【風俗業界で働く女性に見てほしい。あなたは「危険な選択」をしていませんか?】
こんにちは! つーばきです!
以前からSNSでは、風俗業界で働く一部の女性が「客から◯◯万円もらった!」や「ブランド品を買ってもらった!」というような投稿をしています。
しかし、お客さんから金品をもらうことを軽く考えていると危険です。
結論から書くと、これまでもらった金品は返さないといけなくなるかもしれません。
では実際に、お客さんが金品を渡した女性に対して、どのような処置をとるのか書いていきたいと思います。
お客さんは、風俗業界で働く女性から言われた「生活が苦しくて助けてほしい」や「親兄弟が病気で治療費が必要」というウソに騙されて、お金を貸す(あげる)ことが多いです。
好きな(もしくは推している)女性が苦しんでいることを知ったら、どこかからお金を借りてでも「助けてあげたい」と思うのが男というものです。
いままで女性から好かれた経験が少ない男性であれば、その気持ちはより強いでしょう。
でも、貸したお金がいつまでも返金されなかったり、お金が必要な理由がウソだとわかった時、お客さんはまず女性の身元を調査します。
お客さんが女性の身元を調査する方法は3つあります。
①探偵に依頼する
女性が勤務を終えお店から自宅に帰るまでを探偵が尾行し、氏名や住所を特定する方法です。
「所在調査」「身元調査」「素性調査」などとも呼ばれています。
法律の力で強制的にお金を取り戻すことに繋がる『訴訟(そしょう)』を起こすためには、裁判所に提出する『訴状(そじょう)』を書くために、少なくとも女性の「氏名」と「住所」を知る必要があります。
そのため、探偵が女性を調査するのです。
仮に1日6時間の調査を3日〜5日くらい行ってもらう場合、調査員1人で15万〜40万円かかります。
②データ調査を依頼する
お客さんがすでに女性の携帯番号を知っている場合、携帯の契約者情報(氏名・住所)を判明させる『データ調査』という方法があります。
また、銀行振り込みを利用したのであれば、銀行名や支店名、口座番号や名義人がわかっているはずです。
これらの情報を元に『興信所』や『探偵』に調査を依頼します。
①のように尾行する必要がないので、携帯番号から女性の氏名や住所を調査するのにかかるお金は3万円〜10万円くらいです。口座情報から調査する場合は、5万円〜20万円くらいです。
あなたの氏名や住所は、安いと3万円〜5万円で簡単に知られてしまうということです。
③弁護士に頼む
女性の携帯番号や銀行口座の情報を知っている場合、『弁護士照会制度』というものを使って、氏名や住所を調べることができます。
弁護士照会制度とは、弁護士が仕事をスムーズに行うために、必要とする情報を調査・照会(問合せ)する制度です。
弁護士から照会を受けた女性は、原則として回答する義務があります。
また、それによって明らかにされた住所が住民票を移す前の住所だった場合、『職務上請求』という弁護士に与えられた権限を使って、役所から転居先の住所を知ることができます。
また、女性が勤務しているお店に対して弁護士照会をかけられる場合もあります。
女性に貸したお金が500万円以下の場合は着手金(前払いのお金)が10万円〜30万円、貸したお金が500万円〜1,000万円の場合は着手金が30万円〜50万円で、回収したお金の10%〜20%が弁護士の成功報酬になります。
ここまで読んで「あれ?じゃあお金を払えば誰でも簡単に個人情報を知れるってこと?」と、疑問に思った方もいますよね。
探偵・興信所・弁護士は、個人情報を取り扱うにあたって「利用目的を特定」しなければなりません。
また、「調査対象者(今回の記事では女性)の同意を得ずに、個人データを依頼者(お客さん)に提供してはいけない」と、法律で決まっています。
たとえば、ストーカーが探偵・興信所・弁護士から女性の個人情報を知ることは、一応できない決まりになっています。
しかし極端な話、ストーカーが女性から被害を受けたという「ウソの証拠」をでっち上げて探偵などを信じこませ、かつ探偵などが「調査していることを女性に知られると逃げられる可能性がある」などと判断した場合は、女性の同意を得ずにストーカーに個人情報を教えてしまう場合もあります。
こうした事態を避けるためにある「個人情報保護法」ですが、ガバガバすぎて我々日本人の個人情報は意外と守られていません。
だから来月(2022年4月)に、個人情報保護法の一部が改正されますが、本気で女性の情報を知りたがっているストーカーをおさえるほどの力は、どうやらなさそうです。
みなさんの中には、根拠がなくてもなんとなく「日本は安全」だと思っている人も多いと思いますが、そんなことないです。
さて、女性の氏名や住所がわかったお客さんは、いよいよ訴訟を起こします。
借りたお金をいつまでも返さなかったり、ウソをついてお金をもらっていた女性は、LINEなどにその証拠が残っていると、裁判によって強制的に白黒つけられてしまいます。
実際に昨年(2021年)の9月には、大阪でパパ活をしていた女性が『詐欺』で逮捕されています。
パパに「奨学金を返すために借金をしてお金が必要」などと援助を持ちかけ、計1,600万円をだまし取ったからです。
ちなみに、この女性は別のパパからも計750万円をだまし取ってすでに逮捕されていました。同様の被害が他にも多数出ており、まだまだ余罪があるそうです。
お客さんにお金を借りる時や、お金をもらうためのウソをついている時は罪の意識がないかもしれませんが、訴えられたらしっかり罪になります。
みなさんはもう大人です。罪に問われる年齢です。
こんなウザくてキモいことを書いてすみません。でもスカウトやスタッフさんはこういうことを教えてくれません。なので書きました。
お客さんからお金を借りたりもらうのは「危険な選択」なので、気をつけてくださいね。
あなたがいつか犯罪者にならないためにも。
- おしまい -
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