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5月30日(木)『Excel』の「置換」に注意なのだの巻

あるシゴトの一幕。
ヒトが作成した『Excel』書類を修正しようとしたときに、
数字が全角なのが気に入らず、全ての数字を『Excel』機能の「置換」半角に。
そのアト、確認作業を行っていたトコロ、「124時間~」と云う文言を発見し、「24時間」の間違いだろと、予めバックアップしてあったファイルを確認すると、元ファイルでの文言は「➀24時間~」。

えっ、全角数字だけ「置換」したはずなのに、〇囲み数字も変わっちゃってんのと思い、確認作業を行う。

例えば、数字の「1」は、
正式名称はわからんけど、

  • 「1」:半角

  • 「1」:全角

  • 「➀」:〇囲み×2種類

  • 「⓵」:二重〇囲み

  • 「➊」:黒〇囲み×2種類

  • 「1⃣」:四角囲み

  • 「⑴」:括弧付

  • 「⒈」ピリオド付

という種類があったりします。

試しに『Excel』に全種類書いてみて、「検索」機能を使ってみました。
すると、

Excel数字検索

括弧付とピリオド付以外の「1」は、すべて同じものと認識されていたのです。
そりゃ、「➀」も「1」に「置換」されちゃうね。

んで、オプションの「セルの内容が完全に同一であるものを検索する」ってのがあるので、もしかして、このチェック入れたら判別してくれる?と、おもったら、
結果は一緒でした。

ふと、自分が結構使用している『Googleスプレッドシート』はどうなんだろ?どうせ同じなんだろな?と思いつつ、検証。

Googleスプレッドシート数字検索

すると、思ってもみない結果が、半角「1」で検索されたのは、半角もちろん、もうひとつ何故かの四角囲み。

先程の『Excel』同様、「完全に一致するセルを検索」のチェックボックスを入れての検索もやってみると、『Googleスプレッドシート』は半角のみを検索し、今度は四角囲みは検索されませんでした。

『Googleスプレッドシート』のほうが優秀ぢゃん!

『Excel』で「置換」機能を使用していっぺんに変更する際はお気を付けください。

※ちなみに『Word』では、半角と全角のみが検索されるので特に問題はないです。

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