発見が必ずあると思っています。
わたしも道半ばですが、会えるのをたのしみにしています。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



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