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児童相談所95、96日目「上手に生きていってほしい」


100日になったら書くのをやめようと思っているこの記事。あと4回ほどです。

一時保護所に夜間来ることがなくなるわけではないけど、これからも、ここで感じたことは自分の中でこれからの人生のなにかに役立てていったり、なにかの糧にできたらいいなと。

というより、こうやってどこかの誰かに発信していくっていう作業に疲れたっていうのもあるけど。

保護所の中は静かです。というのも、保護児童が幼いから早めの就寝。幼いってことは、いろんな家庭環境があってこそのここでの生活なわけです。

僕にももう時期4歳になる娘がいるけど、街を歩く子どもたちや、街にも出てこれないような子どもたちや、100人いたら100通りの生活環境があって、その中の何人かが、虐待、ネグレクト、非行などの理由でここで一時的に生活をしてます。

なんかね。世の中ってなんだろうね。なんでこんなにしんどい思いをしなきゃいけない子どもたちがいるんだろう。

その背景には、生きづらさを抱えたまま親になった大人もいるんだよね。社会って、もっとこう、万人にとって生きやすくならないものなんだろうか。この構造は人間が存在している以上は無理なのかな。

もちろん、しんどい環境に育ったから子どもたちがこの先の未来も暗いとは限らないし、上手に人を頼りながら生きていけばいいと思う。

その、人生の受け身の方法みたいなことどこかで学んでいってほしいなぁって思う。
上手に生きればいいんだよ、上手に。

とりあえず一時的な避難場所であるここ。
一時的だから僕と接することも多くても10日〜15日くらいかなぁ。

その中でなにかきっかけになってくれたら嬉しいし、幼い子たちは、一緒にいる時間だけでも楽しい時間を過ごしてほしいなって思う。

あと何回投稿するかわからないけど、数えたら100日近くもここにきてたんだと思うと、なにかを学ぶことができたのは間違いのない事実です。

いつも読んでくださりありがとうございます。いろんなフィードバックがあって初めて自分と向き合える。自分を確認できる。 サポートしていただくことでさらに向き合えることができることに感謝です。